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SUPERBIKE RACE in SUZUKA

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全日本ロードレース選手権ST1000

文部科学大臣杯 2020 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ最終戦 第52回 MFJグランプリ スーパーバイクレース in 鈴鹿
主催:鈴鹿サーキット(5,821m)

予選レポート
開催日:2020-10/31
公式レポート(PDF) 2020Rd5SC_Express.pdf

名越哲平が今季クラス初ポールポジション獲得!
「決勝では勝つことだけを考えて必ず恩返ししたい!」

 ST1000クラスの公式予選は、前回第4戦ツインリンクもてぎの優勝で勢いに乗る名越哲平が、シーズン初のポールポジションを獲得した。セッション当初は津田拓也が2分9秒180をマークしてトップにつけていたが、それを名越が4周目にマークした2分8秒839で逆転、トップを奪った。岩戸亮介が9秒395,タイトルに王手の高橋裕紀が9秒422,スポット参戦の伊藤勇樹が9秒628で続いていた。

 ポイントリーダーの高橋は、セッション後半を前に長目のピットイン。残り10分ほどのところでコースに復帰、アタックを開始した。そして9秒318をマーク、ポジションを一つ上げて岩戸を逆転、3番手に浮上した。その後も残り時間一杯までアタックを続け、最終的には9秒233までタイムを上げるが、順位は変わらず。ポールポジションは名越に決まった。津田、高橋までがフロントロウ。岩戸が4番手、終盤にタイムを上げた渥美心が9秒618で5番手にジャンプアップ、 伊藤が6番手でセカンドロウとなった。

名越哲平
ポールポジション: 2'08.839/#634 名越 哲平 MuSASHi RT HARC-PRO
『ここまでずっと高橋裕紀選手にポールポジションを取られていたんですが、前回もてぎでは一騎打ちで勝つことができたので、最終戦は自分の走りをしてポールポジションを取りたいと考えていたので、うれしいですね。金曜日の午後にレースラップを想定したアベレージにトライしたんですが、コンディションにもなかなか合わせられずに、まだそのあたり見えていないですね。今日のデータをしっかり検討して決勝に備えたいと思います。タイトルへのプレッシャーはないので、決勝では勝つことだけを考えて、チームや支えてくださる多くの方に良い結果を見せてシーズンを終えたいと思います』
 
名越哲平
名越哲平
 

TXT: Superbike.jp/Photo : H.Wakita & Y.Harada(c)

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