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全日本ロードレース選手権第1戦もてぎ

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JSB1000

文部科学大臣杯 2018 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第1戦 SUPERBIKE RACE in MOTEGI

予選レポート
開催日:2018-4/7
公式レポート(PDF) 2018Rd1TRM_Express.pdf
圧倒的な強さ見せた中須賀克行がレース1を制す!
ケガから復帰の高橋巧が2位、清成龍一が大健闘の3位

 今年は2013年以来、5年振りにツインリンクもてぎが開幕の舞台となり、全4クラス、そしてMFJ CUP JP250の全5カテゴリーが新しいシーズンを迎えた。

 最高峰クラスのJSB1000クラスは、Hondaのワークスチーム、Team HRCが10年振りに復活し、話題を呼んでいるが、エースライダーの高橋巧が、3月上旬にトレーニング中に負傷し、2週間前の事前テストを走ることができずにレースウイークを迎えていた。

 開幕戦ということもあり木曜日の特別スポーツ走行から始まり、金曜日のART走行と全セッションで速さを見せたのは、タイトル奪還に燃える中須賀克行だった。他のライダーが1分49秒台を切れない中、ただ一人、1分48秒台をマーク。2018年仕様のサスペンションを仕上げながら孤高の走りを見せつけていた。
 公式予選は、ウエットコンディションとなり、ここで気を吐いたのがST600クラスからスイッチした星野知也だった。一時はリーダーボードのトップに立ったが、津田拓也、そして中須賀が星野を上回り、中須賀がポールポジションを獲得。津田拓也が2番手となるが、それでも星野は3番手と大健闘。全日本JSB1000クラスでBMW S1000RRを初めてフロントロウに導いた。2列目には高橋裕紀、野左根航汰、高橋巧、3列目にはヨシムラデビュー戦となる渡辺一樹、JSB1000デビュー戦となる水野涼、初日に転倒し左肩、左足を負傷している山口辰也と続いた。

 その後、雨はほとんど止んだが、気温も低くウエットパッチが残るコンディションでレース1はスタートした。

 ホールショットを奪ったのはセカンドグリッドの津田拓也。これに中須賀、高橋巧、星野、野左根航汰、高橋裕紀、渡辺一樹、水野、津田一磨、山口、加賀山就臣と続き、予選10番手グリッドスタートの清成龍一と続いていた。

 オープニングラップをトップで戻って来たのは高橋巧。これを中須賀がピタリとマーク。星野が3番手に踏ん張り、高橋裕紀、野左根、津田拓也と続いて2周目に入って行く。3周目には中須賀がトップを奪うと、高橋巧、高橋裕紀、そして星野の4台がトップグループを形成。その後方からは、急激にポジションを回復してきた清成が迫り、逆に星野が遅れて行く。清成は4周目に星野と高橋裕紀をかわし3番手に浮上すると、5周目には4コーナーで高橋巧を、そしてヘアピンの進入でアウトから中須賀をかわしトップに浮上する。その直後の90度コーナーで中須賀が抜き返すが、立ち上がりで再び清成が前に出るとレースをリードして行く。

 その後方では、秋吉耕佑が野左根をかわし6番手までポジションを上げていた。この直後を走っていた渡辺一樹だったが、9周目の90度コーナーへの進入でブレーキトラブルが発生し転倒リタイアとなってしまう。

 トップ争いは、清成と中須賀の一騎打ちとなっていたが、11周目の4コーナーで清成がハイサイドに遭い、あわや転倒という場面だったが何とか持ちこたえる。これで中須賀がトップに立つと、そのまま独走し開幕戦を制した。2位には、レース終盤にファステストラップを出して追い上げた高橋巧が21周目に清成をかわして入った。以下、高橋裕紀、渡辺一馬、秋吉、山口、星野、津田一磨、津田拓也と続くトップ10となった。11位の中冨伸一をはさみ、もてローでおなじみの柴田義将が12位と健闘した。

 レース2のグリッドは、予選のセカンドラップタイムとなり、中須賀がダブルポールポジション。2番手は野左根、3番手は津田拓也というフロントロウ。2列目には、高橋巧、高橋裕紀、そして星野が並ぶ。レース2も間違いなく中須賀が速いだろう。高橋巧やモリワキ勢、巻き返したいヨシムラ勢やカワサキ勢が、どこまで中須賀についていけるか? 天気予報は晴れとなっているが、最高気温は15度と低め。急な雨があれば、再び星野が速さを見せるかもしれない。23周で争われるレース2を制するのは誰だ!?

 
表彰台
レース1:優勝/レース2:ポールポジション #21 中須賀 克行 YAMAHA FACTORY RACING TEAM
『まずは、素直に勝ててうれしいです。去年は開幕2戦で転倒、ここツインリンクもてぎでも、2レースとも転倒していましたし、レースのコンディションもよくなかったので慎重に走りました。その中で清成選手が驚異的なペースで走っていたので、リスクを負いながらもついて行くのが精一杯でした。一進一退で最後は一騎打ちになるかと思っていましたが、清成選手が4コーナーでハイサイドで転倒しそうになったので前に出ることができました。そこからは路面の状況を見ながら自分の走りに集中してペースを上げて行きました 』
 
レース1:2位 #1 高橋 巧 Team HRC
『ケガをしてしまい事前テストを走ることができずにレースウイークを迎えていました。今年のマシンに乗ったのが、初めてだったこともあり、毎セッション大きくセットを変えている状況でした。どうなるか不安な部分もありましたし、ケガもまだ癒えていなかったのでレースでは、リスクを避けながら、少しずつペースを上げて行きました。予選までを見ると表彰台に上がるのも難しいかと思っていましたが、最後に清成選手が前に見えたのでペースを上げられましたし、前でゴールできたので最低限の仕事はできたと思います』
 
レース1:3位 #23 清成 龍一 MORIWAKI MOTUL RACING
『ウイークに入ってドライでは調子がよかったのですが、予選でウエットになってしまったので3列目までに並びたいとずっとプッシュしていたところ転倒してしまいました。大きなケガはなかったのですがマシンのダメージが大きく、レース直前までチームが懸命に修復してくれたのでグリッドに並ぶことができました。序盤ペースを上げやすいパッケージなのですが、逆に慎重になりすぎたのか順位を下げてしまっていました。そこからペースをつかむと中須賀選手、高橋巧選手に追い付いて、前に出ることができました。予想外の展開だったのですが、ハプニングもあったのに表彰台に上がることができたのは、よかったですし、チームに感謝したいですね』
 
レーススタート
レーススタート
 
トップ争い
トップ争い
 
トップ争い
清成龍一と中須賀克行のトップ争い
 
星野知也と山口辰也
星野知也と山口辰也
 
高橋 巧 Team HRC
高橋 巧 Team HRC
TXT: Toshihiro SATO/Photo : H.Wakita(c)
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