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2012MFJ 全日本ロードレース選手権第1戦もてぎ


全日本ロードレース選手権J-GP3

文部科学大臣杯 2013年 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第1戦 SUPERBIKE RACE in MOTEGI
主催:ツインリンクもてぎ(4,801m)

決勝レポート
開催日:2013-3/31
天候:雨 コース:ウェット
観客:6,000人
ベテランとのバトルのすえ、山田誓己が全日本初優勝!!

 霧雨が降るツインリンクもてぎは気温も低下、春とは思えない寒さのなか、路面温度も上がらず難しいコンディションで、J-GP3の決勝が行われた。ウエット宣言が出されたため、レースは2周減算され、14周で争われることになった。

 ホールショットを奪ったのは2列目、5番グリッドからスタートした山田誓己。徳留真紀、山本剛大、國峰琢磨らが続いていく。山田はオープニングラップで後続に約1秒の差を付けコントロールラインに戻ってくる。2番手には、一つポジションを挽回したポールシッターの國峰。これに徳留が僅差で続き、山本、大久保光、宇井陽一、長尾健吾、菊池寛幸、亀井雄大の順でコントロールラインを通過していく。

 トップを行く山田に追いつきたい國峰だったが、その思いとは裏腹に2周目の90度コーナー先で縁石に乗りスリップダウン。セカンドアンダーブリッジ下で転倒してしまう。再び2番手となった徳留と、トップの山田との間には2秒以上の差がついていた。徳留の後方には集団から抜けだした菊池が迫る。大久保、宇井、山本、デニー・トリューゴ、亀井、栗原佳祐、長尾の7台が4番手を争うグループを形成。
 菊池は3周目には徳留に追いつき、4周目の5コーナーで2番手に浮上すると、さらにペースを上げ、山田との差を詰めていく。5周目にはその差をコンマ6秒まで縮めていた。そして、6周目のヘアピンカーブで、菊池は山田を捕らえトップに立つ。山田の後方は徳留、大久保、亀井の順に単独走行となっていた。さらに後方では、宇井、長尾、山本が6番手を争っていたが、ここから山本が抜けだし、一時は約2秒あった差を詰め8周目には亀井の背後に迫る。

 11周目までトップの菊池と2番手の山田にポジションの変化はなく、1秒3離れて徳留が3番手を走行。さらに2秒1の差で大久保が4番手。山本はこの周に亀井を抜き、5番手に浮上する。12周目、山田が1コーナーで菊池のインに飛び込みトップに返り咲く。これまで一騎打ちだったトップ争いに、徳留が追いつき、3台によるバトルへと変わる。この争いに追いつこうと、ペースを上げて11周目に、このレースのファステストラップとなる2分10秒547をマークしていた大久保は、90度コーナーで痛恨の転倒を喫してしまう。これにより、トップ争いから約7秒離れて4番手につけたのは山本。亀井が僅差で続く。

 13周目、S字カーブの2つめで菊池が山田をかわし再びトップに立つ。しかしその後、90度コーナーでは、またも山田がトップを奪い返し、菊池、徳留の順で最終ラップを迎える。

 1コーナーで徳留が菊池の前に出て2番手に浮上。菊池はS字カーブで、そのポジションを奪い返すと、ヘアピンカーブで山田もかわしトップに立つ。菊池、山田、徳留の順にヘアピンを立ち上がると、ダウンヒルストレートでのスリップストリームを利用して徳留が2台のインから真っ先に90度コーナーに進入しトップに立つ。山田はアウトにラインを振るが、菊池も負けじとレイトブレーキングをしていたため、両者のラインが交錯し軽く接触。菊池はバランスを崩しながらも90度コーナーを2番手でクリアするが、その先のセカンドアンダーブリッジ下でも再び山田と接触し菊池は転倒を喫してしまう。これで徳留が優勝かと思われたが、ビクトリーコーナー立ち上がったところで徳留がハイサイド転倒。山田がトップでチェッカーを受け念願の全日本初優勝を達成した。

 それまで4番手争いをしていた亀井が2位に上がり、全日本初の表彰台を獲得。事前テストで左親指の付け根を骨折している山本がコンマ5秒差の3位でチェッカーを受けた。以下、宇井、長尾、小室旭、藤井謙汰(章典外)、岩戸亮介、栗原、水野涼、鳥羽海渡の順でチェッカーを受けている。

 
JSB1000決勝レース
 
優勝/山田 誓己 TEAM PLUSONE & ENDURANCE(写真)
『全日本に上がってから、ずっと勝てなかったので優勝できてすごくうれしく思います。序盤は(後続を)離せればいいなと思ってアタックしましたが菊池(寛幸)さんが追い上げてくることは予想していたので、一度、前に出てもらって終盤に勝負というレース展開を考えていました。その後(菊池さんを)抜いたときに、そのまま離せるかなと思ったら、S字で抜かれてしまった。それでもストレートスピードは自分のほうが伸びているのは分かっていたので、最後の90度コーナーで勝負しようと考えていました。実際は、菊池さんと徳留(真紀)さんに90度コーナーで抜かれてしまい、そこからは"前に行きたい"という気持ちだけで走っていました。ビクトリーコーナーをうまく立ち上がれたので、ホームストレートで(徳留を)抜けるかなと考えていたのですが、まさかあんな結末になるとは思わなかったのでビックリしました。今回のレースでは、昨年のオートポリスでの失敗を生かせたと思います。コンディションの悪いときに、がむしゃらに(後続を)離そうとしていたら転倒の確率も高いので、落ち着いて走るように心がけていました。来年には世界に参戦できるように、今年は確実に成績を残していきたいと思っているので、すごく、いいスタートが切れたと思います』
 
2位/亀井 雄大 18 GARAGE RACING TEAM
『(初の表彰台は)ものすごく、うれしいです。ゴールしてから(表彰台だと)わかりました。監督には、「とにかく生き残れば、ある程度、結果はついてくる」と言われていたので我慢のレースでした。初めての表彰台なので、このままの勢いで次回の筑波も、また表彰台に上がりたいです』
 
3位/山本 剛大 Team NOBBY
『(事前テストで)左手をケガしていたので、このレースウイークは"絶対転倒しない"と常にアタマに入れて走っていました。決勝は雨でリスクも多いので、監督からは「完走すればいい」と言われていました。自分は、つい行き過ぎる性格なので、すごく抑えて、慎重に、タイヤがちゃんと暖まるまで待って、そのころにはトップ争いは全然、見えないところにいたので、この結果はラッキーですね。レース5周目くらいから、手に力が入らなくなっちゃって、ロングランも決勝で初めて走ったので厳しいところもあったので、今回は(予選順位の)8位でもいいかな、と思って走っていました。表彰台に上ることができてよかったです』
 
秋吉耕佑

(左から)亀井雄大、山田誓己、山本剛大

 
秋吉耕佑
レーススタート
 
表彰台
山田誓己の走り
 
H.Wakita(c)
 
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