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オーオとポリス

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全日本ロードレース選手権ST600

文部科学大臣杯 
2017 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第5戦九州モーターサイクルフェスタ2017

主催:オートポリスサーキット(4.674km)
決勝レポート
開催日:2017-6/25
●観客:土曜日:1,577人 日曜日:3.963人
 
水野涼が関口太郎との一騎打ちを制して今シーズン4勝目をマーク!

 土曜日の公式予選が視界不良のために中止となり、日曜日の朝に25分間のセッションで予選が行われた。雨は止んだものの路面はウエットで争われ、ここで水野涼が、ただ一人2分01秒台をマークしポールポジション。セッション終了間際にタイムを出した関口太郎が2分03秒828、3番手に岩戸亮介、4番手に生形秀之、5番手に伊藤勇樹、6番手に徳留真紀と続いた。

 15周で争われたJ-GP2クラスの決勝。フロントロウ真ん中、予選2番手グリッドから好スタートを切った関口ホールショットを奪い、水野、生形、岩戸、伊藤と続いて行く。3コーナーから4コーナーへの切り返しで水野と生形がはらんだところを続く第1へピンで岩戸がかわし、2番手に浮上。さらに第2ヘアピンを立ち上がり、ジェットコースターストレートで関口をかわし岩戸がトップに浮上。オープニングラップは、そのまま岩戸が制し、関口、水野、伊藤、生形、榎戸育寛、三原壮紫、井筒仁康、ケミン・クボ、柴田陸樹、徳留真紀、岩崎哲朗、石塚健、大木崇行、長尾健吾、中本郡と続いた。
 2周目の1コーナーでは、関口が岩戸をかわし再びトップに立つが、2コーナーでするすると岩戸の前に出た水野が、3コーナーで関口のインを突きトップに浮上する。続く第1ヘアピンでは、岩戸も関口のインから前に出て行く。

 トップに立った水野は、ペースを上げレースをリード。岩戸、関口、生形、榎戸は、これに呼応するが、6番手以下は遅れ始め、長い隊列となって行く。やや水野がリードを広げると、これに遅れまいと関口は上りのコンビネーションコーナーで岩戸をかわし2番手に上がると、6周目には、このレースのファステストラップとなる1分52秒873をマークし、そのテールを捕らえる。ここからトップ争いは、水野と関口の一騎打ちとなっていく。

 後方では、岩戸、生形、榎戸、三原と続き、ここが表彰台の一角を争う集団となっていた。榎戸は、6周目に生形をかわすと、9周目に岩戸をかわし3番手に浮上。一方、生形は、マシンに問題を抱えペースを上げられなかったが、何とか走行を続けていた。その背後には、三原が迫り、早く前に出たいという気持ちが先行してしまったのか、10周目の第2ヘアピンで生形に接触する形で両者転倒。生形は再スタートするが大きく順位を落としてしまう。三原は、そのままリタイアとなる。

 トップ争いは、1コーナーで関口が前に出ても、すぐに3コーナーで水野が抜き返す。関口は、水野の背後でパッシングポイントを探って行く。12周目には、再び1コーナーで関口が前に出ると、3コーナーで水野が抜き返すが、4コーナーのラインがきつくなった水野は立ち上がりで遅れ関口が前に出る。しかし勢いに勝る水野は、13周目の1コーナーでトップに立つと、そのまま関口を抑えきりチェッカー。水野が今シーズン4勝目を挙げた。関口は3戦連続の2位となった。3位争いは、榎戸が制し、岩戸が4位となった。5位に柴田、6位に徳留、7位に井筒、8位にケミン、9位に石塚、10位に岩崎と続いてゴールした。再スタートした生形は、15位でチェッカーフラッグを受け6ポイントを獲得した。

 暫定ランキングでは、水野が120ポイントに伸ばし、関口が91ポイントで2番手に浮上。アクシデントに遭った生形は89ポイントで3番手に後退。岩戸が79ポイント、榎戸が78ポイントと続いている。

 

表彰台
 
優勝/#634 水野 涼 MuSASHi RT HARC-PRO
『すぐ後ろに関口選手がいるのが分かっていたので、最終ラップは、なるべくインを締めてブロック気味に走りました。何とか抑えられて勝つことができてよかったです。今回は事前テストから高いアベレージで走ることができ、ほとんどのセッションでトップタイムを出せていたので自信につながっていました。ドライでも、ウエットでも調子がよかったので、どちらでも勝負できるという気持ちの強みが勝因だったと思います』
 
2位/#44 関口 太郎 SOX Team TARO PLUSONE
『トップ争いは、走っていておもしろかったですね。勝つことができれば最高でしたが、水野選手の3コーナーでのカミソリのような突っ込みに太刀打ちできませんでした。今回は、金曜日の2本目に転倒してしまい、バイクにダメージが残ってしまったのか、フィーリングが今ひとつでした。レース中は、水野選手の後ろを走り調子を立て直して行きました。J-GP2クラスが最後のレースだったのですが、多くのお客さんが残っていてくれたので、うれしかったです。残り2戦は、勝てるように頑張ります』
 
3位/#32 榎戸 育寛 MOTO BUM HONDA
『このレースウイークは、すごく辛い戦いでした。事前テストはよかったのですが、ウイークに入って大きな変更をしたら、いい方向に行かず、予選ではトラブルもありポジションも14番手と厳しい部分がありました。ドライのセットも決まっていなかったので走っていても不安要素がありましたが、何とかプッシュできて3番手に上がることができました。途中ミスがあって抜かれてしまいましたが、抜き返すことができ3位でゴールできました。チームを始め、支えてくださった皆さんに感謝したいです』
 
レーススタート
レーススタート
 
トップ争い
トップ争い
 
水野涼
水野涼
 
水野涼
水野涼
 
※ここに掲載している写真の高画質版は、MFJスーパーバイク・プレス専用サイトでダウンロードしていただけます。プレス専用サイトには登録が必要です。登録はこちらから→MFJスーパーバイク・プレス専用サイト
 
TXT: Toshihiro SATO/Photo : H.Wakita & Y.Harada(c)
 
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