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2012MFJ 全日本ロードレース選手権第1戦もてぎ


全日本ロードレース選手権J-GP3

文部科学大臣杯 2012年 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第5戦 MOTEGI 2&4 Race
もてぎ2&4 ツインリンクもてぎ開業15周年記念大会
主催:ツインリンクもてぎ(4,801m)

決勝レポート
開催日:2012-8/5
天候:晴れ 気温:32.9℃(正午) コース:ドライ
観客:16,000人
 
 
仲城英幸が混戦を制し今季初優勝!
仲城英幸のバトル

 ポールポジションの山田誓己が好スタート決めるが、1コーナーの進入でイン側につけた仲城英幸がトップを奪い、山田から仲城、長島哲太へと、オープニングラップからトップが目まぐるしく入れ替わる。1周目をトップで戻ってきたのは長島。これに仲城、山本剛大、菊池寛幸、山田、國峰琢磨、徳留真紀、藤井謙汰、三原壮紫と続き、この9台がトップグループを形成しつつあった。しかし3周目辺りから三原がこの集団から離され、4周目には菊池と藤井も溝を空けられてしまう。トップ争いは6台に絞られた。その後も激しく順位を入れ替えていたが、5周目のヘアピンコーナーに徳留と長島が並んで進入、両者は僅かに接触し、アウト側にいた長島はバランスを崩し転倒。そのまま悔しいリタイアとなってしまう。また、菊池と7番手を争っていた藤井は、3コーナーでフロントが切れ込み、コースアウトを喫し24番手までポジションを落としていた。

 5台となったトップ争いは、このまま混戦が続く。仲城から山本、國峰へとトップは入れ替わり、7周目には2番手につけていた仲城が5コーナーで國峰のインを刺し再びトップに躍り出る。翌8周目には、國峰が90度コーナーで仲城を押さえる。この仲城と國峰の2台のバトルの割って入ったのは山本だった。9周目の90度コーナーで2番手に浮上するが、11周目には徳留が2番手を奪う。12周目には國峰がまた90度コーナーで2番手につけるなど、レースは終盤になるにつれ、バトルの激しさが増していく。

 13周目の1コーナーでは徳留が2番手に上がり、130Rではトップの仲城に國峰が並びS字コーナーにかけて競り合いになるが、仲城が抑え込む。13周を終えた時点では、仲城、國峰、徳留、山本、山田の順にコントロールラインを通過していく。14周目には國峰がトップに立つが、ヘアピンコーナーのブレーキングをミスしてしまい、その隙に仲城がトップを奪い返す。國峰は3番手にポジションを落とすが、その後の90度コーナーで2番手まで挽回する。

 迎えた最終ラップ。S字コーナーの一つ目で山本が徳留のインを突き3番手に浮上。その後ヘアピンコーナーでオーバーラン気味になった國峰を、山本と徳留がかわしていく。2番手争いの中で、勝負の90度コーナーに最初に飛び込んだのは徳留。山本と國峰は並んで進入するが、立ち上がりでは山本が前に出るも、セカンドアンダーブリッジを抜けた左コーナーを並んで入っていくが、両者は接触。アウト側にいた山本はコースオフを喫し、表彰台争いからチェッカー直前で離脱してしまう。

 チェッカーフラッグを最初に受けたのは仲城。コンマ2秒差で徳留が2位に入り、國峰が3位でチェッカーを受けた。4位の山田まで1秒の中にひしめく接戦だった。山本は山田から7秒726遅れの5位でゴールした。6位以下は菊池、森俊也、亀井雄大、三原壮紫、渥美心の順でチェッカーを受けた。藤井は怒濤の追い上げを見せ14位でレースを終えた。

 
優勝:#3 仲城 英幸/Projectμ7C HARC
『今シーズンは、これまでの2戦で、なかなか自分の走りができず、フラストレーションが溜まっていました。今回は、やっといい感触が戻ってきた感じです。金曜の走行でいいタイムを刻めていたので手応えはあったのですが、単独で走行することが多かったので、タイムでしか周りの状況がわからなかった。2&4は初めてで、路面の状況が手探りだったし、どこまで行っていいのか最後までつかめなかったのが課題。バイクは、これまでよりトップスピードが伸びるようになったし、車体や足回りがよくなって、それがタイムに現れていた。あとはタイヤの選択で旋回がどう変わるかに注意して走っていました。思ったより高速コーナーの旋回が悪いことにレース中に気づいたので、それを補うことができなかった。アベレージは刻めていたので、あとは順位を落とさないように、レース後半はコーナーでの走りを変えました。これまでの2戦は足回りのセッティングを大幅に変えて探っていたけど、どうしても自分のイメージと違って、勝負できないつらいレースが続いていました。今回のレースを走って、だいたいの感じはつかめましたし、バイクも安定して走るようになったので後半戦が楽しみです』
2位:#634 徳留 真紀/MuSASHi RTハルクプロ
『予選タイムはボクまでの6台が、だいたい同じくらいのタイムだった。予選は(山田)誓己が速かったけれど、レースになったら混戦になるだろうと思っていました。少なくても6台くらいの集団で、若手対ベテランの抜きつ抜かれつになるだろうから、まずはスタートを決めて、トップから離されないようにしようと思っていた。スタートはミスしてしまい(藤井)謙汰や菊池さんに抜かれてしまったけれど、順位を上げることができました。4輪の走行後だったので、普段よりコンディションは悪かったけれど、そんな状況でも、けっこう安定して走れていた。練習走行では2分01秒台を出せたのに、レースウイークに入ってからは、決勝でようやく2分01秒台に入ったので、ボク自身のペースの上げ方が遅かった。そこが課題でした。でも、決勝は上位のペースが上がっても、ついて行く自信はありました。あとは、どうしたら優勝を狙える位置にいられるか。結局、みんな翻弄されて抜きつ抜かれつになったけれど、その中で、なんとか2位になれたのはラッキーですね』
3位:#55 國峰 啄磨/JARIRacing+ENDURANCE
『第1戦ツインリンクもてぎから表彰台に上れたけど、第2戦の筑波は転倒してしまったので、また表彰台に上れてよかった。筑波で転倒したのが大きかったので、今回は1位を狙って頑張って走ったのですが、後半に抜かれてしまいました。また抜こうと思いましたが、トップからは、ちょっと離れていたので勝負できませんでした。せめて2位を保とうと思いましたが最後に90度コーナーで徳留さんに抜かれてしまい、(山本)剛大さんも来ていたので、頑張って3番手を抑えました。今回は安定して走れなかったのが敗因です。コーナーでミスして追いつかれていたので、それがなければ、トップを狙えたと思う。レース中はファステストラップも出せたので自信になりました。次戦はレースウイーク中に、もっとタイム上げて、SUGOでも表彰台に上りたいです』
決勝チェッカーの瞬間
 
表彰台
優勝:仲城 英幸(写真中)、2位:徳留 真紀(写真左)、3位:國峰 啄磨
photo by H.Wakita(c)
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