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写真&レポート
 
苦しい戦いだったが
2連勝した小川友幸

同減点クリーン数で
2位になった柴田暁

2ラップ終了でトップ。しかし
SSの失敗で3位の黒山

国際A級スーパークラス

2019全日本トライアル選手権シリーズ第4戦関東大会

2019年全日本選手権も折り返しの第4戦。例年通り、北海道大会は海の日を含む7月の3連休の開催だ。今年は参加者がちょっと少なく、国際A級は国際A級スーパーと同じ17名の参加となった。ポイントは15位まで与えられるから、北海道大会は大きなチャンスでもある。

■国際A級スーパークラス

日曜日は雨予報だった。とはいえ、雨量は多くない予定ということで、同じく小雨が降った土曜日の様子から、それほど難度を下げずにセクションが設定されていた。本格的に雨が降ったらかなり難度が高そうだ。

日曜日、雨は降らなかった。厳密には、朝のうちにぱらぱらっときたのだが、ほんの一瞬の降雨で、気がつかないままの人も少なくなかったのではないだろうか。そんな天候だから、もともと水が出ていて濡れている第7セクション以外はコンディションはドライということになる。

そうなると、トップ争いにとってはクリーン合戦だ。第2セクションで氏川政哉(ガスガス)が1点を失うも、第3セクションまでの3セクションをクリーンしたのは5人。小川友幸(ホンダ)、野崎史高(ヤマハ)、小川毅士(ベータ)、黒山健一(ヤマハ)、そして柴田暁(ヴェルティゴ)だ。

ランキング争いの上では小川友幸と野崎の争いが熾烈だ。前戦関東大会で同点となり、今回から仕切り直し。ここでどちらが勝つかでシーズンの流れが決まるかもしれない。世界選手権参戦で関東大会に出場しなかった黒山が、この二人の争いにどう絡んでくるかも注目だ。そしてランキング4位争いをする小川毅士と柴田は、もちろん本来はランキング4位争いなどするつもりはなく、トップ3に切り込んでいきたい。1点減点で追う氏川も、早くトップグループを走ってみせたいところだ。

オールクリーン争いに異変が見られたのが第4セクション。ここで小川毅士と小川友幸が5点となった。氏川が3点、野崎が2点、柴田が1点、黒山が唯一クリーンのパンチをもらって第5セクションへ向かう。

第4、第5は、例年勝負どころでもある。今年の第5セクションは、岩山に鎮座したヒューム管を縦走するところが難所になった。小川毅士が5点のあと、氏川が1点、その後、小川友幸、柴田、黒山と次々にクリーンしていく。しかし最後にトライした野崎は、タイムオーバーで5点。野崎にとっては、これが試合の流れを悪いほうへ作ってしまう決定打となったようだ。

その後、第6から第10までもけっして簡単ではなく、時間もいっぱいいっぱい、ワンミスで5点となれるセクションばかりだったが、後半は小川友幸がクリーンを連発。いっぽう黒山は第9で持ち時間を使い切り、あわてたトライとなって5点。これで小川友幸と黒山は同点となった。

しかしこの両者はトップ争いではない。第4と第7で1点ずつをついただけの柴田が1ラップ目をトップで折り返していた。トップは柴田で2点、小川友幸と黒山が5点、氏川が9点、野崎は12点、小川毅士が13点で続いている。7位以下は、今回は久岡孝二(ヤマハ)が19点でなかなか好調のようだ。

2ラップ目、小川友幸ひとりが早いペースでセクションを回り、誰よりも早く10セクションを走りきってしまった。しかしオールクリーンはならず、第5のヒューム管をうまく走れず、5点となっている。1ラップ目5点、2ラップ目5点、あわせて10点が2ラップを通じての小川友幸の減点だ。

柴田は1ラップ目同様に第4で1点、第9で1点と細かい減点をとるが、2ラップ目はそれ以外に第5で5点を取ってしまっていた。これで減点は9点。まだ勝利が狙える位置にいる。

10セクション2ラップを終えてトップにいたのは黒山だった。世界選手権日本大会から3戦連続でノーストップの世界選手権に参戦、うち2戦は電動バイクでの戦いと、4ストロークのヤマハマシンで全日本を走るのは久々の黒山だったが、2ラップ目は第8セクションで1点を失った他はすべてクリーン。2ラップを終えての減点はたったの6点で、勝利に一番近いところにいるのが黒山だった。

難セクションのSSを前に、黒山6点、柴田9点、小川友幸10点、野崎と氏川が17点、勝利のチャンスは小川友幸にまであり、表彰台の可能性はこの5人にあった。

SS第1はいつもの難セクション。走破自体は可能性も高そうだったが、クリーンを狙うとなるとなかなか険しい。氏川が3点、野崎が2点、柴田が1点と、なかなかクリーンが出ない。こんな中、黒山が5点となり、小川友幸がクリーンをした。これで試合の流れは一気に変わった。トップは小川友幸10点、同点ながらクリーン数差で柴田が続き、黒山が11点。野崎と氏川は表彰台の可能性が消えて、最終SSで4位争いに決着をつけることになった。

SS第2は最終第10をモディファイしたものだが、第10とちがってU字溝を飛び移るポイントがなかなかの難所だ。ここを初めてクリーンしたのが氏川。しかしここは野崎もしっかりクリーンして、野崎が4位を譲らず。そして最後の3人による優勝争いのトライとなった。

最初にトライするのは、2ラップが終わった時点で3位だった小川友幸。小川は確実にしっかりクリーン。これで、柴田と黒山のトライを待たずに、小川の勝利が決まった。柴田がSS第2をクリーンしても、クリーン数で小川を勝ることにはならないからだ。しかし柴田は、きっちりここをクリーンして、北海道大会での2度目の2位入賞を勝ち取って見せた。

最後のトライとなった黒山は、しかしなんということか、最後のブロックを登ることができず、5点となった。結果、4位との点差は大きく、順位の変動はなかったが、SSのふたつだけで、トップから3位まで転げ落ちることになった黒山だった。

【小川友幸のコメント】

今日はラッキーでした。マシンとの一体感の問題で第4セクションで5点となってしまい、苦しい展開を覚悟しての戦いでしたが、調子は悪くなかったと思います。1ラップ目の第4は自分のミスというわけではなく、2ラップ目の第5は1ランプ目もぎりぎりでのクリーンで、ほんとうにライン一本外したらダメというセクションでした。あれはぼくのミスでしたが、ミスらしいミスはそれ1回でした。でもなかなかライバルがミスをおかさず、今日は苦しいと思っていたのですが、最後の最後にこんな結末になるとは思ってもいませんでした。いい日になりました。

【柴田暁のコメント】

北海道での2度目の2位。うれしいです。ただ柴田は北海道だけで強い、ということになっては困るので、他でもきっちりこんな成績を残していけるようにしないといけません。それとやっぱり、2位はうれしいんですけど、クリーン数差ですから2位を喜んでいてはいけませんけど、やっぱり小川さんは強いです。減点は同点ですけど、ぼくはまだミスが多い。これをなんとかしていかないといけまん。まだまだです。でもやっぱり、2位はうれしいです。

【黒山健一のコメント】

電動のTY-Eで世界選手権に参戦していたので、エンジンでの試合は久しぶり、ストップルールの試合も久しぶりで、正直、勝ちにきたかというと、とうていそんな状況ではなかったので、今日はいろいろラッキーに助けられました。だから最後に3位に落ちてしまったのは残念ですが、3位になれたというのがラッキーだったと思います。この1ヶ月、故障もあるので、まずそれをなおしつつ、次にはしっかり走りたいと思います。


1ラップはオールクリーン
3連勝の武田呼人
優勝の武田(中央)
2位小野(右)3位徳丸(左)

国際A級

武田呼人(ヴェルティゴ)がまたも勝利。第2戦から3連勝で、強いところを見せつけている。タイトル争いもチャンピオン候補の大本命。

1ラップ目の武田は絶好調だった。10セクションすべてをオールクリーン。セクションが簡単だったかもしれないが、それでもオールクリーンは簡単ではない。他の誰も、まねができていない。

2ラップ目、第7セクションで5点になってしまったが、それでも2ラップ目のベストスコアをマーク。他を寄せつけずに勝利した。

2位は小野貴史(ホンダ)、3位が徳丸新伍(ホンダ)、4位小谷徹(モンテッサ)とベテラン勢が続き、5位に若い濱邉伶(スコルパ)、6位に木下裕喜(ベータ)が入っている。

武田とランキング2位の小野はこの1戦で3ポイント差が開き、17点差となっている。

【武田呼人のコメント】

1ラップ目は調子よかったんですが、2ラップ目は崩れてしまって、まだだめです。1ラップ目も2ラップ目も調子がよかったことがないんで、次はぜひそれを克服して、開幕戦で負けた本多さんに勝ちたいです。

 


ぶっちぎりの優勝
西村亜弥

優勝西村(中央)、2位小谷(右)
3位小玉(左)

 

レディースクラス

今回は5名の参加。優勝は西村亜弥(ベータ)でぶっちぎりだったが、2位争いは大接戦だった。なんとか西村との差を詰めて一夜を報いたい小玉絵里加(ホンダ)、負傷からの復帰途上の小谷芙佐子(ヤマハ)、若いパワーでこの二人に割って入りたい山中玲美(ホンダ)。

1ラップ目は山中が2位だったが、2ラップ目に僅差ながら逆転、小谷が復帰以来初めての2位となり、小玉が3位、山中は3位となった。

【西村亜弥のコメント】

オールクリーンができたはずのセクションでしたが、そうはいっても減点もあるし、なんでこんなところで、という足つきもあって、うまくいきませんでした。ぶっちぎりといわれるけど、自分がミスをしたところを他のみんなはどうだったのかなとか気になるし、思い通りのトライをするのも勝負をきちんと勝っていくのも、なかなかむずかしいです。

 

総減点1点で勝利
今季3勝目の池田力

優勝した池田(中央)
2位藤堂(右)3位廣畑(左)

 



第3戦関東大会で2位となって連勝が止まった池田力(シェルコ)が、また強さを見せつけて勝利した。1ラップ目の減点は1点。2ラップ目はオールクリーンだった。

1ラップ、2ラップともに減点を2点にまとめた藤堂慎也(スコルパ)が開幕戦以来の表彰台獲得で初の2位。3位となったのが、第3戦で廣畑伸哉(ガスガス)。1ラップ目に3セクションで5点を失ったが、2ラップ目は池田同様にオールクリーンを達成した。しかし合計5点では、勝利も2位も届かずで3位となっている。

【池田力のコメント】

今日は思った通りに走ることができました。楽しく走れて、よかったと思います。次も優勝したいです。ありがとうございました。