2位に小川友幸 1位黒山と2点差だった
昨年IASを走っていて、負傷によりこのクラスに戻ってきた武井誠也(ホンダ)が今回から復帰。20セクション中17セクションをクリーンして勝利を決めた。 武井の失点は1ラップ目は第10セクションの5点のみ。2ラップ目に第3セクションと第10セクションとふたつの5点を取って、トータルは15点。 今回からマシンを新しくした村田慎示(ホンダ)が追い上げて同点とされたが、クリーン数の差で勝利は武井のものとなった。 ランキングは開幕戦2位の氏川政哉(ガスガス)がトップだが、同点で平田貴裕(スコルパ)が並んでいる。1位から5位までがポイント差5点の中にひしめき合うという混戦だ。。 【武井誠也のコメント】 今日は自分なりに走れて、よかったと思います。大会は半年ぶりくらいで楽しかったです。難度の高めのセクションで、ぶっつけ本番の会場でしたが、沢のセクションとかは好きなパターンでした。後はまた全戦出られると思うので、しっかり戦っていければと思います。
優勝した塚本厚志(左) 2位和田(中央)3位山中(右)
年に1度しか全日本にでないと決めているという塚本厚志(モンテッサ)が勝利。同じく近畿大会をメインに参加している和田弘行(ガスガス)を2点差で下しての勝利だった。 開幕戦で勝利した山中悟史(ホンダ)は3位。今回の1位2位は開幕戦には出ていないので、ランキングは山中がリードを広げることになった。 国際B級のセクションは、第10セクションと第11セクションを抜いての、10セクションで設定されていた。 【塚本厚志のコメント】 セクション、けっこうむずかしくて、技術が要求されたと思います。調子は悪くなかったです。2ラップ目に入って、1ラップ目の結果を聞いて、これは今日はいけるんじゃないかと思いましたけど、でも時間もなかったので、油断しないで走るようにがんばりました。申告5点もタイムペナルティもなかったですが、残り時間は2分くらいでした。今年はいける感じがします 。
優勝した西村亜弥(左) 2位小谷(中央)、3位小玉(右)
今回も4名によるレディースクラス。セクションは第1から第5、そして第12セクションの6セクション。レディースだけは3ラップで競われた。 チャンピオン西村亜弥(ベータ)は絶好調。1ラップ目は1点ひとつ、2点二つの3点、2ラップ目は最終セクションだけが1点。ラップオールクリーン目前での失点で、3ラップ目こそオールクリーンをと意気込んだが、最終セクションでなんと大転倒。ちょっと痛い思いをして試合を終えることになった。 しかし減点トータルはたったの9点。2位の小谷芙佐子(スコルパ)は減点44だから、その圧勝ぶりが際立っている。3位小玉絵里加(ホンダ)は小谷に1点差の3位となった。 【西村亜弥のコメント】 2ラップ目にラップオールクリーン後一歩だったので3ラップ目こそと思ったのですが、大転倒で終わってしまいました。でも今回は、今までになく乗れていて、きちんと集中することもできたし、その点では満足のいく大会となりました。