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2020 MFJカップJP250選手権 第3戦の決勝レースは、予選2番手の笠井悠太がホールショットを奪うと、ポールポジションの中村龍之介郎がピタリと付けてオープニングラップからトップ2を形成して始まった。さらに、遅れていた予選4番手スタートの片山千彩都がハイペースで追い上げて、序盤から中盤にかけて激しいドッグファイトを展開していた笠井と中村の2台との差を詰めてくる。 地元大応援団の声援を受ける片山は、終盤、上位3台の中でも最速タイムをマークしながら一気にトップ争いに加わった。7周目、中村が笠井からトップを奪うと、残り数周にかけて、3台のバトルは一気にヒートアップ。9周目に笠井が中村からトップを奪い返し、勝負は最終ラップに。ストレートエンドでは3台が3ワイドで1コーナーに進入。片山が3番手から一気にトップに浮上するキレた走りも見せると、その後も3台が各コーナーでサイド・バイ・サイドのバトルを展開。その一瞬も目の離せない最終ラップを制したのは笠井。片山が中村を僅差で破って2位に入った。ナショナルクラスでも梶山采千夏が5位でフィニッシュ、クラス初優勝を飾った。
スタート