J-GP2クラスは、セッション序盤はデチャ・クライサーが58秒台でトップという状況。その後、長島哲太が56秒169に入れてトップに浮上。さらに高橋英倫が55秒台に入れると本格的なアタックが開始された。 後半に入ると浦本修充、井筒仁康、生形秀之ら上位陣は55秒台で続く。クラスを転向した後、テストでも好調だった長島も55秒5までタイムを更新すると、その次の周で一気に53秒975までタイムアップ、レコードタイムをコンマ5秒上回る堂々のタイムを記録して再びトップに立つ。長島はなおもアタックを続けるが、最後のセクションでクリアが取れずにそれ以上の更新は果たせなかった。それでもそのまま長島がクラス初のポールポジションを獲得した。 他のライダーも終盤に続々とタイムアップ。練習走行では53秒台に入れていたデチャが54秒895で2番手、昨年もてぎ開幕戦の覇者、浦本が54秒943で3番手、生形が54秒983で続き、ここまでが54秒台となった。