水野涼がコースレコードでポールポジション! 「アドバンテージは自分にある」
J-GP2クラスの公式予選も40分間の1セッション。金曜日の練習走行から非公式ながらコースレコード(1分31秒266)を上回っている水野涼が、予選でもセッション開始早々に1分31秒8でトップに立つと、翌周には31秒095をマークしてこの時点でレコードをブレイク、5周目には30秒750までタイムアップして、他の追随を許さない。2番手には石塚健も31秒5、関口太郎が31秒6、生形秀之、岩戸亮介までが31秒台で続く。 セッション中盤にかけても各ライダーは少しずつタイムを削ってくるが、トップの水野を脅かすところまでは至らない。終盤、石塚が31秒091をマークして2番手、その後に関口も31秒2で続き、さらに30秒889を叩き出して、石塚をかわして水野に迫る。しかし、終盤の激しいアタックもここまで。水野が2戦連続、今季3回目のポールポジションを3年振りのニューレコードタイムで決めた。 2番手は水野以外に唯一30秒台に入れた関口、そして石塚がフロントロウ、4番手には最後のアタックで31秒167までタイムアップした岩崎哲朗、31秒293で生形、31秒412で岩戸と続いた。