渡辺一馬がレコードを大幅更新してポールポジション! 「周りの状況に関係なく、自分のレースをしたい」
ST600クラスは、気温6度、路面温度が7度、ウェットパッチが少し残る状態でセッションが始まった。まずは亀谷長純、小山知良らが2分を切るタイムでモニター上位に付ける。稲垣誠が立て続けに57秒、56秒とタイムを刻み、トップに浮上。セッションの中盤以降は路面がほぼドライとなり、各ライダーともドライタイヤでのアタック開始となった。 中本郡、大崎誠之が56秒台をマークしてトップを入れ替えながらアタックを続ける。そしてついに、練習走行から絶好調の渡辺一馬がコースイン、55秒684をマークして一気にトップ浮上。さらにアタックを続け、次の周回では1分54秒634と、コースレコードを大きく更新してトップを不動のものにした。2番手には中冨伸一が55秒537、3番手に岩崎哲朗が55秒727で、ここまでがフロントロウ。4番手にチャランポン・ポラマイが55秒852、続いて稲垣が55秒966、大崎が55秒982とセカンドロウの3台までが55秒台となった。