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MOTEGI SUPERBIKE RACE


J-GP2

文部科学大臣杯 2011年 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第3戦 SUPERBIKE RACE in MOTEGI
主催:ツインリンクもてぎ(4,801m)
決勝レポート
DATE:2011-7/2
■開催日/予選・決勝:7月2日(土)  ■天候・路面/予選:曇・ドライ・決勝:晴・ドライ
■開催場所/栃木県・ツインリンクもてぎ(4,801m) ■観客数/7月2日(土) :7,000人

GP-MONOにスイッチした長島哲太が緒戦でうれしい全日本初優勝!

 GP-MONOは土曜日に決勝が行われた。スターティンググリッドで数台のエンジンがストールしたため、スタートは仕切り直しとなり、レースは1周減算の11周で争われた。
 予選で2番手につけていた長島哲太がオープニングラップからトップを奪い、後続と約1秒の差を保ちながら快走を続ける。2位争いは序盤から、ポールシッターの小室旭と3番手からスタートした藤井謙汰の一騎打ちとなり、何度もポジションが入れ替わる。レース終盤になると、トップの長島と2位争いを繰り広げる小室と藤井との差が縮まってくる。残り1周となったところで、藤井は2番手につけていた小室にダウンヒルストレートで勝負を仕掛けるが、90°コーナーのブレーキングで僅かに遅れ、小室との差を逆に広げてしまう。
 その後、小室が最終ラップにファステストラップをマークし、長島の背後まで迫るが、最後までペースを崩さずにトップを守った長島が、全日本初優勝を遂げた。ディフェンディングチャンピオンの藤井は3位表彰台。3台による激しいバトルが続いた4位争いは坪井浩明が制し、僅差で松井洪弥、谷川壮洋が順にチェッカーを受けた。

●ライダーのコメント

優勝/#45 長島 哲太 Projectμ7C HARC
『テストの時から調子がよかったので、一人でもタイムが出せていました。決勝は最初からスパートをかけて逃げてみようと思っていたので、思ったとおりのレースができてよかった。テストの時からタイムを出す練習をしてきたので決勝で成果を出せてよかった。苦しかったけれど、気持ち的には楽な展開でレースができました。これまでいい結果を残せていなかったので、初優勝はメチャクチャうれしいです。テストからいいタイムを出せたことが、今までなかったので、レース前はかなり緊張しましたが優勝することができて、次のレースへの自信につながりました』

2位/#2 小室旭  Team KOMURO with HARC
『トップグループがこの3台になるのは予選の結果からわかっていました。(藤井)謙汰とのバトルから抜け出すのに時間がかかってしまい、こういう結果になってしまった。HP250というバイクはGP-MONOに参戦してからからずっと使っていますが、今年からサスペンションのユニットなど新しい試みをしています。レースウイーク中によくなってはきましたが、まだベストにはほど遠い。最終ラップに4秒台は出たけれど、続けて出すのは厳しい状態ですね。走行ごとにセットアップも違う方向で、探りながら走っているので、決勝も確認しながらのレースになってしまった。次からは、てっちゃん(長島)にも楽をさせないよう、序盤から積極的にいけるように頑張ります 』

3位/#1 藤井謙汰  F.C.C.TSR Honda
『今日のレースは、できれば振り返りたくないレースですね。テストの段階から調子がよくなくて、タイムも出なかった。予選から少しずつよくなって、決勝でようやく(トップグループと)一緒に走れるくらいになったけれど、一緒に走れても遅れが出るような結果だったので、今回は勝てるレベルじゃなかった。(J-GP3との)ダブルエントリーは3年目だけれど、まだ乗り換えが、しっかりできていない。テストの時からのごちゃごちゃを引きずったまま、決勝が終わってしまった。開幕戦は終わったしまったけれど、スタートラインには並べたと思うので、(巻き返しは)ここからですね 』


GP-MONO決勝レース   決勝レース
   
GP-MONO決勝レース   #45長島が最後までペースを崩さず全日本初優勝
   
GP-MONO決勝レース   小室旭と藤井 謙汰のバトル
     
GP-MONO決勝レース   優勝:優勝:長島哲太(中央)、2位:小室旭(左)、3位:藤井謙汰
     
     
   
Photo:H.Wakita(c)
 
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