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SUPERBIKE RACE in MOTEGI

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全日本ロードレース選手権JSB1000

文部科学大臣杯 
MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第6戦 TWIN RING MOTEGI 2&4 RACE
主催:ツインリンクもてぎ(4.801Km)

決勝レポート
開催日:2018-8/19

■2018年全日本ロードレース選手権第6戦
 ツインリンクもてぎ2&4レース(JSB1000クラス)

<イベント概要>
●開催: 8月18日(土)公式予選/8月19日(日)決勝レース
●会場:栃木県 ツインリンクもてぎ(1周=4.801379km)
●天候:(土曜日)気温:26.7度/湿度41% 天候:薄曇り/ドライ
    (日曜日)気温:26.5度/湿度52% 天候:薄曇り/ドライ
●観客:土曜日:16,500人 日曜日:20,500人

手負いの中須賀が意地の走りで7勝目をマーク!
野左根が2位に入りヤマハファクトリーが1-2フィニッシュ!!

 レースウイークは、湿度が低く爽やかな3日間となったが、その中では、決勝日が一番暑くなり路面温度も上昇。スーパーフォーミュラやF3の走行した後と言うこともあり、路面コンディションは大きく変わっていた。

 好スタートを見せたのは、3番手グリッドからスタートした高橋巧。ホールショットを奪い、2番手に津田拓也、3番手にポールポジションの野左根航汰、渡辺一馬、中須賀克行、渡辺一樹、秋吉耕佑、高橋裕紀、ザクワン・ザイディと続いて2コーナーを立ち上がって行く。渡辺一樹が、ここで4番手に浮上するが、5コーナーのブレーキングで中須賀が前に出て行く。トップの高橋巧は、オープニングラップから飛ばし、2番手以下をやや引き離して2周目に入って行く。津田は、このペースについて行けず、これをかわしたい野左根も2コーナーで軽く津田と接触し、その間に、中須賀が3番手に浮上。さらに5コーナーで中須賀は、津田をかわして2番手に浮上する。その後方では、渡辺一樹が野左根をかわし4番手に浮上するが、S字コーナー進入で野左根が抜き返し前を追って行く。この時点で、トップの高橋巧と中須賀がテールtoノーズとなり、やや感覚を空けて津田、野左根、渡辺一樹、渡辺一馬、秋吉と続いていた。路面コンディションの違いに戸惑ったという野左根だったが、徐々にペースをつかむと、津田をかわして3番手に上がると、トップ争いに加わって行く。トップ争いは、高橋巧、中須賀、野左根の3台のバトルとなり、レース中盤に入って行く。

 レースも折り返しを過ぎた14周目に野左根が動く。90度コーナーで中須賀のインを突き2番手に浮上。さらに15周目の5コーナーで高橋巧に仕掛けて行くが、ここではクロスラインとなる。続く130RからS字コーナーの進入で、再び仕掛けた野左根が、ついにトップに浮上する。この動きに呼応した中須賀は、16周目のS字コーナーの進入で高橋巧をかわし2番手に浮上。野左根の後方につけ、ペースを上げられないのを見ると、前に出て抑えるだけ抑えようと思ったと言う。中須賀は、17周目のS字コーナー進入で野左根をかわしトップに浮上。野左根も負けじと90度コーナーで抜き返すが、続く左高速コーナーで中須賀が前に出て行く。チームメイト同士の激しいバトルもここまでだった。中須賀は、痛む肩をかばいながら力走を見せトップでチェッカー。手負いの状態ながら今シーズン7勝目を挙げた。2位に野左根が続きヤマハファクトリーが1-2フィニッシュ。高橋巧は、悔しい3位となった。4位争いは、ヨシムラの2台が繰り広げていたが、レース終盤に津田が渡辺一樹を引き離してゴール。6位に渡辺一馬、7位に秋吉耕佑と単独で続き、8位には、モリワキ勢の追撃を抑え切った加賀山就臣が入った。以下、清成龍一、高橋裕紀と続いた。

 
JSB1000表彰台
 
優勝/#21 中須賀 克行 YAMAHA FACTORY RACING TEAM
『スタートで少し出遅れてしまったのですが高橋巧選手が、いいペースで走っていたので、まずはついて行って様子を見ていました。そうしているうちに野左根選手が来てトップに立ちましたが、前に出たらペースを上げられない状態だったので、みんなきつい状態なんだと思いました。自分の体力、自分の肩が、どこまでもつか分かりませんでしたが、前に出て抜かれないようにしていました。すごく遅い場所があったはずなのですが、2番手との差が1秒になったり、0.6秒になったりしていたので"これでいいんだ"と思い、体力、肩を使い切るつもりで最後まで集中して走ることができました。手負いの状態で勝てたのは、チャンピオンシップを考えても大きいと思いますし、うれしいですね。走りやすいマシンを用意してくれたチーム、肩に負担がかからないようにしてくれたトレーナーさん、そして応援してくださった皆さんに感謝したいと思います』
 
2位/#5 野左根 航汰 YAMAHA FACTORY RACING TEAM #5
『決勝のコンディションが変わってしまい、焦りもあって、オーバーランをしてしまった。一時は、4番手まで下がってしまいましたが、3番手に上がってからは、なかなか追いつけなかったのですが、あきらめずに追って行きました。ガソリンが軽くなってくると1分48秒台に入ったので、前に出てみましたがレースを引っ張れるペースはありませんでした。そこから中須賀選手にかわされてからは、バックマーカーに引っかかったりして勝負できずに2位でした。全体の組み立て悪くなかったと思いますが、今回勝つことができなかったのは悔しいですね。ただ、中須賀選手、高橋巧選手とバトルができたのは、よかったと思います。次戦のオートポリスは好きなコースなので、リベンジしたいですね』
 
3位/#1 高橋 巧 Team HRC
『スタートでまず、前に出ることができたので、SUGOラウンドと同じく、様子見ながら台数を絞りたいと思ってペースを上げました。序盤はコントロールできていたのですが、一度ペース上げてみましたが、普通についてこられたので厳しいレースになると思いました。決勝では、想像以上にコンディションが変わってしまい、3コーナーでミスしてからは、リズムを崩してしまいました。その後、2人に抜かれてからも、全力で走っていましたが届きませんでした。今回は勝ちたかったので悔しいですね。次戦のオートポリスは、相性のいいサーキットですし、2レース制なので、しっかり結果を出したいです』
 
レース
レース
 
レース
レース
 
激しく続いたトップ争い
激しく続いたトップ争い
 
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TXT & Photo: Toshihiro SATO(c)
 
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