ランキングトップの野左根航太が135、生形秀之が127と8ポイント差で迎えた最終戦J-GP2クラス。予選でも二人を中心に、浦本修充、デチャ・クライサー、井筒仁康、岩田悟、長島哲太、中本翔、高橋英倫、大木崇行らが次々とタイムを塗り替える激しいアタックが予選序盤から見られた。
その中で野左根はセッション中盤にそれまでトップだったデチャの2分12秒446を上回る11秒918でトップに立つ。しかし、その後浦本、岩田が競り合うようにして11秒台に入れてそれぞれトップ、2番手を奪う。浦本はさらにタイムアップしていく。前後ニュータイヤに代えた野左根、その他の上位陣も残り5分頃に最後のアタックを開始、続々とタイムアップしていく中で、野左根が11秒377をマーク、再びトップを奪う。次いで生形が11秒466、浦本が11秒691、デチャは11秒777、井筒が11秒789、岩田が11秒894とここまでが11秒台でセカンドロウまでを占めることになった。 |