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荒川晃大、ニューレコードで全日本初ポール!
「ミスをしないように自信を持ってレースに臨みたい!」 |
長尾健吾や岩田悟らが2分12秒台をマークしてセッション早々に上位につけるが、ルーキーの荒川晃大が2周目にいきなりレコードタイムをブレイクする11秒810をマークして堂々のトップに立つ。チャンピオンを争う岡本裕生が12秒228をマークし2番手に上がるが、小山知良も12秒048でそれを上回り2番手を奪う。しかし、そのバトルに南本宗一郎が割って入り、11秒818とトップとの差0.008秒差で2番手に浮上した。
小山もさらに11秒945と11秒台にタイムアップするが、3番手とポジションは変わらない。セッションも残り少なくなり、上位陣のタイムに変化のない中、南本はアタックを続け11秒台を何回かマークするが、残念ながらトップには及ばず。
ポールポジションは全日本初となる荒川が獲得。 2番手に南本、小山が11秒台で1列目に並び、4番手岡本、國峰啄磨が12秒383、12秒485で長尾健吾までが2列目からのスタートとなった。 |
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ポールポジション: R 2'11.810 #54 荒川晃大/MOTO BUM HONDA
『初めての全日本選手権のポールポジションなので、とても嬉しいです。今年これまでは一桁グリッドを目標にレースに臨んできましたが、この鈴鹿は鈴鹿選手権やスクール(SRS-Moto)で昨年から走り込んでいるサーキットで、自信を持って取り組んできました。予選でしっかりタイムを出すという気持ちでがむしゃらに走りました。その結果ポールポジションを獲得できました。目標は11秒台を出さないと、トップ争いには加われないかなと自分の中で思っていたので、11秒台でポールポジションを取れ、決勝レースもどうなるか分かりませんが、集中してトップを狙って走ります』 |
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荒川晃大 |
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TXT: Superbike.jp/Photo : H.Wakita & Y.Harada(c) |
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