レース情報 ライセンス ダウンロード おすすめショップ 当協会について
 
rece
種目別最新情報
tree01 ロードレース
tree01 モトクロス
tree01 トライアル
tree01 スノーモービル
tree01 スーパーモタード
tree01 エンデューロ
tree02 その他競技種目
レース観戦情報&レース結果
tree01 ロードレース
tree01 モトクロス
tree01 トライアル
tree01 スノーモービル
tree01 スーパーモタード
tree02 エンデューロ
レースカレンダー検索
TV放送予定
tree02 BS , 動画配信
国内競技規則書
FIM規則(和訳)
公認車両
公認用品・部品
アンチドーピング
全日本選手権シリーズランキング
 

| INDEX | Rd1 MOTEGI | Rd2 SUZUKA2&4 | Rd3 TSUKUBA | Rd4 AUTOPOLIS 2&4 |
| Rd5 MOTEGI 2&4 | Rd6 SUGO | Rd7 AUTOPOLIS | Rd8 OKAYAMA | Rd9 MFJ-GP/SUZUKA |

2012MFJ 全日本ロードレース選手権第8戦岡山国際

| エントリーリスト | ノックアウト-Q-1 | ノックアウト-Q-2 | ノックアウト-Q-3 | 公式予選結果[Race1] | 公式予選結果[Race2] | 予選レポート |
| ウォームアップ | 決勝レース[Race1] | ラップチャート | ランキング | 決勝レース[Race2] | ラップチャート | ランキング | 決勝レポート |

全日本ロードレース選手権JSB1000

文部科学大臣杯 2012MFJ 全日本ロードレース選手権最終戦 第44回MFJ GP SUPERBIKE RACE in SUZUKA
主催:鈴鹿サーキット(5.821m)

決勝レポート
●開催:10月27日(土)公式予選/10月28日(日)決勝レース
●天候:(土曜日)天候:うす曇 気温:22.0℃ コース:ドライ
    (日曜日)天候:雨 気温:16.6℃ コース:ウェット
●会場:三重県 鈴鹿サーキット(5.821Km)
●観客:10月27日(土)10,000人/10月28日(日)8,000人
秋吉耕佑が2レースとも独走で制す!
中須賀克行は、苦しみながらも3度目の王座を獲得!!

 天気予報通り、雨模様となった鈴鹿サーキット。レース1は、ヘビーウエットの戦いとなった。ポールポジションからスタートした秋吉耕佑がホールショットを奪い中須賀克行、山口辰也、高橋巧、柳川明と続いていく。秋吉は、オープニングラップからハイペースで飛ばし中須賀との差を開いていく。そのまま独走態勢を築くかと思われたが、中須賀もペースを上げ、5周目には、このレースのファステストラップをマークすると、秋吉の背後につける。一方、3番手には、山口をかわした高橋が上がり、単独走行になっていく。山口の背後には柳川がいたが、柳川が遅れ、それぞれ単独走行となる。

 秋吉と中須賀のトップ争いは、10周目に入った時点で0.353秒差だったが、秋吉が再びペースアップすると、その差は一気に2秒、4秒と広がっていく。この時点で、中須賀は2位でゴールすればチャンピオン決定という場面。雨足が強くなってきており、慎重に走っていたという中須賀だったが、最終ラップの1コーナーでハイドロプレーニング状態になってしまい痛恨のクラッシュ。そのまま再スタートはできずリタイアとなってしまう。秋吉はウイリーゴールを決め、待望の今シーズン初優勝を飾り、2位に高橋、3位に山口が入り今季2度目の表彰台に上がった。中須賀は、完走扱いになったが21位とノーポイント。柳川が4位となったため、その差は、7ポイントに縮まりレース2を迎えることになった。

 悪天候のため周回数が15周から12周に減算して行われたレース2。今度はセカンドグリッドの高橋が好スタートを切り、ホールショットを奪うが、秋吉が2コーナーでインから前に出てトップに立つと、異次元の走りでレースをリード。オープニングラップだけに、2番手の高橋に2秒845もの差をつけてホームストレートを通過していく。中須賀は、スタートで山口にも前に行かれたが、オープニングラップのシケインで前に出て3番手に浮上。高橋の背後につける。レース序盤は、秋吉が早くもトップを独走し、高橋、中須賀、山口、柳川の4台がセカンドグループを形成。4周目のバックストレートでは、柳川が山口をかわし4番手に浮上。山口も必死についていっていたが、7周目にマシントラブルが発生し、リタイアを余儀なくされる。これに呼応するように、高橋も同じく7周目にスローダウン。ピットインし、再スタートするものの大きく遅れてしまう。一方、トップを走る秋吉は、毎周ペースを上げ、この7周目にファステストラップをマーク。8周目に入る時点で、2番手の中須賀に18秒以上の大量リードを築いていた。

 レース終盤になり、中須賀の背後につけていた柳川がヘアピンの立ち上がりで並びかけると、2輪シケインで前に出ていく。秋吉は、ぶっちぎりの独走で、またもウイリーでチェッカーを受け、ダブルウインで2012年シーズンを締めくくった。柳川は2位でゴールし、5ポイント差のランキング2位となった。中須賀は3位でフィニッシュし、3年振りにJSB1000チャンピオンとなった。4位に芹沢太麻樹、5位に安田毅史と続き、レース終盤にトップと変わらないペースで走った藤田拓哉が6位に入賞した。以下、今野由寛、須貝義行、徳留和樹、出口修、武田雄一、東村伊佐三、清水郁己、片平亮輔、吉田光弘と続いた。

JSB1000決勝レース
Race1 優勝/秋吉耕佑 F.C.C.TSR Honda
『朝のウォームアップ走行で、ソフトとハードのタイヤを試したのですが、ハードタイヤは排水性もよかったのですが、15周という周回を考えてソフトで走ったら2分17秒ぐらいで走ることができたので、レースでも自信がありました。中須賀選手がきているのは、分かっていたので、確認しながら速く走る状況の中で、精神的にはすごく疲れましたが抜かれたら抜かれたで考えようと思って走っていました。勝つことができてよかったです』
Race 1 2位/高橋巧 MuSASHi RT ハルク・プロ
『今回もスタートを失敗してしまい、序盤で離されないようにと考えていたのに離されてしまい追い付くのが難しかったですね。久しぶりのレースで表彰台に上がることができたので、レース2で、もっといい結果を残せるように頑張ろうと思っています』
Race 1 3位/山口辰也 TOHO Racing
『セッティングがうまくいっていなかったので、思うようなタイムで走ることができなかったのですが、その状況の中では、安定して走れたと思います。1周でトップと2秒ぐらい違ったのですが市販キット車を使っていたとしても、ドライと同じぐらいの差で走れるはずなので、レース2は、アジャストして、もうちょっと頑張りたいと思います』
 
秋吉耕佑
Race1秋吉耕佑
 
表彰台
Race1表彰台 優勝:秋吉耕佑(写真中)、2位:高橋巧(写真左)、3位:山口辰也
 
JSB決勝レース2スタート
Race2 優勝/秋吉耕佑 F.C.C.TSR Honda
『レース1はかなり雨が降っていたので、レースコントロールから赤旗が提示されるかと思っていたぐらいでした。結局、赤旗は出なかったので、レース2では、同じようなコンディションになったら8周目ぐらいで手を上げようかと思っていました。実際は、そこまで雨は降らなかったので、レース1と同じく淡々とラップをこなしていました。マシンは、間違いなくここ(鈴鹿)に合っているのですが、ブレーキングコースをもう少しまとめなくてはいけないので、来シーズンは、チームと話し合って今年のよかった点と悪かった点を振り返ってマシン造りに反映できれば、さらに速くなると思います』
Race2 2位/柳川 明 TEAM GREEN
『レース1の終盤は雨が強くて視界は悪いですし、ホイールスピンもしていたので怖い状況でした。実際、中須賀選手がハイドロで転びましたし…。レース1を終えた時点で、中須賀選手と7ポイント差となりましたが、タイトルのことはあまり考えませんでした。ただ、周りの反応は大きかったですね。レース2は雨の量でちょっとしたアジャストして臨みました。レース終盤に中須賀選手との一騎打ちになりましたが、固くなっているのが分かりましたね(笑)。ヘアピンでミスしてくれたので、並びかけたら、いつもなら引かないのに、今日は引きましたから完全に守りに入っていましたね。今シーズンを振り返ると全戦でポイントを獲れたからランキング2位になれましたが、1回も勝てなかったことが悔しいですね』
Race2 3位・2012 シリーズチャンピオン/中須賀克行 ヤマハYSPレーシングチーム
『レース1は、まさかのラストラップでした。かなり危険な条件でしたし、ペースダウンもしていましたら。何もできない状態で転倒してしまいましたが、自分が原因ではなかったので、レース2には影響はありませんでした。ただ、マシンはチームが頑張って直してくれたのですが、確認ができないのでTカーで臨んだので違和感があって、なかなかペースを上げられませんでした。柳川選手が言うように残り5周ぐらいで周回を気にするようになり、絶対に転倒だけはしないと固くなってしまいました。高橋選手がスローダウンした辺りから、明らかにペースダウンしていたので、柳川選手が抜いてくると思っていました。ライダー同士、いろんな心理をわかり合えるので察知しながら走っていましたが、チェッカーを受けたときは、本当にホッとしました。今年は、ブリヂストンにタイヤを変えて、ヤマハにとっても勝負の年でしたし、言い訳ができないシーズンでしたから、すごいプレッシャーを感じていました。実際、前半戦はタイヤにマシンを合わせられず苦労しましたが、逆に気合いが入りました。2010年にV3がかかっていたときに、勝負にこだわりすぎて転倒し、チャンピオンを逃したときに、ライダーとしては攻め切れてすっきりした部分があったのですが、失ったものは大きかった。それもあって、今回は、何としてもチャンピオンを獲りたいと思っていました。これもヤマハ、チーム、そして応援してくれた方のおかげです。本当にありがとうございました』
JSB決勝レース2スタート
 
JSB決勝レース2スタート
Race2表彰台 優勝:秋吉耕佑(写真中)、2位:柳川明(写真左)、3位:中須賀克行(新チャンピオン)
 
新チャンピオン

2012年各クラス新チャンピオン(写真左から)
JSB1000/中須賀克行(ヤマハYSPレーシングチーム)
ST600/DECHA KRAISART(Yamaha Thailand Racing Team)
J-GP2/渡辺一樹(RS-ITOH&ASIA)
-GP3/徳留真紀(MuSASHi RTハルクプロ)

 
| Top |
Copyright 2011 Motorcycle Federation of Japan All Rights Reaserved.
|