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AUTO POLIS SUPERBIKE RACE


SB

文部科学大臣杯 2004年 MFJ R2-1 全日本ロードレース選手権シリーズ第5戦
プレストコーポレーションカップ SUGOスーパーバイクレース
主催:スポーツランドSUGO(3,737.5m)
予選レポート
DATE:2004-09-04

亀谷長純が逆転タイトルに向け好発進! 必勝を誓いレースに臨む!!

 3戦が終了し、2勝を挙げている高橋裕紀がランキングでも10ポイントのアドバンテージを築いてトップを走っていた。しかし、鈴鹿8耐の公式練習で転倒してしまい、足首を骨折。SUGO入りする直前まで車イスでの生活を余儀なくされていた。もちろん事前テストはできず、金曜日にツインリンクもてぎ以来、3カ月ぶりにGP250マシンにまたがった。まだ完治していないことからギアチェンジしやすいように、スーパーカブのようなシーソーペダルを採用して今回のレースに臨んでいる。その高橋は、慎重に周回を重ね1分32秒512がベストで2列目7番手グリッドを確保。初タイトルのためには、1ポイントでも多く取っておきたいところだ。

 ポールポジションはバーニングブラッドRBBを駆る亀谷長純が予選1回目のタイムでゲット。「コースレコードは30秒台だし、決して好調だとは言えない。ただ、今回は勝たなくちゃいけないでしょ」と必勝を誓う。予選2回目に足回りを大幅に変更して臨んだ横江竜司がタイムを縮めてセカンドグリッドを確保。3番手に今回からRS250RWを手にした藤岡祐三がつけ、得意のSUGOでクラス初表彰台を狙う。フロントロウ最後の4番手にはオートポリスのウイナー、中須賀克行がつけ前回の屈辱を晴らしたいところ。セカンドロウには、シーズン開幕前に負ったケガがやっと癒えてきた徳留真紀が5番手、やはりオートポリスの決勝で負傷し、ケガが完治した及川誠人がチームのエースの意地を見せて8番手につけた。

 決勝は天気が気になるところ。いきなり雨となればレインコンディションを得意としている青山周平が来るかもしれないが、亀谷と横江を中心にレースは展開されていきそうだ。藤岡、中須賀も加わり、この辺りがトップグループを形成するだろう。高橋の頑張りにも注目して欲しい。

[佐藤 寿宏]

   
     
   
     
   
     
   
     
   
     
   
     
 
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