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鈴鹿2&4レース  NGKスパークプラグ2&4

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全日本ロードレース選手権JSB1000      

文部科学大臣杯 2016年 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第2戦
NGKスパークプラグ鈴鹿2&4レース/鈴鹿200km耐久レース
主催:鈴鹿サーキット(5,821m)
決勝レポート
開催日:2016-4/24
天候:曇り コース:ドライ
観客:4月23日(土)22,000人/4月24日(日)32,000人
レースを支配下に置いた中須賀が先勝!

  全日本ロードレース選手権は、シリーズ第2戦を迎え、最高峰であるJSB1000クラスの2016年シーズンがスタート! 今年も4輪フォーミュラの国内最高峰・スーパーフォーミュラと併催となる2&4レースとして行われたが、鈴鹿8耐に向けたトライアウト要素も含まれており、レース距離も200kmと鈴鹿サーキットを35周するセミ耐久として争われることになっていた。

 予選を通過した52台がグリッドに並び、ライダーがマシンに駆け寄るル・マン式スタートでレースは始まった。ホールショットを奪ったのは、3番手グリッドの高橋巧、2番手に山口辰也、3番手に柳川明、以下、津田拓也、加賀山就臣、野左根航汰、渡辺一樹、今野由寛と続き、ポールポジションの中須賀は、9番手と出遅れてしまう。5番手グリッドの秋吉耕佑が、スタートでエンジンがすぐにかからず、何と最後尾に落ちてしまう。オープニングラップは、そのまま高橋巧がリードするが、2周目の1コーナーで柳川がトップに浮上。高橋、山口、津田と続き、中須賀が5番手まで浮上してくる。逆バンクでは高橋巧が柳川のインをつきトップを奪い返すが、その後方では、山口をデグナーカーブ進入でかわした津田が3番手に上がると、ヘアピンで柳川もかわし2番手に浮上。さらにシケインへのブレーキングで高橋巧をかわした津田がトップを奪うと、そのままレースをリード。これに徐々にポジションを上げた中須賀と柳川が続き三つ巴のトップ争い展開。これを野左根が追い、高橋巧、渡辺一樹、山口が続いて行っていた。その後方では、単独で走る加賀山を挟み、渡辺一馬と今野由寛がバトルを繰り広げていた。

 2番手につけていた中須賀は、14周目の130Rで狙いすましたように津田をかわしてトップを奪う。津田は、シケインですかさず抜き返そうとするが、突っ込み過ぎてしまいオーバーラン。柳川にかわされ3番手に落ちてしまう。バックマーカーが大量に現れ、これを狙っていた中須賀は、うまくバックマーカーをかわしながらも2分07秒台というハイペースで周回。ファステストラップをマークしながら、一気に2番手以下との差を開いて行く。

 そしてトップ3では、津田が18周目に真っ先にピットイン。19周目にトップを走っていた中須賀、20周目に柳川が入り、上位陣が給油とタイヤ交換を終えコースに戻る。トップを走る中須賀は、ただ一人2分08秒台でコンスタントに周回し、独走体制を築いて行く。その後方では、ペースが上がらない高橋巧が5番手を走っていたが、24周目のヘアピンで山口に、25周目のシケインで加賀山にかわされポジションダウン。高橋巧は、7番手となり苦しいレースとなっていた。

 その後、順位に変動はなかったが、上位陣が30周目に入ったところで最終コーナーでアクシデントが発生。赤旗が提示され、そのままレース成立となった。中須賀が開幕戦を制し、津田が2位、柳川が3位に入り、久しぶりの表彰台に上がった。以下、野左根、山口、加賀山、高橋巧、渡辺一樹、渡辺一馬、今野由寛というトップ10だった。

 
JSB1000決勝レース表彰台
優勝/#1 中須賀 克行 YAMAHA FACTORY RACING TEAM
『今シーズンも昨年以上に目標を高く掲げ、自分自身に対してもプレッシャーをかけて臨んでいます。決勝は、風が出てきていましたし、路面温度も思ったよりも上がらずリズムも取りにくかったですね。ペースを上げていくと、タイヤの消耗が激しかったので、25周という長丁場だったので、序盤は、タイヤマネジメントを心がけていました。津田選手の後ろにつき、速い場所、遅い場所が違ったので、走りにくい部分もありましたが、周回遅れが集団で見えたときに仕掛けようと思っていました。その通り仕掛けることができ、少しずつ差を開いて行きました。ピット作業も、タイミングよく交差することなくレース自体をコントロールできたと思います。被災された九州の皆さんを元気づけられる報告ができてよかったです。次戦のツインリンクもてぎまで、ちょっと空きますが、このまま流れに乗って、有言実行できるように全戦全勝を目指していきたいですね』
 
2位/#12 津田拓也 ヨシムラスズキシェルアドバンス
『序盤トップ走っていましたが、走らされていたというか(中須賀選手に)コントロールされていた感じでした。すぐに抜き返そうと熱くなってしまったのが反省点です。もうちょっと冷静にいけば、3番手に下がることもありませんでしたし、シーズン最初のレースで2位は悪くはないので、次回こそ、冷静に勝てるように、チームと一丸となって頑張ります』
 
3位/#87 柳川 明 TeamGREEN
『スタートがうまく決まり、久しぶりにトップを走ることができましたが、後ろが来ているのも分かっていましたし、余裕は全くありませんでした。ただ、トップを走るのは、やっぱり気持ちいいですね。中須賀選手は、すごい走りをしていますし、津田選手も気合いが入っていますよね。ピット作業を含めて、8耐に向けていいトレーニングになったと思いますし、ニューマシン初戦で表彰台に上がれたことは、よかったと思います。次戦に向けての課題もハッキリしたので、今回のデータをしっかり吟味して、ツインリンクもてぎに持って行きたいと思っています』
 
レーススタート
ル・マン式によるスタート
 
スタート
スタート
 
トップ争い
トップ争い(#12津田拓也、#1中須賀克行、#87柳川明)
 
優勝した中須賀の走り
優勝した中須賀克行の走り
 
優勝した中須賀克行
優勝した中須賀克行
 
JSB1000年間ライダー集合写真
JSB1000年間ライダー集合写真
 
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TXT: Toshihiro SATO/Photo : H.Wakita/Y.Harada(c)
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