初開催となったMFJ CUP JP250は、54台が出走し、4月9日(土)に予選・決勝が行われた。公式予選は、2組に分かれてタイムアタックが繰り広げられ、前日から速さを見せていた山本剛大が1分06秒176をマークしポールポジションを獲得。2番手に2分06秒188の南本宗一郎が続き、AP250に参戦している2人が1-2。3番手に中沢寿寛、4番手にスポット参戦の元世界チャンピオン・現オートレーサーの青木治親が1分06秒357で続いた。以下、11番手まで1分06秒台をマークするハイレベルな予選となった。
序盤は山本、南本、中沢、そして青木がトップグループを形成。10年振りのロードレースという青木だったが、一時はトップに立つ走りを見せるが、アジアコーナー立ち上がりで痛恨の転倒。観客席からはため息がもれる。
レース終盤になると山本に南本と仲村優佑のアケノスピードコンビが襲いかかるが、これをかわした山本がトップでチェッカー。最終ラップの最終コーナーでは、南本と仲村がまさかの接触転倒。2位に中沢、3位にナショナルトップとなる武佐英典、4位に田中敬秀と続いた。 |