J-GP2クラスの公式予選はまず高橋裕紀が2周目に1分32秒606を記録してトップに立った。しかし、その直後のラップで転倒してしまう。さらに2コーナーで発生した転倒で赤旗中断。その直前、高橋同様に練習走行で31秒台の非公式レコードタイムをマークしていた渡辺一馬が、入れ替わるように32秒273をマークしてトップを奪っていた。再開後に渡辺は32秒000とニューレコードを樹立、さらに31秒600と一人だけ31秒台に突入させた。渡辺は終盤のアタックでもさらにタイムアップ、最終的に31秒266と旧レコードを大きく上回るタイムで、クラス初のポールポジションを獲得した。 井筒仁康も中盤に32秒215まで更新、2番手をキープする。最終周には旧来のレコードタイムを上回る32秒003まで上げてセッションを終了、セカンドグリッドを確保した。岩田悟、小山知良のNTSコンビが好調さを発揮、岩田が32秒323でフロントロウに食い込み、小山も32秒399で4番手で続く。5番手には浦本修充が32秒565、6番手も好調な大木崇行が32秒606。高橋は7番手となった。