モトクロスの発祥地はヨーロッパ。今から50年以上前に始まった、野山を駆け巡るモーターサイクルのレースは、やがて世界各地へと普及し、アメリカ、南米、オセアニア、そして我が国でも盛んになりました。 1950年代に黎明期を迎えた日本では当初、より緩やかな地形を走るスクランブルレースとして行われていましたが、1961年にMFJが設立されると、1964年には第1回モトクロス日本グランプリが開催され、1967年よりシリーズ戦として全日本選手権が組まれるようになりました。