ST600の公式予選は、セッションの開始早々、各車とも1〜2周目でタイムを出す前に西コースから雨の情報が入り、レッドクロスが提示。スプーンで転倒車両も発生したことで赤旗中断。その直後にアタックに入っていた前田恵助がコントロールラインを通過するがタイムは計測されず、セッションは一時中断された。この時点では南本宗一郎の2分15秒206がトップタイム。
再開されたセッションでは、前田が真っ先にコースイン、2分13秒710をマークしてトップに浮上。次いで岡本裕生が14秒594で続く。残り時間も少なくなる中、その後も上位の各ライダーがアタックを繰り広げる、激しいものとなった。序盤にタイムの出なかった國峰啄磨もこの段階で14秒356をマークして一気に2番手に浮上。最後に亀井雄大が14秒298を叩き出して2番手に食い込む。しかし、結局前田がポールポジション、亀井、國峰がフロントロウ、4番手に清末尚樹が14秒361、14秒471まで上げた岡本、14秒474で名越哲平と続いた。 |