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'16全日本スーパーモト選手権 第3戦 
                    ↑'16スケジュール
    2016年6月19日(日) エビスサーキット(福島県)


全日本スーパーモト選手権の第3戦が、福島県のエビスサーキットで行われた。5月22日に開催予定だったHSRラウンドが熊本・大分地震による被災により中止ととなったため、2ヶ月近いインターバルを開けての第3戦となった。
第3戦の会場となるエビスサーキットは東北サファリパークと複数のサーキットを含めた複合施設。今大会はその中の全長2130mある西コースで開催。昨年までのコースレイアウトから大幅に変更を加え、ハイスピードな下りストレートとテクニカルなダートセクションを加えたコースレイアウトとなった。天候は朝方は日が差していたが、午後には曇りがちだったものの、爽やかな風が吹き、絶好のレース日和となった。東北、関東各地から多くの観客が会場に訪れ熱戦を見守った。






ヒート1では、新井誠と
森田一輝のトップ争いが続いた

ヒート1を制し、ようやく
今季初優勝を手にした森田一輝

森田の転倒後もハイペース
で独走しヒート2優勝の新井誠

今季は海外レース参戦を計画中
さらに成長が期待される新井誠

11名が出場した国内最高峰S1PROクラス。開幕戦優勝の高山直人やベテラン増田智義らが欠場した今大会。決勝グリッドを決めるタイムアタックではラストラップにトップタイムを叩き出した森田一輝(#2)が唯一1分13秒台のタイムをマークし、ポールポジションを獲得。0.670秒差の2番手グリッドには前戦であと一歩のところで優勝を逃した新井誠(#4)、3番手には今シーズン好調をキープしている吉田雄一(#8)の3名がフロントロー。4番手は今シーズンから新体制で戦う坂牧隆夫(#6)、5番手には城取諒(#9)、6番手金児伸二(#5)がセカンドローに並んだ。


決勝周回数は10周。その第1ヒート、スタートでホールショットを奪ったのはポールポジションからスタートの森田。 オープニングラップでは金児、千葉が転倒を喫し、後方からのレースとなった。 1周目のコントロールラインを森田、新井、吉田、坂牧、金子、古川の順で通過すると、トップを行く森田に執拗にラインを変えながらプレッシャーを与える新井。2人のトップ争いはオープニングラップから激しいバトルが繰り広げられた。 序盤からハイペースで走行する森田と新井のトップ集団から少し離れての3位争いは吉田と坂牧によるサイドバイサイドのバトルを展開。

トップ争いの森田と新井は3周目以降、3位以下を大きく差を広げながらテールツーノーズの熱いバトルが繰り広げられた。 トップを行く森田は得意のダートで引き離そうとするが、なかなかその差を広げることができない。また新井は軽さを活かしてストレートで森田に迫るがなかなかインを割ることはできない。そんな状況が続いていた5周目、新井は3ダートで惜しくも転倒を喫してしまうが、ここまでのリードのおかげでポジションをキープしたまま復帰。しかし森田との差は一気に広がってしまった。 レースは後半になり、トップの森田が大きくリードを広げ独走を続けるが、新井もなんとか追いつこうと ペースを上げプッシュした。一方、2位を行く新井から少し離れた3位争いは吉田と坂牧の一騎打ちの争いが続いた。 ラストラップ、森田は安定した走りを続け、独走でのトップチェッカー。2位には新井が入った。 表彰台を賭けた3位争いは4位の坂牧がプッシュし吉田の背後にまで迫り最後のストレートで並びかけるも 一歩及ばず吉田が3位表彰台を獲得。4位には坂牧、5位は古川、6位には原島が入った。

決勝ヒート2も同じく10周回。ポールポジションの森田が好スタートを切りホールショットを奪うと、ヒート1で2位の新井がぴったりと森田の背後をマーク。しかしコース後半のダートセクションででトップを行く森田が転倒を喫し後退。替わって新井がトップに立つと、新井、吉田、坂牧、森田、金児、金子の順で1周目のコントロールラインを通過。 トップを行く新井に吉田、坂牧が追走するが、ハイペースで逃げる新井を捉えることができず、その差は広がり始める。 3周目、4番手の森田がダートセクションでまたも転倒。これに金児、金子らが巻き込まれるマルチクラッシュになってしまった。このクラッシュで森田のマシンのラジエターが破損し、ピットインするもそのままリタイアとなった。 金児はクラッシュ時トランスポンダ(計測器)が外れてしまい、ピットインを余儀なくされ大きく出遅れることに。

レース中盤、トップを行く新井は2位吉田との差を大きく広げ、独走態勢に入った。 2位争いはヒート1同様先行する吉田に坂牧が食らいつく展開が続く。 3番手の坂牧から差を開いて4番手に城取が単独走行。5番手に古川、6番手に河野と続いた。 トップを行く新井は終盤の9周目にベストラップを叩き出すハイペースで独走を続け、開幕戦でのミス、そしてヒート1での森田選手に勝てなかった悔しさを晴らすかのような走りで、2位と18秒差をつけての圧勝。2位争いは吉田と坂牧がラストラップまでバトルが繰り広げられたが、吉田が逃げ切り2位でフィニッシュ。坂牧は3位で表彰台を獲得した。城取が4位、古川が5位、6番手に河野がフィニッシュしたが、ダートセクション出口でショートカットをしていた為、競技規則27-1-2-1のペナルティとして30秒レースタイムが加算され8位となり、替わりに千葉が6位に入った。

ヒート1を制した森田選手「レースを支えてくれるチーム、関係者の皆様のおかげでこうして優勝することができました。開幕戦で勝てることができなかったのでようやく優勝という結果を出せてほっとしています。」とコメント。

ヒート2を制し、総合優勝を果たした新井選手「エビスサーキットは中学1年からお世話になっていたコースなのですが、全日本では1度も勝てなかったので、ようやく優勝することができました。開幕戦で優勝を逃してしまったので、ようやく結果として優勝を手に入れることができてよかったです。今シーズンは、将来を見据えて海外のレースやイベントに参加してきます。そこでいろんなことを吸収して、もう一つ上にステップアップしてきます。その為には今シーズン、チャンピオン獲得が必要だと思っています。」と大きな夢を語った。





好スタートでトップに立ち
吾妻とのバトルを制した森田直樹

ロードレース出身ながらダートを
有するレースの勝利に喜ぶ森田直樹

14台が出走し争われたタイムアタック予選。トップ通過は地元東北の吾妻裕人(#9)。2番手には先日台湾のスーパーモトレースに参戦し活躍した川留健一(#5)、3番手ベンバサットミッキー(#6)らが予選フロントローを獲得。4番手には森田直樹(#8)、5番手増田浩志(#15)、6番手豊田肇(#22)となった。
6周回で行われた予選レース。ポールポジションからスタートの吾妻がホールショットを奪うと、序盤からリードを築く。3周目には川留が3位まで浮上し2位を行くミッキーに迫ろうとするが3周目に第2ダートで転倒。大きく順位を落としてしまう。終盤、ミッキーが吾妻の背後に迫りトップを奪おうとするが、吾妻はそれを振り切りトップでチェッカー。決勝ポールポジションを獲得。2番手にはミッキー、3番手には森田が入りフロントローを獲得。4番手豊田、5番手広瀬、6番手福沢の順で決勝レースを迎えることとなった。


決勝周回数は10周回。スタートではロードレース出身の森田が好ダッシュを魅せ、1コーナーのインに入り込みホールショットを奪う。ポールポジションからスタートの吾妻は森田に次ぐ2番手で1コーナー駆け抜けた。森田、吾妻、ミッキー、増田、佐藤、広瀬の順に1周目のコントロールラインを通過すると、序盤はこの6台による接近戦となった。レース前半、トップ争いは逃げる森田に吾妻が得意のダートで執拗に攻め寄るも、森田がターマックで逃げる展開が続いた。3位争いは3番手を行くミッキーに佐藤が食らいつき、さらに増田、広瀬、豊田、福沢、川留らが数珠つなぎとなってしばらくレースは続いた。

レースは後半、4番手を走行していた佐藤が前を行くミッキーをパスし3番手に浮上。さらに佐藤が森田と吾妻のトップ争いに詰め寄り、4位以下を引き離しながら3台によるトップグループを形成。レース終盤、4番手を行くミッキーは単独走行。5位争いは増田、広瀬、豊田らが接近戦となるが、終盤豊田が広瀬をパスし6番手に浮上。迎えたラストラップ。最後まで2番手の吾妻がダートセクションでプレッシャーを与え続けるも、これを振り切った森田がトップでチェッカーを受け優勝。2位には吾妻、3位佐藤、4位ミッキー、5位増田、6位には豊田が入った。


優勝した森田は「ロードレース出身なので、ロードレース以外にも様々なジャンルのライダーが集まるスーパーモトのレースで勝つことができたことが素直に嬉しいです。いつもお世話になっているメカニック、関係者の皆様のおかけです。ありがとうございました。」と喜びをあらわにしていた。





三つ巴の激しいバトル
を制し優勝した佐々木啓之

全日本初表彰台が
初優勝となった佐々木啓之

10台が出場したS2クラスタイムアタック予選。トップ通過は全日本ロードレースJ-GP2で活躍し、第3戦もてぎラウンドで3位表彰台に登壇している上和田拓海(#81)。0.393秒差で2番手は富田真司(#38)、3番手に三井正勝(#6)、4番手佐々木啓之(#8)、5番手には昨年のエビスラウンドで2位入賞の大場和樹(#10)、6番手岡本裕生(#71)となった。
6周回で行われた予選レース。ポールポジションからスタートの上和田がホールショットを決めると一気にペースを上げ2位以下を引き離す。2位争いは佐々木と三井のチームメイト同士の争いとなった。レースは上和田が独走でトップチェッカー。2番手争いは三井とのバトルを制した佐々木、三井が3番手となりフロントローを獲得。セカンドロー4番手は富田、5番手大場、6番手岡本というオーダーとなった。


10周回で行われた決勝レース。ホールショットは2番手グリッドからスタートの佐々木。それにポールポジションからスタートの上和田が追う。しかし、上和田は直後に転倒し後退。佐々木、三井、富田、松村、上和田、岡本の順で1周目のコントロールラインを通過。トップを行く佐々木に三井と富田が追走する形でトップグループを形成。3周目には4位以下を大きく引き離しトップ争いはこの3台に絞られた形となった。4位争いは上和田、松村、大場、岡本らの接近戦が繰り広げられた。しかし3周目、4位を走行する上和田がミスをし9番手までポジションを落とし松村が4番手に。中盤、トップを行く佐々木は2位三井との差をじりじりと広げ始めた。その2番手争いは三井と富田がサイドバイサイドの攻防を繰り広げる。

後半に入るとトップを行く佐々木に三井、富田が追いつき三つ巴のトップ争いの展開へ。 そして迎えたラストラップ。佐々木、三井、富田の3台がテールツーノーズで並んでメインストレートを駆け下りていく。 1コーナーをそのままのポジションで抜け、2コーナーを立ち上がったところで富田がまさかの転倒をし、トップ争いから脱落。その後も佐々木と同じチームメイト三井とのバトルが続いたが、佐々木が粘り強く逃げ切り全日本S2クラス初優勝を飾った。2番手には三井、3番手には松村。そして4番手には転倒から追い上げてきた上和田がチェッカーを受けた。しかし、3番手フィニッシュの松村は2コーナーでショートカットをしていた為、競技規則27-1-2-1のペナルティとして30秒レースタイムが加算されたことで8位となり、替わりに上和田が3位入賞となった。


優勝した佐々木は「タイムアタック4位、ヒートレース2位でしたのでレースでは最低限表彰台に登ることだと思ってスタートしました。 スタートでトップに立つことができたので、あとはひたすら逃げて逃げて勝つことができました。 今シーズンはサスペンションが決まっていて、ダートでも安定して走ることができたのが勝因ですね。」とサスペンションの優位性をアピールしていた。