J-GP2クラスの公式予選はますます激しくなる雨、そして悪化するコースコンディションの中で始まった。開始早々に転倒車が発生し、10分を経過した頃に1コーナーで転倒がありで赤旗が提示されて一旦中断。再開前は高橋裕紀がトップ、星野知也、岩田悟の順。再開後早々に1コーナーでデチャ・クライサーが転倒するなど、荒れた展開も見られた。
その中でセッションの中盤以降は、各ライダーのハイレベルはレインコンディションでのアタックが見られた。トップは高橋で2分30秒739。星野、渡辺一馬、原田武人、亀谷長純、生形秀之と続く。まず岩田が30秒099でトップを奪うと、星野が29秒に入れてトップに立ち、すぐに渡辺がトップを奪う。再び星野が27秒台で逆転するが、今度は生形が26秒台に入れてトップに立つ。そして高橋が25秒747で一気にトップに返り咲くと、岩田が再びトップ、高橋、生形と目まぐるしく塗り替えられるトップタイムだったが、最終的に高橋が23秒400をマークして今季4度目のポールポジションを獲得した。 |