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AUTO POLIS SUPERBIKE RACE


SB

文部科学大臣杯 2004年 MFJ R2-1 全日本ロードレース選手権シリーズ第6戦 鈴鹿スーパーバイクレース
主催:鈴鹿サーキット(5,821m)
予選レポート
DATE:2004-09-25

高橋裕紀が5戦中4度目のポールポジション。タイトル争いの行方は!?

 前半戦で2勝を挙げランキングトップにつけていた高橋裕紀だが、鈴鹿8耐で左足首を骨折した影響で前回のSUGOラウンドでは、シーソーペダルを使用し5位でゴール。何とかランキングトップの座を守っていたが、優勝した青山周平に3ポイント差、2位に入った亀谷長純に4ポイント差と接近を許し、三つ巴のタイトル争いにの様相を呈してきた。このタイトル争いから誰が抜け出すか? 今回の鈴鹿ラウンドは大きな意味を持っている。ここでいい成績を残したライダーがタイトルをググッと引き寄せることになるからだ。

 金曜日に降り続いた雨の影響で、予選1回目のセッションは所々にウェットパッチが残るコンディション。ここでトップタイムをマークしたのは前回、トップ争いを繰り広げながら、転倒リタイアに終わった横江竜司だった。ただ一人、2分13秒台をマークし、高橋、中須賀克行、青山と続いた。

 完全なドライコンディションとなった予選2回目では、セッションが始まった直後に亀谷がスプーンカーブで転倒。幸いケガはなかったものの、マシンは大破してしまう。そしてリーダーボードが動いたのは、やはり残り5分を切ってからだった。まず中須賀が2分13秒197でトップに立つ。青山も区間タイムではベストをマークするが中須賀を破ることはできない。そこに最後のアタックに入った高橋が最速タイムを上回ってくる。高橋は 2分12秒台に突入し、今季4度目のポールポジションを獲得。横江もタイムを縮めて、2番手グリッド。中須賀が3番手となり、青山と続いた。亀谷は3周目にマークしたタイムで5番手となり、決勝での挽回を誓う。

 今回も決勝の天候が気になるところだが、復活した高橋裕紀に、横江、中須賀のTZ勢がどう絡むかが注目だろう。タイトルを争う、青山と亀谷も負けられない一戦となる。全日本ロードレース選手権も今回を含め、残すところ2戦。タイトル争いを左右するレースとなるのは間違いない。

[佐藤 寿宏]

  ポールポジション/高橋裕紀
     
  予選2番手/横江竜司
     
  予選3番手/中須賀克行
     
  予選4番手/青山周平
     
   
Photo by H.Wakita & Harada    
   
     
 
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