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写真&レポート
 
チャンピオン小川友幸
シーズン初勝利

2位に黒山健一
1位小川と10点差

野崎史高
3位で競技を終える
2017全日本トライアル選手権シリーズ第3戦九州大会

2017年全日本選手権第3戦九州大会。近畿大会に続いて、新しい会場での開催となった。新会場は大分県玖珠郡玖珠町玖珠トライアルヒルズ。広大なエリアを町と協力してトライアルパークに仕立てていこうという一環での、今回の全日本開催となった。新会場でラインが固まっていない上、金曜日に雨が降って、難セクションが予想された大会となった。

国際A級スーパークラス

前回負傷欠場した吉良佑哉が復活して、14名での戦いとなった。セクションは10セクション、これを2ラップして、IASの上位10名のみ、SS(スペシャルセクション)をふたつトライする。

SS第1は新設、SS第2は第7セクションの設定を見直して、ヒルクライムをさらにさらに上まで上るものになっていた。

ライダーを苦しめたのは、IAと同じラインを行く第1セクションからだった。つまりIAにとっては、超難関セクションだったということになる。

この第1をクリーンしたのは野本佳章(ベータ)、小川毅士(ベータ)、小川友幸(ホンダ)の3人だけだった。第2セクションも難関で、ここを3点で抜けられたのは毅士、黒山健一(ヤマハ)、小川の3人だけ。第3では野崎史高(シェルコ)、黒山、小川がクリーン、毅士が1点。第4で小川が5点となり、黒山、野崎が3点、毅士が3点となったことで、ここまでの順位はトップが毅士で6点、2位は小川で8点、黒山7点、野崎9点と接戦ながら興味深い並びになっていた。

しかしセクションはこの後さらに難度を高め、毅士がトップ争いから徐々に脱落していく。野崎も踏ん張るが、小川と黒山のトップ争いからは数点遅れ始めた。

黒山がテープをたるませて5点になった10セクションを最後に1ラップ目を終え、トップは小川で12点、4点差で黒山。さらに3点差で野崎。3位野崎からさらに6点差で毅士という並びとなった。

2ラップ目、コンディションがややよくなってきたものの、各ライダーともに思うように減点を減らせない。上位陣には大きな変化がなく、特に黒山はクリーンセクションともいえる第5で5点となって万事休す。2ラップ目を終えて、トップは小川で25点、2位に黒山29点、3位野崎は39点、4位毅士46点、5位柴田暁(ヴェルティゴ)63点となっていた。

残るSSのふたつ。優勝のチャンスがあるのは黒山まで。表彰台のチャンスがあるのは毅士までという上位陣。しかしSSもまた、難度が高かった。10人がトライできるSSでは、10人のうち7人までが5点5点。このフルペナルティの7人の中には、黒山もいた。

黒山がSS第1で5点となったことで、優勝争いは小川ががぜん優位にたった。すでに4点差。SS第1を3点で抜ければ、SS第2を待たずに小川の勝利が事実上決まる。そして小川は、ここを確実に3点で抜けて、今シーズン初めての勝利を得たのだった。

最後のSSでは、ほとんどの勝負が決している中、小川があと一歩でクリーンの素晴らしいライディングを見せつけた。チャンピオン小川が、新会場玖珠で復活の勝利。ランキング争いでも星を一つ戻し、次戦以降が楽しみになってきた。

【小川友幸のコメント】

去年の北海道以来の勝利です。今日はパーフェクトではないですが、粘ったりとかの走りはできていたと思います。SS第1はクリーンをしたかったですが、それよりも勝ちにこだわりました。今日は第8のクリーンはぼくだけだと思うのでよかったと思いますが、第2と第7は心残りがありました。ちょっと失敗を恐れすぎていました。第4の5はまずいなと思いましたが、そのあとよく挽回できたと思います。まずは、次も勝ちたいですね。

【黒山健一のコメント】

残念でした。序盤はいつも通りのペースで走れたし、セクションの傾向をみてもこのまま、と思ったのですが、そうはいかないところがトライアルの興味深いところですね。今日は1ラップ目の第10でテープを切ったのと2ラップ目の第5でゲートに触れたのとが決定的でした。残念ですが、こういうこともあります。

【野崎史高のコメント】

2ラップ目の最終セクションでテープを切って5点になってしまったので、SSに入る前に2位争いも絶望的になってしまって、今日は勝負になりませんでした。ゲートに触れての5点も多く、そんなこんなで勝負に持ち込めなかったのが残念でした。

氏川政哉の優勝
ランキングは単独トップに
優勝した氏川(中央)
2位平田貴裕(左)3位小野(右)

国際A級

レベル的には、IASにも勝る難セクションとなったこのクラス。セクションをアウトできるかどうか、という勝負にもなりかねない過酷な戦いとなっていた。

優勝は14歳の氏川政哉(ガスガス)。1ラップ目の走りは特に見事で、2ラップ目に少々乱れたものの、余裕を持って勝利を得た。これは氏川の国際A級初勝利となった。ランキングでも氏川が6点のリードをとって単独トップに出た。

2位は平田貴裕(スコルパ)。前回表彰台に上がり、今回は9位となった平田雅裕(スコルパ)の弟になる。ランキングも、貴裕が2位に浮上した。

ランキング3位は今回5位の村田慎示(ホンダ)。今シーズン初めて表彰台に乗ったゼッケン1番の小野貴史(ホンダ)が、ランキング6位につけている。

【氏川政哉のコメント】

1ラップ目はぶっちぎれたんですが、2ラップ目はテープを切ったりぜんぜん開いてなかったりでバタバタでした。ゆだんしたんですかね。これで単独ランキングトップになりましたが、まだまだ試合あるんで、もっともっと勝っていけるようにがんばりたいです。

 


全日本IBクラス初勝利
邉伶

優勝した邉伶(中央)
2位山中(左)3位小野田(右)

 

国際B級

表彰台の上位3人は、再び10代の若者が占めた。優勝は地元九州、長崎の邉伶(スコルパ)。地元の声援を背に、2ラップ目に追い上げを見せて、ランキングトップの山中悟史(ホンダ)に1点差で勝利を果たした。昨年から全日本参戦を始めた邉は、もちろん全日本初勝利だ。

ランキングテーブルでは、開幕以来の3戦、表彰台を逃していない山中が大差をつけてトップだが、2位以下はなかなか熾烈。国際A級昇格をかけた、若手ライダー同士の激しい戦いが始まっている。

【邉伶のコメント】

勝ってるなんて、ぜんぜん知りませんでした。調子は悪くもなく、よくもなく、2ラップ目にちょっと調子がよかったので、5位くらいには入れたかなと考えていたら優勝できていました。今日は第8をふたつとも抜けられたのがよかったと思います。


 

過酷なコンディションで
優勝した西村亜弥

西村の代理は監督の門永氏
2位小谷(左)、3位小玉(右)

 



4名によるレディースクラス。チャンピオン西村亜弥(ベータ)も苦戦する過酷なコンディションだったが、レディースの面々はこのむずかしいセクションに果敢にトライし、見ごたえのあるトライを見せてくれた。

西村以外のライダーにとっては、10個のセクションのうち、いくつアウトまで行けるか、という勝負になっていたが、それでも小谷芙佐子(スコルパ)と小玉絵里加(ホンダ)はクリーンを一つずつ記録している。日本の女子ライダーの技術レベルがあがりつつある、まさにその瞬間に立ち会えるのが、レディースクラス観戦の醍醐味だ。

ちなみに西村は、このふたりに20点ちょっと差をつけ、クリーン2を記録している。

【西村亜弥のコメント】

厳しい戦いでしたけど、まぁまぁの結果でしたと思います。ただ、自己評価としてはあまりよくありませんでした。3回足つきの3点とか、5点寸前の3点などがあって、なかなか思い通りのトライアルができません。もう少しいい走りができたはずではないかと思っています。いつも課題がいっぱいで、むずかしいです。