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SUPERBIKE RACE in OKAYAMA


全日本ロードレース選手権ST600
ST600 Supported by BRIDGESTONE
ブリヂストンロゴ

文部科学大臣杯 2019 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第6戦スーパーバイクレース in OKAYAMA
主催:岡山国際サーキット(3,703m)
レースレポート
開催日:2019-9/1
天候:曇り コース状況:ウェット

●開催概要:
9月1日(日) 決勝レース
天候:曇/雨 コース:ドライ/ウエット

8月31日(土) 公式予選
天候:晴 コース:ドライ

●会場:岡山県 岡山国際サーキット(1 周3.703km)
●観客:土曜日:2,600人/日曜日:5,000人

 
小山知良が抜群のレースメイクを見せ今季2勝目!

 今年の岡山ラウンド最後のレースとなったST600クラス。路面はウエットコンディションだったものの、雨は止んでおり、周回を追う毎に乾いて行くことが予想された。ウエット宣言が行われたため周回数は19周から16周に減算されて争われた。

 ホールショットを奪ったのは、2列目4番手グリッドからスタートした長尾健吾。これに岡本裕生、小山知良、國峰啄磨、奥田教介、荒川晃大、和田留佳、南本宗一郎、伊達悠太、稲垣誠、田所隼と続いて行く。本人も意外だったという好スタートを見せトップに立った長尾は、気持ちを切り換えてレースをリード。2番手以下をやや引き離してホームストレートに戻ってくる。これを國峰、小山、奥田が追って行くが、岡本はペースを上げられずトップ争いについていけない。ドライでは、ポールポジションを獲得しながら車体セットがウエットに合っていなかったとレース後に語った岡本は、それでも全力で攻めて行き単独5番手を走行する。

 トップ争いは長尾の後方に國峰が迫り、6周目のダブルヘアピン進入で長尾のインを突きトップに浮上。そのままレースをリードして行く。後方では、やや間隔を空けて奥田と小山が続いていたが、10周目のリボルバーコーナーからバイパーコーナーで奥田がはらんだところ小山が前に出るとファステストラップを更新する走りで長尾のテールに迫っていく。そして13周目に入るホームストレートで前に出た小山は、この13周目に、このレースのファステストラップをマークするとトップを走る國峰に追いつくと、最終ラップに入るホームストレートでついにトップに浮上。そのままチェッカーを受け今シーズン2勝目。2位に國峰が入り日本郵便Honda Dream TPが1-2フィニッシュ。3位に長尾が入り、4位に奥田、岡本が5位となったため、小山が暫定ポイントリーダーに躍り出る結果となった。

 6位に右肩を痛めていた南本が入り、7位に追い上げた菅原陸、8位に荒川、9位に稲垣、10位に杉山優輝、11位に和田、12位に佐野優人、13位に伊達、14位に岩田悟、15位に岡本光矩、16位に中村竜也、17位に古山颯太、18位に家根谷大晟、19位に佐野勝人、20位に上原大輝と続きポイントを獲得している。

 
表彰台
 
優勝/#230 小山 知良 日本郵便 HondaDream TP
『金曜日の1本目が決勝と同じようなコンディションで走ることができていたのですが、乾くほど似たような状況でセッション終盤は、調子よく走れていました。レース前に雨雲レーダーを見て、雨は降らないことを予測できたので、金曜日のセットならば、それほど外すことはないと思い、その状態で臨みました。レース序盤は、元気のいい若手がリードしていましたが、リアが思うようにグリップしない状態ながら、ついて行くことができていましたし、自分のストロングポイントもありました。毎ラップ、毎コーナー、トライを続け、ラスト3ラップくらいで リアがグリップしていることを確信できたので、最終コーナーからチェッカーラインまで抜くことができると思いました。これが長尾選手だったら難しかったと思いますが、國峰選手は同じマシンだったので、うまく抜くことができました』
 
2位/#55 國峰 啄磨 日本郵便 HondaDream TP
『筑波ラウンドでウエットをうまく走ることができず、それがトラウマと言うほどではないのですが、心配ばかりしていました。レース始まってからは、筑波の二の舞はいやだったので教訓を活かして走りました。スタートは、うまく決まってバックストレートまで、ついていけたので"自分も雨の中でしっかり走らせられているんだ"と確信できました。長尾選手の後ろにつけて、ボクも前半セクションでは、ブレーキングはよかったのですが、コーナー立ち上がりで離されていました。後半セクションは、自分の方が速かったので、前に出て安定したペースを刻めれば、逃げられるかと思ったのですが…。やっぱり百戦錬磨の小山さんに勝つことができませんでした。2年同じチームで走らせてもらっていますが、まだまだ及ぶ選手ではないですが、その分、勉強させてもらっていますし、レベルアップできていると思います。世界を目指すためにも今年中には、超えて行きたいですね』
 
3位/#50 長尾 健吾 NCXXRACING&善光会 TEAMけんけんジ
『予選はドライコンディションでしたが、自分が思っていたよりクリアラップとれず、タイムを詰め切れなかったので、ドライのレースは厳しいと思っていました。予選2本目のときにブレーキングミスをしてしまい1コーナーで転んでしまいクセになっている肩を脱臼していたので、身体的には雨の方が負担が少なかったですね。同じく雨になった筑波ラウンドのレース1で優勝できているので、その再現をしたかったのですがサイティングラップの時点で、リアタイヤのグリップが悪く、様子を見ようと思っていました。そうゆうときに限って、スタートがうまく決まりトップに出てしまったので行くしかないと切り換えました。抜かれたら、自分の速いところ遅いところを見ていこうと思っていました。後半セクションが厳しかったので、どう詰めていくか、考えながら走っていました。そうこうしているうちに小山選手が抜いてきて、チャンスを伺っていたのですが、前回、転倒しているので、しっかり表彰台を獲ることに切り換えまし』
 
レーススタート
レーススタート
 
レース

レース(#55國峰啄磨、#230小山知良、#50長尾健吾)

 
優勝した小山知良
優勝した小山知良
 
表彰台
表彰台
 
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TXT: Toshihiro SATO/Photo : H.Wakita&Y.Harada(c)
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