40分間の1セッション計時予選で争われるST600の予選。開始前から霧雨のような雨が落ち、コースはフルウェット状態で始まった。
序盤は様子見の多かったライダーたちだが、中盤にかけて順位を入れ替えながら、少しずつタイムアップしてくる。トップは横江 竜司、大崎誠之、チャランポン続く3秒台に入れた上位陣。地元勢もそれに続く展開。
セッションの後半はチャランポンが2分2秒266でトップに浮上すると大崎も2秒639に入れて2番手、宮島佳毅が横江をかわして3位へポジションを上げ てきた。そして残り数分、最後のアタックで序盤は下位にいた渡辺一馬が一気に3番手に。しかし、最後に井筒仁康がそれをかわして3秒344をマーク、3位 を奪った。4番手に渡辺、宮島、横江と2列目、それに原田武人、荒瀬貴の地元勢が続いた。 |