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オートポリス


全日本ロードレース選手権ST600

文部科学大臣杯 
2020 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第3戦SUPERBIKE RACE in KYUSHU

主催:オートポリスサーキット(4.674km)
決勝レポート

●開催概要:
9月20日(日) 決勝レース
天候:晴 コース:ドライ
気温:23℃
観客:4,000人

9月19日(土) 公式予選・ 決勝レース(JSB1000レース1)
天候:晴 コース:ドライ
気温:22℃
観客:2,200人

村瀬健琉が小室旭との師弟対決を制して2連勝!

 金曜日は悪天候で中止になったものの、土曜日、日曜日と爽やかな好天に恵まれた第3戦オートポリス。J-GP3クラスは、日曜日最初の決勝レースとして開催された。

 15周で争われた決勝レース。ホールショットはポールポジションスタートの小室旭が奪い、真っ先に1コーナーへ飛び込む。予選4番グリッドの高杉奈緒子が好スタートを切り、村瀬健琉、成田彬人と横並びで1コーナーに進入。二人を抑えて2番手を奪う。3コーナー立ち上がりで村瀬が高杉をかわして2番手に浮上。さらに高杉は第1ヘアピン進入で成田にもかわされ4番手にポジションダウン。第2ヘアピン進入では、村瀬が小室をかわしてトップに立つと、そのままオープニングラップを制す。以下、小室、成田、高杉、鈴木大空翔、徳留真紀、山本恭裕、宇井陽一、千田俊輝、岡崎静夏と続き2周目に入って行く。

 その2周目のホームストレートでは、村瀬のスリップストリームから小室と成田が抜け出し、成田は小室のスリップを利用してトップに浮上する。しかし2コーナー立ち上がりで小室が成田をパス、第2ヘアピン進入で村瀬も成田をかわす。小室、村瀬、成田、高杉、徳留の5台がワンパックでトップグループを形成する。3周目のジェットコースターストレートでは徳留が高杉をパスして4番手に浮上。さらに徳留は、4周目のホームストレートで成田のスリップストリームから抜け出すとイン側にラインを取り深いブレーキングから成田と村瀬をパスして一気に2番手に浮上する。

 レース中盤以降、5台の先頭グループから高杉が遅れ始める。8周目までは4番手からコンマ5秒後方にいたが、10周目には1.1秒差に広がる。これでトップ争いは4台に絞られる。コンマ5秒の中にほぼ等間隔でひしめき合う超接近戦が展開する。特に小室、徳留、村瀬は毎周目まぐるしく順位を入れ替えるドッグファイトを展開。抜きどころは1コーナーと第2ヘアピン。1コーナーではスリップストリーム利用して、第2ヘアピンではラインを変えて、すきあらば前を伺う。

 序盤、鈴木と宇井で展開していた6番手争いは、宇井が次第に遅れ始め、鈴木が単独走行、千田、彌榮郡、山田尚輝、宇井が7番手争いのパックとなっていた。

 迎えたファイナルラップ。コントロールラインを徳留、小室、村瀬、成田の順で通過。ホームストレートで徳留のスリップストリームから抜け出した小室と村瀬が3ワイドから1コーナーに進入、小室、村瀬、徳留の順で立ち上がる。村瀬が第2ヘアピンで小室のインを突きトップ浮上! そのままチェッカーを受けて開幕2連勝を飾る。小室は2戦連続2位。徳留が3位に入り久しぶりに表彰台に阿上がった。4位成田、5位高杉と続いてチェッカー。終盤に激しく順位を入れ替えた6位争いは鈴木が制し、7位山田、8位千田、9位彌榮、10位岡崎となった。

 
表彰台
表彰台(左から 小室旭/村瀬健琉/徳留真紀)
 
優勝/#1 村瀬 健琉  Team TKR
『率直に勝つことができて、うれしく思います。レース展開も予想はしていましたが、とにかく最終ラップは前に出よう、という意識がよかったと思います。チームが精度の高いマシンに仕上げてくれて、最後まで自分の気持ちについてきてくれるマシンになりました。朝のウォームアップ走行からセクター3は自信を持って攻められたのでセクター2までに前に出ていれば自分の走りで抑えられると思っていました。ストレートスピードに差があったのでコーナー手前でどれだけ詰めてインに入れるかが勝負どころでした』
 
2位/#32 小室 旭 Sunny moto planning AKR
『また2位かという感じです。走行時間が少ない中で朝のウォームアップ走行でタイヤを2種類履いてみましたが決勝のコンディションでは厳しいかと思っていました。レースは、ストレートが速いKTMの特性を活かして戦いました。最終ラップの第2ヘアピンはインを閉めきれず抜かれてしまいまったので反省点ですね。残り2レースで巻き返せるようにしっかりと戦います』
 
3位/#36 徳留真紀 マルマエMTR
『開幕戦SUGOを欠場したので、このレースが自分にとって開幕戦となります。地元で優勝経験もあるコースなので、スポンサーや応援団がたくさん来てくれました。自分自身にとってももう少し時間があればよかったと思いますが、限られた時間の中でチームスタッフ、メカニックがマシンを詰めてくれました。特にブレーキを含めた足回りに関しては決勝が一番いい状態になっていました。本当は集団から抜け出して引っ張っていきたかったのですが、その状態までには達していませんでした。優勝できなかったのは残念ですが展開的にはいいレースだったと思います。観戦のお客様には、白熱したバトルを楽しんでもらえたと思います』
 
レーススタート

レーススタート

 
トップ争い
トップ争い
 
4台が僅差でゴールした

4台が僅差でゴールした

 
2連勝の村瀬健琉
2連勝の村瀬健琉
 
※ここに掲載している写真の高画質版は、MFJスーパーバイク・プレス専用サイトでダウンロードしていただけます。プレス専用サイトには登録が必要です。登録はこちらから→MFJスーパーバイク・プレス専用サイト
 
TXT: Toshihiro SATO/Photo : Takashi.AKAMATSU(c) ,Toshihiro SATO(c)

 
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