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岡山国際大会

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全日本ロードレース選手権JSB1000

文部科学大臣杯 2013MFJ 全日本ロードレース選手権最終戦 第45回MFJ GP SUPERBIKE RACE in SUZUKA 主催:鈴鹿サーキット(5,821m)
決勝レポート
●開催:11月2日(土)公式予選/11月3日(日)決勝レース
●天候:(土曜日)天候:うす曇 気温:18.3℃ コース:ドライ
    (日曜日)天候:曇 気温:19.7℃ コース:ドライ
●会場:三重県 鈴鹿サーキット(5.821Km)
●観客:11月2日(土)10,500人/11月3日(日)14,000人
中須賀克行がダブルウインでV2を達成! 4度目のJSB王座に輝く!

 レース1は、フロントロウイン側の3番手グリッドから好スタートを見せた秋吉耕佑がホールショットを奪い、そのままレースをリードしていく。これをポールポジションの中須賀克行がピタリとマークし、3番手以下をやや引き離す。セカンドグループは、津田拓也を先頭に高橋巧、柳川明の3台が形成。3周目のスプーンカーブ進入では、高橋が、バックストレート柳川が、それぞれ津田をかわしてポジションを上げると2人とも2分06秒台に入れ、一気にトップグループに接近していく。5周目には、5台にトップグループがふくれ上がる。柳川は、圧倒的なストレートスピードを武器に3番手に上がると、7周目のホームストレートで中須賀の前に出ていく。しかし、それも束の間だった。直後のS字コーナーから逆バンクへの切り返しで中須賀と接触し、柳川は、5番手に後退してしまう。そこから柳川は、バックストレートで高橋を、ホームストレートで津田をかわし再び3番手に浮上する。その後も柳川、津田、高橋は、バックストレートでスリーワイドになるほどの激戦を繰り広げる。

 そのバトルを尻目に中須賀は、10周目の逆バンクで秋吉をかわしてトップに浮上すると、そのままスパートをかける。このペースに秋吉はついていけず逆に後方から来た津田に11周目の逆バンクでかわされてしまう。柳川も、これに続き12周目に秋吉をかわして3番手に上がると、バックストレートで津田をもかわし2番手に浮上する。その後も柳川と津田のバトルは、続き最終ラップの勝負になるかと思われた。しかし、逆バンクで出口修が転倒し、コース上にライダーが残ってしまったため赤旗が提示される。レース結果は、14周終了時点で成立となり、中須賀が鈴鹿フルコースで初優勝を飾る。柳川が2位、津田が3位、秋吉が4位、高橋が5位と続いた。6位争いは、山口辰也が渡辺一樹とのバトルを制す結果となった。レース1終了時点のランキングは、柳川が141ポイントでトップ、中須賀が2ポイント差、高橋が4ポイント差、津田が11ポイント差で続き、運命のレース2を迎えることになった。

 タイトル防衛を目指す中須賀がスタートダッシュを見せホールショットを奪うが、秋吉もアウトから並びかけていきS字コーナー進入でインに入りトップに立つ。以下、高橋、柳川、渡辺、山口、酒井大作と続き、津田は8番手と大きく出遅れてしまう。勝ってチャンピオンを獲りたい柳川は、バックストレートで中須賀と高橋を一気にパス。中須賀も負けてはなくシケインで柳川を抜き返す。オープニングラップは、秋吉が制し、中須賀、柳川、渡辺、高橋と続く。高橋は、2周目のデグナーカーブ進入で渡辺をかわすと3周目のスプーンカーブで柳川をかわす。バックストレートで柳川に抜き返されるもののシケインで再び高橋が前に出る。高橋は、3周目にファステストラップをマークする積極的な走りを見せ、さらに前を走る中須賀のテールを捕らえると4周目のヘアピンでインを突き2番手に浮上する。

 だが中須賀は、すぐに高橋を抜き返し、5周目は、秋吉、中須賀、高橋、柳川のオーダーで突入する。この頃から雨が落ち始めレッドクロスフラッグが提示される。ここで秋吉が手を上げ、これにトップグループを走るライダーが呼応するが、後方から来た渡辺が追い越し一気にトップに立つ。レースは中断されることなく進行し、スローダウンしていたライダーもあわててペースアップする。6周目には、渡辺をトップに3秒650差で中須賀が追い、高橋、山口、秋吉、柳川と続いていく。真っ先にリカバーした中須賀は、7周目の逆バンクで渡辺を捕らえトップに浮上すると、そのまま独走態勢を築いていく。その後方では、渡辺のテールに高橋、柳川が迫り、8周目に高橋が2番手に浮上。渡辺は、柳川に前を譲ると、バックストレートで柳川が高橋をかわす。9周目には、高橋がダンロップコーナーで、10周目には、柳川が1コーナーで前に出ると、このバトルも決着。高橋の背後には、ペースを上げてきた渡辺が迫り11周目のシケインで前に出ると、12周目に自己ベストをマーク。高橋は、ペースが上がらず渡辺に置いていかれてしまう。

 中須賀は、危なげない走りでトップのままゴール。最終戦をダブルウインで制し、今シーズン5勝をマーク。大逆転で2年連続4度目のJSB1000チャンピオンを獲得した。柳川は、2位でゴールし、僅か1ポイント差のランキング2位と悔しい最終戦となった。3位に渡辺が入り、JSB1000クラス初表彰台を獲得。以下、高橋、秋吉、山口、津田、酒井、今野由寛、藤田拓哉と続くトップ10となった。

 
JSBレース1スタート
 
Race1 優勝/中須賀 克行 ヤマハYSPレーシングチーム
『木曜、金曜とMotoGPからの乗り換え苦労していました。土曜は、チームスタッフ一丸となって、マシンをアジャストしていき、コースレコードを更新することができました。その勢いのまま、レース1を戦い、うまくレースメイクできました。レース2も自分に残されているのは、勝つことだけなので、それに向かって集中します』
 
Race1 2位/柳川 明 TEAM GREEN
『2位を獲ることができてよかったです。一度、トップに出ることができ、いけるかと思ったのですが、Q2から出ている問題がレース1でも出て来てしまいました。ウチはコーナーでの自由度は中須賀選手や秋吉選手ほどないので、ストレートスピードを生かすしかないですからね。レース1で、いいタイムも出たので、レース2は、気持ちよく走って終わりたいですね』
 
Race1 3位/津田 拓也 ヨシムラスズキレーシングチーム
『レース1は、すごい混戦になりました。昨年まで走っていたST600クラスのような感じでした。一人一人の思惑が分かり、すごく勉強になりましたが、それに合わせることしかできなかったのが悔しいですね。レース2は、自分自身でレースメイクできるようにしたいと思います』
 
JSBレース1バトル
JSBレース1バトル
 
JSBレース1バトル
JSBレース1バトル
 
JSBレース1中須賀克行
JSBレース1中須賀克行
 
Race2 優勝・2013シリーズチャンピオン/中須賀 克行 ヤマハYSPレーシングチーム
『レース2は、荒れたというか戸惑いながらレースが進行しました。トップを走っていた秋吉選手がレッドクロスのフラッグが出てから急激にスローダウンして手を上げていたので、どうするべきか悩んでいました。ルール上は、10周が成立周回数なので戸惑っていると渡辺選手が、すごい勢いで抜いていったので、そこで頭を切り換えて追撃態勢に入りました。渡辺選手を抜いてからも淡々といいペースを刻むことができました。最後の3周は、固くなってしまったのですがトップでゴールできてよかったです。今まで勝ちたくても勝てなかった鈴鹿フルコースでダブルウインができて4度目のチャンピオンを獲得できたので、最高の締めくくりになりました。チームを始め、応援してくれたすべての方に感謝します』
 
Race2 2位/柳川 明 TEAM GREEN
『一度、レースが止まってしまい、そこからリカバーするのが、遅れてしまったことが最大の敗因でした。方やレースを止めるとスローダウンし、方やレーシングスピードで走るという、サーキット走行では、一番危ない状況でした。スピード差のあり、すごく危険でしたし、アクシデントが起きやすい場面だったので何も起きなくてよかったと思います。たまに大粒の雨が落ちていましたが、走れない状況ではなかったので、納得できるレースではないですね。シーズン最後のレースとしては、悔しさが残ります』
 
Race2 3位/津田 拓也 ヨシムラスズキレーシングチーム
『レース1からレース2に向けて違うタイヤをチョイスしたので不安な部分もありました。レースは、必死にトップグループを追い上げていると、気付いたら急に追い付いて前に出ていました。とりあえず赤旗も出ていませんでしたし、レッドクロスが出てから2周ぐらいは、後ろを意識して走っていました。その後、中須賀選手に抜かれながらも、精一杯走り、3位でゴールすることができました』
 
JSBレース2バトル
JSBレース2バトル
 
JSBレース2バトル
JSBレース2バトル
 
JSBレース2バトル
JSBレース2優勝してチャンピオンV2を決めた中須賀克行
 
JSBレース2バトル
JSBレース2表彰台
 
JSBレース2バトル
2年連続通算4度目の全日本JSB1000クラス・チャンピオンに輝いた中須賀克行。
文部科学大臣杯も手にした。プレゼンターはMFJ会長 大島 裕志(写真右)。
 
2013チャンピオン
2013全日本チャンピオン(左からJSB1000中須賀克行、ST600渡辺一馬、J-GP3山田誓己、J-GP2野左根航太)
 
※ここに掲載している写真の高画質版は、MFJスーパーバイク・プレス専用サイトでダウンロードしていただけます。プレス専用サイトには登録が必要です。登録はこちらから→MFJスーパーバイク・プレス専用サイト
 
H.Wakita/Y.Harada(c)
 
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