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SUPERBIKE RACE in MINE


ST600

文部科学大臣杯 2005年 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第4戦 SUPERBIKE in KYUSHU
主催:オートポリスサーキット(4.674Km)
予選レポート
DATE:2005-05-28

酒井大作が人生最高の走りを披露!
驚異的なラップタイムをマーク!!

 今回、他のクラスが1セッションのみとなっているが、ST600クラスは61台とグリッドを上回るエントリーを集めているために、唯一2セッションをで予選が争われた。これはレギュレーションで決まっているが、タイヤの使用本数制限のあるST600こそ、1セッションで予選が行なわれるべきかもしれない。

 全日本では土曜日最初の走行となった予選1回目。まだ路面温度も上がっていないため、ここで驚異的なタイムが記録された。昨年のポールシッターの酒井大作が自身が持つコースレコードを1秒2も更新。たった一回のタイムアタックは“人生最高のタイムアタックだった”と語るように、ただ一人1分55秒台に入れる1分55秒885をマーク。「ここはカワサキのホームコースだし、今回にかける意気込みは他のサーキットとは違う。ベストタイムをマークした周はどうやって走ってきたのか覚えていない。一つのコーナーを一つ一つ全力でクリアしただけだった」と2年連続でオートポリスのポールシッターとなった酒井。2番手には一昨年のウィナー徳留和樹が続いた。「ポールポジションを取りたかったんですけど、アタック中に(他のライダーに)ひっかかってしまった。決勝は大丈夫だと思う」と自信をのぞかせた。3番手の大崎誠之も北九州出身だけに大勢応援団が来るというだけに嫌が追うにも気合いが入る。沼田憲保、手島雄介、寺本幸司、鶴田竜二と続き、ゼッケン1を付ける辻村猛は8番手につけている。

 11人がコースレコードを更新する予選。タイム差も少ないだけに決勝は混戦となりそう。ブリヂストン、ダンロップのタイヤウォーズも見逃せない。酒井が悲願のST600初優勝を飾るか? 徳留が地元パワーを発揮するか? 誰が勝ってもおかしくない戦いが待っている。

[佐藤 寿宏]

 
 
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