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2012MFJ 全日本ロードレース選手権第1戦もてぎ

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全日本ロードレース選手権J-GP2

文部科学大臣杯 2014 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第7戦スーパーバイクレース in 岡山
主催:岡山国際サーキット(3,703m)
決勝レポート
開催日:2014-9/28
●観客:土曜日:2,500人 日曜日:5,500人
渡辺一馬がJ-GP2クラス初優勝を飾る!

 快晴の岡山国際サーキット。午後になって気温も路面温度も上がり路面温度は42℃を超えた。14:10にJ-GP2クラス決勝レースがスタート。

 予選3番手スタートの岩田悟がホールショットを取るが、バックストレートで井筒仁康が前に出ていく。さらにヘアピンへのブレーキングでは、井筒のインを突いた高橋裕紀がトップに立つ。その直後のリボルバーコーナーで井筒が再び前に出るが、ダブルヘアピン一つ目へのブレーキングで高橋が井筒をかわしトップに浮上する。オープニングラップは高橋が制し、井筒、岩田と続き、ポールポジションスタートの渡辺は、やや出遅れて4番手。以下、浦本修充、デチャ・クライサー、小山知良、生形秀之、渥美心、大木崇行、関口太郎のオーダー。続く2周目のアトウッドカーブでは、デチャが転倒を喫し、早々に戦線から離脱してしまった。高橋と井筒の2人が抜け出し、3番手の岩田以降に差をつけ始める。これを早く追いたい渡辺が2周目のダブルヘアピンの進入で岩田のインに入るが、アウトに膨らんでしまい岩田だけではなく、浦本にもかわされ5番手に後退してしまう。しかし渡辺は3周目のヘアピンで浦本をかわして4番手に戻ると、その後もペースを上げ5周目には岩田をかわして3番手に浮上、トップグループに追って行く。7周目には完全に追い付き高橋、井筒、渡辺の3台が約コンマ5秒の等間隔で先頭グループを形成する。渡辺は1分31秒台のタイムで前を行く井筒との差をみるみる詰めていく。

 背後に渡辺が迫る井筒は、10周目の第1コーナーで高橋をかわしてトップに浮上する。しかしその周のダブルヘアピン進入で転倒! コースに復帰しピットに戻り再スタートするものの完走扱いにはならなかった。
 これでトップ争いは高橋と渡辺の一騎打ちとなり、3.6秒後方に浦本、岩田、生形、小山と続く。そして11周目のヘアピンで渡辺が高橋をかわし、ついにトップに出る。渡辺は、ここでペースを上げて逃げにかかる。高橋も懸命に食らいつくがコンマ1秒からコンマ2秒ほど渡辺の方が速く、その差がジワリジワリと開いていく。13周目にはバックマーカーも出始めるが、トップ2台は巧みにかわしながらトップ争いを演じる。

 レースも残すところ3周、トップ渡辺と高橋の差は1秒に広がり、5秒後方に浦本が単独の3番手走行、その3秒後方に岩田、小山、生形の3台が4番手争いを繰り広げ、18周目には、生形が小山と岩田をかわして一気に4番手に浮上する。

 迎えたファイナルラップ、渡辺はペースを緩めることなくそのままトップチェッカー! J-GP2クラス初優勝を飾る。2位には高橋、3位には浦本と続き、激しい4位争いは団子状態のまま最終コーナーを立ち上がり、僅かコンマ1秒差で生形が制した。5位に小山、6位に岩田、7位高橋英倫、8位渥美心、9位関口太郎、10位大木崇行と言う結果となった。

 
表彰台
 
優勝/#47 渡辺 一馬 テルル&Y!★KoharaRT
『本当はスタートから抜け出して逃げ切りのレースをしたかったのですが、スタートで失敗してしまい一時は先頭から約2秒離されてしまいました。しかしそれ(2秒)以上離されることがなかったですし、19周の間に追いつけるように走ることを心がけました。そして一度前に出られれば引き離せる自信があったので焦ることなくレースを戦いました。(トップ2台の)真後ろについてからは無理なくリスクの少ないところで仕掛けようと考えていて(11周目のヘアピンで)抜きました。今回は事前テストからセッティングがよく出ていてこの週末を通じてマシンの仕上がりは自分が一番よかったと思います。チームが速いバイクに仕上げてくれたので勝てると信じていました。そしてチーム、メインスポンサーのテルルさん、ホンダさん、ダンロップタイヤさんに本当に感謝しています。最終戦鈴鹿では成長した走りをみなさんに見せられるように、勝てるように頑張りたいと思います』
 
2位/#72 高橋 裕紀  MORIWAKI RACING
『予選の転倒のケガは影響していません。転倒をしてもしていなくてもレース結果は似たり寄ったりだったかな、という気がしています。先週の事前テストから渡辺選手は好調でしたし、自分の作戦である"序盤から全開で飛ばして逃げ切るレース"も予選7番手であっても可能でしたので、いつものレース展開と変わらなかったのですが、今回は渡辺選手の速さに完敗でした。事前テストを通じて課題として出ていた立ち上がり時のトラクション不足が今回のレースでは影響したと思います。モリワキレーシングチームのマシン開発のスピードと精度は格段に向上しています。ワイルドカードで参戦するMotoGP日本グランプリで自分たちがどのレベルにいるのかを確認したいと思います。最終戦鈴鹿はモリワキレーシングの地元ですので再び優勝の座に返り咲いて有終の美を飾りたいと思います』
 
3位/#634 浦本 修充 MuSASHi RTハルクプロ
『事前テストの時からマシンのフィーリングがあまりよくなく、この週末も改善しなかったのですが予選でいい兆しが見え、朝のウォームアップ走行でさらに詰まった感じでした。決勝レースは序盤の渡辺選手、高橋選手、井筒選手の速さは分かっていましたし、今シーズン自分のレース後半の追い上げには自信があったので最後まで諦めなければ勝負できるのかなと思っていましたが自分のペースを上げられず勝負もできずに厳しいレースとなってしまいました。最終戦鈴鹿は昨年優勝したサーキットですし、自分の得意とするコースなので、昨年よりタイムを縮めて優勝を狙いたいと思います』
 
レース
レース
 
トップ争い
トップ争い
 
渡辺一馬の走り
渡辺一馬の走り
 
渡辺一馬
渡辺一馬
 
シャンパンファイト
シャンパンファイト
 
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Text : Toshihiro Sato / Photo : Hiroyuki Wakita & Yuji Harada (c)
 
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