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2012MFJ 全日本ロードレース選手権第6戦もてぎ


全日本ロードレース選手権J-GP3

文部科学大臣杯 2012年 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第6戦 SUPERBIKE RACE in SUGO
主催:スポーツランドSUGO(3,737.5m)

決勝レポート
●開催:8月25日(土)公式予選/8月26日(日)決勝レース
●天候:(土曜日)天候:晴れ 気温:30.0℃ コース:ドライ
    (日曜日)天候:晴れ 気温:31.4℃ コース:ドライ
●会場:宮城県 スポーツランドSUGO(3.73750km)
●観客:8月25日(土)1,800人/8月26日(日)3,300人
長島哲太が有言実行の独走レースに持ち込み今季2勝目!
レース序盤トップの長島哲太と山田誓己

  ポールポジションから好スタートを切った長島哲太を先頭に、山田誓己、仲城英幸、森俊也、徳留真紀、山本剛大らが続いて1コーナーをクリアしていく。長島はオープニングラップからレースをリード。山本がひとつポジションを上げ5番手に浮上する。
 快走する長島に山田だけが食らいつき、3番手以降は2周目から徐々に離されていく。山田は2周目のシケインの進入で長島の前に出るが、その後の10%勾配で長島がトップを奪い返すと、さらにペースを上げていく。2周目に森を抜き4番手につけていた山本は、4周目の馬の背コーナーで仲城をパス。3番手に浮上するが、翌周には仲城が抜き返し再び3番手に。そのわずか後方で、5番手争いは森と國峰琢磨の一騎打ちになっていた。7番手も徳留と亀井雄大の2台が争う展開。
 5周目辺りから、長島と山田の差が開き始める。トップの長島は7周目にはこのレースのファステストラップとなる1分34秒146をマークし、独走態勢を築いていく。一方、山田は仲城、山本に追いつかれ、レース中盤から3台による2位争いが繰り広げられる。14周目に仲城、山本が山田を抜くが、10%勾配で2台のスリップストリームをうまく使い、山田はポジションを取り戻す。山田、仲城、山本の順にコントロールラインを通過。翌15周目の馬の背コーナーで3番手につけたのは山本だったが、シケインの切り返しで、まさかの転倒。コースに復帰できず、今季初のノーポイントでレースを終えてしまう。山本の脱落で2位争いは山田と仲城の一騎打ちとなった。16周目、仲城は最終コーナー立ち上がりから、うまくスリップを使い山田の前に出る。しかし翌周は仲城がミスをしてしまい、同じポイントで山田は2番手を奪い返すと、徐々に仲城を突き放していく。
 20周のレースを制したのは長島。後続に10秒以上の差を築き、今季2勝目を挙げた。2位は山田。約1秒遅れて3位に仲城が入った。最終ラップまでバトルが続いた4位争いは國峰に軍配が上がり、コンマ2秒の僅差で森が5位。6位はレース中盤には3台で争っていたが、最終的にはそれぞれ単独で、徳留、菊池寛幸、亀井の順にチェッカーを受けた。
 これまで着実にポイントを稼いだ仲城が78ポイントでランキングトップに浮上。徳留は75ポイントで2番手。山田が62ポイントまで伸ばし3番手に浮上した。國峰と亀井が58の同ポイントで続き、森が57ポイントで6番手。山本はリタイアが響き、56ポイントで7番手。今大会の優勝者、長島も、これまで2度のノーポイントレースがあるため、50ポイントの8番手となっている。

 
優勝:#45 長島哲太/Projectμ7C HARC
『決勝では1分33秒台でラップして、できれば32秒台に入れることが目標だったんですが、予選のときとフィーリングが変わってしまいタイムが出せなかった。それでも、後ろを引き離すレースができました。チームを始め、応援してくれた方々に感謝しています。スタートが今までで一番と思うくらいうまくいって、ホールショットを取れたので、このまま逃げようと思ったんですけれど、シケインで(山田に)入られて本当に焦りました。このままのペースじゃダメだと思って、もう少しペースを上げたんですが、タイヤがなくなって、ラスト10周くらいは厳しかった。減量がうまくできず体力も持たなかったので、後半にタイムを伸ばせなかった。それでも自分のリズムでなんとか走り切りました。今回は一発のタイムは出せたので、次のオートポリスでは、アベレージタイムをもっと上げていきたいと思います』
2位:#5 山田誓己/TEAM PLUSONE & ENDURANCE
『今回からマシンをいろいろ変更したので、金曜に初めて乗ったようなものでした。予選は目標タイムに届かなかったし、決勝も(長島が)1分33秒台で逃げると予想はしていたので、自分も33秒台で走るつもりだったんですけれど、早い段階でタイヤを使い切ってしまいジリジリと離されてしまった。後ろから仲城さんとタケ(山本)が追いついてきているのは分かっていたので、後ろを抑えるレースをしようと走りを切り替えました。タイヤが予想より早く厳しくなってしまい、そこからミスしないように走るのが精一杯でした。一度(仲城に)抜かれたときは、後ろで様子を見て、どこで仕掛けるか考えた。(仲城に)少しミスがあって抜いた後、最後の数周はペースを上げて、抜かれないようにと必死でした』
3位:#3 仲城英幸/Projectμ7C HARC
『事前テストから、足回りを中心にテストしてきたんですが、アベレージは安定するものの、タイム的に劣る部分があった。スペイン選手権に参戦している渡辺陽向と事前テストで合流したのですが、同じ車両を使って、陽向は1分34秒フラットで、ボクが35秒8か9くらいで、タイムに開きがあった。自分的に走り方を見直して、乗り方を変えてやっと先が見えてきたかな。今までのスタイルを変えるのは大変で、セッティングが遅れてしまった。予選まで使ってたタイヤから、決勝の朝に違うコンパウンドのものに変えてレースに臨んだ。レース中に様子を探りながらペースを上げていって、ようやくペースをつかんだときには、前がだいぶ離れていた。とにかく集中して走っていたら山田選手がだんだん近づいてきたので、数ラップは様子を見て、バイクの特性を生かして車速を乗せるようにして(山田選手の)前に出た。でも今度は自分がミスしてしまった…それがなければ2位になれたかもしれないけれど、集中力がなかったかな。最後は(誓己に)ペースアップされて離されてしまった。次回は絶対勝てるように努力したいと思います』
長島哲太
長島哲太
 
表彰台
優勝:長島哲太(写真中)、2位:山田誓己(写真左)、3位:仲城英幸
photo by H.Wakita(c)
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