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SUPERBIKE RACE in SUGO


GP250

文部科学大臣杯 2005年 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第6戦 SUPERBIKE in 鈴鹿
主催:鈴鹿サーキット(5,821m)
予選レポート
DATE:2005-09/24

青山周平が独走するか? 横江竜司が意地を見せるか??

 青山周平が前評判通り、圧倒的な強さを発揮している今シーズン。先週ツインリンクもてぎで行なわれた日本GPでも、予選3番手、フロントロウにつけるなど、日本を代表するライダーとしていい走りを見せた。ここまで4戦して優勝3回、2位1回と文句のつけようのない成績を収めているが、実質のライバルが不在なだけに、周平にとっても難しいシーズンとなっている。日本GPのように、目の前に見える敵がいれば、もっともっと、その実力は伸びるはずだ。今は、自分だけの力で、どこまで速さを磨けるかが試されている。今回の鈴鹿ラウンドも、コースレコードの更新と、決勝では最初から最後まで全力で走ることが目標だ。

 50分1セッションの公式予選で、周平は予選終盤に2分12秒016をマークし、コースレコードを更新。ここまで全戦ポールポジションを獲得する結果となった。「予選では、タイムを出すことに専念した。調子は悪くはないけれど、GPライダーならば10秒台に入ったと思う。決勝は、いつも通り走るだけですね。残り3戦で速さを見せつけたい」と周平。2番手には、横江竜司が2分12秒997で続いた。「最後に少しだけ引っかかったけれどクリアラップを取ることができて、何とか12秒台に入った。エンジンが安定していないので、そこを詰めていかないといけない。決勝は、周平に何とかついていって、最後に勝負できればいいですね」と意地を見せたい横江。3番手に自己最高位となる及川誠人が2分13秒521で続き、高橋江紀、ラタパー・ヴィライロー、佐藤裕児が2分14秒台。先週の日本GPで負傷している徳留真紀は7番手につけた。

 周平についていける可能性があるのは横江しかいない。横江がどこまで周平についていけるか? 及川は、やっと実力通りの走りができるようになってきている。悲願の表彰台獲得に向けての課題はスタートとなりそうだ。

[佐藤 寿宏]

青山周平  

青山周平

   
青山周平   横江竜司
   
   
 
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