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SUPERBIKE RACE in MOTEGI

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全日本ロードレース選手権JSB1000

文部科学大臣杯 
MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第6戦 TWIN RING MOTEGI 2&4 RACE
主催:ツインリンクもてぎ(4.801Km)

決勝レポート
開催日:2017-8/20
<イベント概要>

●開催: 8月19日(土)公式予選/8月20日(日)決勝レース
●会場:栃木県 ツインリンクもてぎ(1周=4.801379km)
●天候:(土曜日)気温:22.1度/湿度98% 天候:雨
    (日曜日)気温:27.4度/湿度70% 天候:曇り
●観客:土曜日:14,000人 日曜日:18,000人

ヤマハファクトリー同士のトップ争いは、中須賀克行がまさかの転倒!
野左根航汰が今シーズン2勝目を挙げる!!

 8月に入り天気がよくない関東地方。このレースウイークの天気予報も雨マークが消えないままだった。初日となった金曜日は、1本目はドライ、2本目はウエットというコンディションとなったが、この両セッションでトップタイムをマークしたのが野左根航汰だった。中須賀克行は、2番手につけていたが、鈴鹿8耐で使用した16.5インチタイヤから17インチタイヤへの乗り換えに違和感を感じていた。

 ノックアウト方式で行われた公式予選では、野左根がポールポジションを獲得したが、タイムでは、Q1に中須賀が記録したものが最速であり、決勝は、チームメイト同士の一騎打ちとなる可能性が高かった。

 23周で争われた決勝レース。雲に覆われていたものの天気は何とかもち、高湿度の蒸し暑いコンディションで行われた。好スタートを見せたのは、フロントロウイン側3番手グリッドの津田拓也だったが、1コーナーで突っ込み過ぎてしまい、はらんだところをイン側から中須賀克行と野左根航汰が前に出て行く。以下、高橋裕紀、高橋巧、渡辺一馬、藤田拓哉、山口辰也、酒井大作、加賀山就臣の順で2コーナーを立ち上がって行く。3コーナーで野左根が中須賀をアウトからかわしトップに浮上。しかし、すかさずV字コーナーで中須賀が野左根のインを突きトップの座を奪い返す。オープニングラップは、中須賀が制し、野左根、津田、高橋裕紀、渡辺、高橋巧、藤田と続いて行く。この直後、7番手を走っていた藤田がV字コーナーで転倒。再スタートするものの、大きく順位を落としてしまう。90度コーナーでは、野左根が中須賀のインをつき前に出るが、クロスラインを取った中須賀が前に出て行く。3周目の1コーナーでも野左根がインを突くが中須賀が2コーナーで前というパターンが続く。ヤマハファクトリーの2台は、バトルをしながらもハイペースで周回。これを必死に追っていた津田だったが、6周目の90度コーナーでオーバーラン。6番手にポジションを落としてしまう。

 これでトップ争いは完全に中須賀と野左根のヤマハファクトリー同士の一騎打ちとなる。中須賀がレースを引っ張り、野左根が、隙あらば前に出ようとプレッシャーをかける。16周目には、再びV字コーナー、ヘアピン、90度コーナーでクロスラインになるなど、接近戦が続いていた。そしてレース終盤を迎え、中須賀がペースを上げると、やや野左根が離されるが、19周目に野左根はファステストラップを記録し、中須賀の背後に迫る。これを見た中須賀は、さらにプッシュし、勝負あったかと思われた。しかし21周目のV字コーナーでフロントから中須賀が、まさかの転倒。グラベルから脱出するのに時間がかかったが再スタートするものの、そのままピットに戻りマシンを降りてしまう。これでトップ独走となった野左根は、23周を走り切りチェッカ−。第4戦に続き、ツインリンクもてぎで2勝目を飾った。その後方では、コースアウトから追い上げた津田が渡辺、高橋裕紀をかわし4番手に浮上。さらに高橋巧の背後につけると19周目の3コーナーから4コーナーで前に出て行く。中須賀の転倒もあり、ポジションを一つ上げた津田が2位でゴール。高橋巧が3位でゴールした。以下、高橋裕紀、渡辺、山口、清成龍一、濱原颯道、松附詩ニ、浦本修充というトップ10だった。

 
JSB1000表彰台
 
優勝/#5 野左根 航汰 YAMAHA FACTORY RACING TEAM #5
『中須賀選手をかわすポイントを毎周のように考えていました。中須賀選手も毎周走り方や、ライン取りを変えてきていたので、抜くのが難しかったです。作戦は特になくて、前に出られるところで出て逃げ切るのが理想でした。何度か前に出られましたが、それも大変でした。前回は終盤に大きく離されていたところ、中須賀選手がバックマーカーと接触転倒というアクシデントでボクが優勝でしたが、今回は、中盤までバトルができましたし、終盤に少し離されてしまいましたが、前回よりはいい内容だったと思います。優勝は、率直にうれしいですが、その反面、悔しい部分もまだあります。次回のオートポリスは前回欠場しているので、またトップを狙えるように精一杯走ります』
 
2位/#12 津田 拓也 ヨシムラスズキMOTUL
『スタート時からちょっとしたトラブルを抱えていたのですが、フロントを跳ねさせてしまって、コースアウトしてしまいました。ヤマハ2人のペースが速かったのでボクもペースを上げなくては、いけないと思ったところでコースアウトしてしまいました。ポジションを下げてしまったためリスクはありましたが、吹っ切れて攻めて行きました。コースアウトは余計でしたけれど、レース内容はよかったので、次戦につなげたいですね』
 
3位/#634 高橋 巧 MuSASHi RT HARC-PRO. Honda
『マシンは、朝のウォームアップ走行の方がよかったですね。決勝に向けて、少し欲を出して変更した部分がよくない方向に行ってしまい厳しいレースになってしまいました。走っていて、慣れてくると、途中から49秒台に入れられましたけれど、難しかったですね。最後に勝負もできませんでしたし、精一杯走った結果でした。ボクは17インチで8耐も走っているので、マシンセットを進められている、最低限でもキープはしていると思っていました。今回は、3位になれましたがタナボタで、何もできなかったのが悔しいですね。うまくまとめることができませんでした』
 
レーススタート
レーススタート
 
レース序盤
レース序盤
 
激しく続いたトップ争い
激しく続いたトップ争い
 
フィニッシュを決める野左根航太
フィニッシュを決める野左根航太
 
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TXT & Photo: Toshihiro SATO/Photo : H.Wakita(c)
 
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