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 '15全日本モトクロス選手権第10戦 第53回MFJ-GPモトクロス大会 
             
                                                        ↑'15スケジュール




全日本モトクロス選手権は、いよいよ今季最終戦。第53回MFJ-GPモトクロス大会として、第10戦が宮城県のスポーツランドSUGOで開催された。今季第4戦と第7戦の舞台にもなったSUGOのコースは、ふたつの丘にまたがるようにレイアウトされている。第7戦の前に、よりダイナミックなレイアウトを採用。これまで、大会ごとにコース変更を受けてきたが、第7戦はヘビーマディでフルコースを使用できなかったことから、今大会では大きなコース変更はなかった。

天候は、土曜日が曇り時々晴れで、夕方から夜にかけて雨。決勝が行われた日曜日は、朝から晴天に恵まれたが、その後に晴れのまま小雨が降り出し、お昼ごろから曇り空になると、一時的に雨が強く降る時間帯もあった。今大会は、海外ライセンスで出場できる国際格式で実施され、海外からも多くのスター選手が参戦。世界トップ走りを観ようと、2日間で7,300名が来場した。






ヒート1は2位、ヒート2は優勝で
総合優勝したトレイ・カナード

プレッシャーに苦しみながらも
最高峰クラス王者となった小島庸平



海外からは、今季のモトクロス世界選手権最高峰クラスで王者となったヤマハのロマン・フェーブル(#461)、米国AMAスーパークロス選手権250SXウエストの15年チャンピオンとなったヤマハのクーパー・ウェブ(#117)、今季のAMAスーパークロス選手権最高峰クラスで2勝を挙げているホンダのトレイ・カナード(#241)が出場。3名の世界トップレベルライダーが競演する一方で、全日本としてはスズキファクトリー勢の小島庸平(#44)と熱田孝高(#4)が5ポイント差、さらにホンダファクトリーライダーの成田亮(#1)が小島と19点差という、し烈なチャンピオン争いが繰り広げられることになった。


決勝ヒート1、スタート直後の1コーナーでマルチクラッシュが発生。カワサキファクトリー勢の新井宏彰(#331)と三原拓也(#822)、KTMに乗る北居良樹(#13)に加えてフェーブルが、このアクシデントで大きく遅れることになった。しかしフェーブルは驚異的な追い上げで、1周目に9番手まで順位を回復してみせた。好スタートを決めたのはウェブ。しかしすぐにカナードが抜き、1周目をカナード、ウェブ、小島、成田、スズキに乗る池谷優太(#11)、KTMを駆る星野裕(#15)、ホンダファクトリーライダーの小方誠(#2)、熱田、フェーブルの順でクリア。この1周だけで、トップのふたりは後続を6秒以上も引き離し、格の違いを見せつけた。2周目、フェーブルが一気に3番手までポジションアップ。しかしこの間に、カナードとウェブは約11秒も先行してしまった。フェーブルの後ろは、小島を抜いた成田が先頭。小島は少し遅れ、さらに2秒ほどの間隔を開けて池谷優太を先頭とした大集団が形成された。

3周目以降、トップ争いの2台、3番手のフェーブル、4番手の成田は、それぞれ大きく間隔を開けていく展開。レース序盤が終わる6周目に、トップのカナードが転倒して、ウェブと約6秒差の2番手に後退すると、その後はトップ4までが単独走行となっていった。一方、序盤は混戦だった5番手以下の集団では、小島が真っ先に抜け出し、後続を振り切った小方が徐々に小島との差を詰める展開。レースが後半に入った10周目には、両者の差はほぼなくなった。タイトル争いを繰り広げる熱田は、この小方を必死に追ったが、中盤には2秒ほどだった差は、じわじわと開いていった。12周目、小方はついに小島の攻略に成功して、5番手にポジションアップ。終盤は、小島を引き離していった。これで6番手小島、7番手熱田というオーダーとなったが、最後までその差は詰まっていかなかった。上位勢では、ウェブとカナードがほぼイーブンのラップタイムを刻み、8秒前後の差をキープするこう着状態が、最後まで続いた。そして18周でレースはチェッカーとなり、ウェブが優勝、カナードが2位、フェーブルが3位、成田が4位、小方が5位、小島が6位、熱田が7位となった。


決勝ヒート2は、小島が熱田を6点、成田を16点リードして迎えた。スタート直後、1コーナーの進入で成田が転倒。最後尾からのレースとなった。好スタートを決めたのはカナード。これにフェーブルが続き、ウェブは2コーナーでミスした影響もあり、ふたりから4秒ほど遅れた3番手で続いた。日本人最上位は小方で、やや間隔を開けて星野、小島、熱田のオーダー。成田は、怒とうの追い上げで1周目に10台を抜き、12番手まで順位を回復した。2周目には早くも、カナードとフェーブルのトップ争いと、3秒ほどの差でこれに続いたウェブが、4番手以下を大きく引き離す展開。5番手争いでは熱田が先頭に立ったが、こちらも4番手の小方からは5秒以上のビハインドとなった。3周目、熱田の後ろには一気に成田が追い上げてきて、4周目には順位を入れ替えた。

レース中盤、僅差のトップ争いを続けるカナードとフェーブルは、3番手のウェブをも置き去りにして、マッチレースをスタート。ウェブは単独走行の3番手となり、小方の後方には成田が徐々に迫っていった。熱田が6番手をキープする一方で、小島はまったくペースが上がらず、後方集団に飲み込まれていった。このころ、一時的に強い雨と風に見舞われ、非常に走りづらい状況。しかしカナードとフェーブルはそれを物ともせず、なおもドッグファイトを継続した。レース後半の12周目、成田がついに小方をパス。日本人最上位となる4番手に浮上した。この段階で、熱田は6番手をキープしていたが、翌周にホンダを駆る深谷広一(#8)の先行を許した。また小島は、11番手の走行となったが、このままの順位ならタイトルが獲得できる状況となった。15周目、深谷が転倒して9番手にポジションダウン。これで熱田は6番手に返り咲いたが、まだ小島が1点リードする計算となった。ラスト2周となった17周目、トップ争いは突如として激しさを増し、フェーブルがカナードを一時的にパス。すぐにカナードが抜き返すと、最終ラップには世界トップレベルの本気バトルが繰り広げられた。しかし最後まで順位は変わらず。カナードが優勝、フェーブルが2位、ウェブが3位、成田が4位、小方が5位、熱田が6位となった。小島は11位でフィニッシュ。この結果、小島の自身初となる全日本最高峰クラスチャンピオンが決まった。


わずか1点差でシリーズタイトルを手にした小島は、「苦しい時もたくさんあって、やっとここに立つことができました。チームのみんなで勝ち取ったこのチャンピオンは、一生忘れることができません。IA1の1位という重圧はすごくて、最後は自分の走りをすることがまったくできなかったんですが、みんなのサポートでタイトルをつかみ取ることができました。今年は、ケガしないことが目標のひとつだったのですが、ついでにチャンピオンも取れて、モトクロス・オブ・ネイションズの予選も通過できて、自分の目標がすべて達成できました。来年、ゼッケン1番をつけて戦います!」と、チャンピオンセレモニーで男泣きした。




世界選手権チャンプの実力を
ヒート1で見せたティム・ガイザー

アメリカトップの意地を見せ
総合優勝のジェレミー・マーティン



海外からも、15年のモトクロス世界選手権MX2チャンピオンに輝いたホンダのティム・ガイザー(#243)、AMAモトクロス選手権250クラス王者となったヤマハのジェレミー・マーティン(#111)、14年の全日本IA2チャンピオンで今季はオーストラリア選手権に参戦したカワサキの勝谷武史(#888)をはじめ、多くの選手が出場した。決勝ヒート1で好スタートを決めたのは、ガイザーとマーティン。ヨーロッパとアメリカのチャンピオンバトルが、スタート直後から展開されたが、2コーナーで両者のラインが交錯して、マーティンが転倒。これでガイザーがトップに立ち、勝谷とスズキの竹中純矢(#31)、前戦で今季のシリーズタイトル獲得を決めたホンダの富田俊樹(#317)が、これを追うことになった。ところが2周目に入るところで、ガイザーも転倒。これによって勝谷が先頭となった。ガイザーは、レースに復帰すると一気に追い上げ、5番手まで順位を回復。マーティンは、この段階ではまだ16番手だった。

レース序盤、トップの勝谷はハイペースで後続を振り切り、アドバンテージを確保。しかし、4周目にガイザーが、富田と竹中を次々にパスして2番手に浮上し、その後は勝谷に迫っていった。マーティンは、4周目に8番手まで順位を回復。今季の王者として昨年のチャンプを追いたい富田だったが、竹中を攻略できずにいた。レースが中盤に入った7周目、マーティンが転倒。順位は6番手で変わらなかったが、8秒ほどロスした。そしてこの周、ガイザーは勝谷に肉迫。翌周にはガイザーが前に出て、その後は独走状態を築いていった。7周目には、富田が竹中をパスしたが、大きく引き離せず竹中のマークを許した。レース後半になると、ガイザーは完全に独走。富田は12周目からペースを落とし、背後には竹中とマーティンが迫った。そして翌周、マーティンがふたりをパス。さらに、竹中も富田の背後に迫った。しかし終盤、富田は少しペースを取り戻し、竹中を引き離した。一方、マーティンはその後も追い上げを続け、ラスト3周あたりで勝谷の背中を捉えると、残り2周となった16周目にパス。これでレースは、ガイザーが優勝、マーティンが2位、勝谷が3位、富田が4位、竹中が5位となった。6位には、カワサキを駆る能塚智寛(#32)が入賞した。


決勝ヒート2では、再びガイザーが好スタート。これにマーティン、勝谷、富田、能塚、竹中とヒート1の上位勢が続いた。2周目、トップのマーティンがコーナー進入のギャップで前転する大クラッシュ。再スタートにかなりの時間を要し、ガイザーはトップに立ったマーティンから約40秒遅れの28番手となった。レース序盤、マーティンは勝谷よりも約1秒速いファステストラップタイムを刻むなどして、じわじわとリードを拡大。3番手を走る富田は、このレースでも本来の速さを発揮できず、勝谷と比べて2秒近く、4番手の能塚と比較しても約0.5秒遅いベストラップタイムで、能塚の追撃を許した。竹中は、この上位4台と比べてベストラップで4秒ほど遅く、後続からリードは奪いながらも遅れていった。

レース中盤になると、トップのマーティン、2番手の勝谷は完全に独走状態。富田がペースを維持したのに対して、能塚に明らかなスピードダウンが見られ、これで富田がリードを奪っていった。竹中は5番手をキープしていたが、9周目に6番手まで順位を回復したガイザーがこれに追いつき、12周目にパッシング。ガイザーはなおも追い上げを続けたが、この段階で4番手の能塚とは約20秒も差がある状態だった。そしてレースは、17周でチェッカー。マーティンが勝利を収め、勝谷が2位、富田が3位、能塚が4位、ガイザーが5位、竹中が6位となった。


ヒート1で勝利したガイザーは、「ヒート1は、2周目に転んで焦りましたが、ちゃんと勝てたので安心しました。ヒート2は残念でしたが、ここでレースできたことは本当にうれしいです」と、週末を振り返った。一方でヒート2優勝のマーティンは、「ヒート1は、スタート直後にマーティン選手とラインがクロスしちゃいました。ヒート2は、天気が荒れ出して難しいレースでしたが、いいスタートが切れたこともあり勝てました。日本のみなさん、アリガトウ」と、表彰台の頂点に立ち最後は日本語であいさつした。




今季最終レースのヒート2で
全日本初優勝の笠原氷河

シーズン20レースで9勝を挙げ
チャンピオンに輝いた長門健一



チャンピオン争いは、長門健一(#5)が鈴村英喜(#47)をわずか1ポイントリードした状態で、この最終戦にもつれ込んだ。決勝ヒート1で、好スタートを決めたのはその長門。大木汰一(#83)を挟み、鈴村が3番手で続いた。4番手以下は森優介(#21)、笠原氷河(#6)、大倉由揮(#1)、鳥谷部晃太(#45)、柳橋翼(#46)の順。このオープニングラップだけで、長門は後続を約3秒も離した。2周目、長門はさらに少しリードを拡大。上位勢は、やや縦に長くなった。3周目、長門のリードは約6秒。早めに長門を追いたい鈴村は、2番手の大木から約2秒遅れた。森は4番手を守り、これから少し間を開けて笠原と大倉と鳥谷部は接近戦になった。その後ろにいた柳橋は、転倒により大きく後退した。

レースが中盤に入ると、鈴村のペースが落ち、森をはじめとする後続車が接近。4周目には森が鈴村をパスし、さらに笠原、鳥谷部、大倉が鈴村に迫った。一方、3番手に浮上した森は、約4秒前を走る2番手の大木へと、徐々に接近していった。6周目、大木と森は接戦となり、後方4番手集団では鳥谷部が先行。翌周、笠原と大倉も鈴村をパスした。レース終盤、トップの長門は独走を続け、大木と森は接近戦を続けるも順位は変わらず。4番手の鳥谷部は数秒のリードを奪い、笠原と大倉は10周目に順位を入れ替えた。そしてレースは12周でチェッカーとなり、長門が今季9勝目。大木が最後に森を引き離して2位、森が3位、鳥谷部が4位、大倉が5位、笠原が6位になった。鈴村は7位に終わり、これで長門のリードは12点となった。


この日の最終レースとして行われたヒート2では、再び長門が好スタートを決め、これを笠原と森が追う展開。さらに大木、松本直人(#41)、土屋元希(#25)、大倉が続いた。鈴村は1周目14番手と、逆転チャンピオンには絶望的な状況。レース序盤、長門は笠原と3秒前後の差を保ち、3番手だった森は3周目にミスを喫して7番手に後退。4周目には、ペースが落ちた長門を笠原が抜いてトップに立ち、松本と大倉は接触転倒時にマシンが絡んで完全に遅れた。これで上位勢は笠原、長門、大木のトップ3と、大きく間隔を開けて土屋と森と追い上げてきた鈴村の4番手集団となった。

レース中盤、トップに立った笠原は徐々にアドバンテージを確保。2番手を走る大木の後方には、徐々に大木が迫った。4番手集団では鈴村が、5周目に森、6周目に土屋をパスして先頭に。この6周目、森は再びミスにより順位を落とし、代わって鳥谷部が集団に加わった。8周目、大木が長門を抜いて2番手、鳥谷部が土屋をパスして5番手に浮上。鳥谷部が4番手の鈴村に迫る一方で、大木と長門の差は少し開いた。そして12周のレースは、笠原が独走して全日本IB初優勝。大木が2位、長門が3位で表彰台に登壇した。4位は、最終ラップに鈴村をパスした鳥谷部。抜かれた鈴村が5位、土屋が6位となった。


今大会の結果、チャンピオンは長門に決定。その長門は、「シーズン最初に目標としていた10勝には届かず、最後の最後で守りのレースをしてしまったことは悔しいですが、一番の目標だったチャンピオンというのはクリアできたので、とても満足しています」と笑顔を見せた。またヒート2で勝利した笠原は、「最後の最後で、やっと勝てました。来年はIA2でがんばります!」と宣言した。




このレースで3位に入賞して
悲願のタイトルを獲得した安原さや



安原さや(#2)が、竹内優菜(#1)を9点リードするランキングトップで、この最終戦に臨んだ。決勝レースで好スタートを切ったのは本田七海(#9)。これを竹内、高橋絵莉子(#4)、安原が追うと、オープニングラップで竹内が本田をパス。抜かれた本田は直後に転倒して、1周目を竹内、高橋、邵洋子(#5)、安原の順でクリアした。序盤からハイペースで逃げ切りを図る竹内は、2周目の段階で早くも約4秒のリードを確保。2番手の高橋には、僅差で邵が迫った。チャンピオンへのプレッシャーからか、安原はペースが上がらず、邵との差が2秒以上に拡大。しかし翌周にはリズムを取り戻すと、邵に続いて高橋をパスした。

邵と安原と高橋による接近戦となった2番手集団から7秒近く遅れて、久保まな(#6)と勝股七海(#13)と本田が僅差の5番手争いを展開。4周目には、ここから勝股が遅れ、久保が5番手、本田が6番手のポジションを確保した。トップの竹内は、レース後半になっても独走を続け、邵も安原を振り切って単独走行に。安原は、無理することなく3番手走行を続けた。レースが残り2周となった7周目、追い上げを続けていた久保と本田が、4番手の高橋に接近。さらにこの3台の背後に、1周目15番手から追い上げてきた伊集院忍(#10)も近づいた。そして最終ラップで、3台が高橋を抜いた。竹内は、最後まで独走を続け、今季6度目の勝利。邵が2位、安原が3位、久保が4位、本田が5位、伊集院が6位に入賞した。


この結果、自身初となる安原のシリーズタイトル獲得が決定した。その安原は、「すごい長い間、ずっとチャンピオンになれなくて、やっぱり私はずっと2番なのかなと思っていました。でも、結果が出ないときも皆さんが支えてくれて、ようやく1番になれました。今年はヤマハ創立60周年なんです。私、それに花を添えるリザルトを残したライダーの一員になれて、とても幸せです!」と、大粒の涙をこぼした。




レース中盤以降は独走して
総合優勝を果たした坂田大和


キッズライダーが参加するチャイルドクロスは、大坂などの難所を一部ショートカットした1周2分近いコースを、5分+1周する方式で競われた。国内メーカー製となる4ストローク50ccマシンが走るAクラスに14名、海外ブランドが力を入れる2ストロークマシンで参加できるBクラスに4名と、合計18名が出場した。

スタートと同時に飛び出したのは、Bクラスの生嶋竜樹(#19)。これを同じくBクラスの高橋生真(#88)と坂田大和(#2)、Aクラスの山崎巧也(#30)らが追った。生嶋は、コース後半のフープスでストップ。この間に高橋と坂田が先行すると、生嶋はさらに転倒を喫し、1周目を高橋、坂田、山崎、門岡慈英(#79)、守大夢(#10)、生嶋の順でクリアした。2周目に入ると、高橋がミスにより大きく遅れ、坂田がトップに浮上。坂田は、2番手以下を大きく引き離していった。2番手の座は山崎がキープし、門岡が転倒している間に順位を上げた生嶋が3番手。大きく遅れて門岡が4番手、高橋が5番手となった。3周目に入るところで、高橋は門岡を抜いたが、最終ラップに門岡が再逆転。坂田は独走を続け、山崎は生嶋の接近を許さなかった。そしてレースは、坂田が総合優勝。山崎が総合2位でAクラス優勝、生嶋が総合3位でBクラス2位、門岡が総合4位でAクラス2位、高橋が総合5位でBクラス3位、1周目10番手から追い上げた西城悠聖(#14)が総合6位でAクラス3位となった。




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