|
|
|
2010年 全日本モトクロス選手権シリーズ第7戦東北大会レースレポート
|
|
|
全日本モトクロス選手権シリーズ第7戦東北大会は、岩手県藤沢町にある藤沢スポーツランドにて開催された。コースとしてのロケーションも名高いこの藤沢では毎年様々なドラマが生まれる。各ライダーの体力が試される藤沢での戦いだが、決勝当日も猛暑の中、各クラス激しいレースが展開された。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
ヒート1
(#41)深谷広一、(#935)小島太久摩、(#166)星野優位らの好スタートでレースが始まる。トップを走る(#41)深谷は、(#935)小島を従えレースをしばらくリードしていく。その後方では、(#1)勝谷武史がポジションを上げ、3番手まで上がり、2番手を走る小島に迫る。しばらくこの順位のままレースが進むが、11周目、遂に(#935)小島が(#41)深谷をパスする。2番手にポジションを落とした深谷だが、今度は3番手を走る勝谷にも交わされてしまう。勝谷は、(#41)深谷を交わし2番手に上がり、逃げる小島を追う。この二人の走りは死闘の走りを見せ、結局トップをキープした小島が逃げ切り、前回の北海道大会に続き優勝を飾った。2番手には勝谷が入り3番手には深谷が入った。
ヒート2
ヒート1同様(#935)小島太久摩がホールショットを決めレースがスタートする。2番手には(#41)深谷広一、3番手には(#1)勝谷武史がつけレースが進んでいく。5周目、3番手の勝谷が、2番手を走る深谷を交わしポジションを上げ、トップを走る(#935)小島追う。逃げる小島を追う勝谷だが、小島もペースを落とすこと無く快調な走りを見せ、勝谷もなかなか追いつけない状況がすばらく続いていく。最終ラップ、ようやく追いついてきた勝谷だが、結局小島に逃げられ、またしても優勝を逃してしまった。優勝は小島、2番手に勝谷、3番手にはヒート1同様、深谷が入った。
|
両ヒートとも抜群のスタートを決め、レースを制覇した小島は、危なげない走りを見せ、勝谷とのランキングをひっくり返す健闘を見せてくれた。
|
|
北海道大会に続き、この藤沢でもパーフェクトウインを決めた小島は、勝谷を抜きランキングでもトップに立った。勝谷の激しい追い上げにも逃げ勝った小島の表情には、清々しい嬉しさが感じられた。
|
|
小島に4ポイント差と詰め寄られ挑んだ今大会であったが、北海道に続きまたしても小島にやられた感じだ。残り3戦、この二人の戦いに注目したい。
|
|
|
深谷も絶好調ではあったが、小島と勝谷の早さには及ばなかった感じだ。ヒート1、ヒート2とも3位の成績を残す。
|
|
久々の優勝を手にした小島太久摩。ベテランと若手ライダーの一騎打ちとなったヒート2は、観客を大いにわかしてしてくれた
|
|
|
|
|
|
|
|
|
(#12)佐々木雅哉の好スタートでレースが始まる。2周目(#12)佐々木、(#16)吉村仁兵、(#7)白石翔也、(#82)飯田義明、(#83)安原志の順で、レースが進んで行く。5周目、ルーキーの(#83)安原がペースを上げ2番手まで上がり、トップを走る(#12)佐々木に襲いかかる。佐々木も必死に逃げきろうとするのだが、結局安原交わされてしまう。トップに立った安原は、そのままペースを上げ、2番手に(#12)佐々木、3番手に(#82)飯田の順で単独走行が続いていく。結局レースは、この順位ままチェッカーとなり、優勝は安原、2番手には佐々木、3番手には飯田が入った。
|
|
|
(#87)稲垣達樹、がホールショットを決めレースが始まる。2周目、同じ好スタートを決めた(#55)小川孝平がトップに立ちレースをリードするが、すぐさま(#59)竹中純也に交わされ、ポジションを下げていく。トップを走る(#59)竹中は、安定した走りでそのまま快走を続けていく。一方その後方では、(#10)上佐敬と、(#83)安原志が2番手争いを繰り広げる。激しいバトルは(#83)安原が競り勝ち、安原はペースを上げ、今度はトップを走る竹中に襲いかかる。安原の追撃は後一歩及ばず、結局竹中が逃げ切り優勝を飾った。2番手には安原が入り、3番手には上佐が入った。
|
|
|
一時はトップを走っていた佐々木だが、安原の早さには付いていけなかった感じだ。
|
|
しぶとい走りを見せた上佐。残り3戦、どんな走りを見せてくれるだろう。 |
|
両ヒートで表彰台に上った安原は嬉しい表情を見せていた。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
チャンピオンの(#1)益春菜がホールショットを決め、2番手に(#4)山本泉、3番手に(#3)安原さや、4番手に(#8)伊集院忍、5番手に(#2)鈴木沙耶の順でレースが始まる。トップを走る益は、快調にペースを上げ、レースをリードしていく。その後方では、(#2)鈴木と(#3)安原が、2番手争いの激しいデットヒートを繰り返す。この二人のバトルは、結局(#2)鈴木が競り勝つこととなった。優勝は序盤から逃げ切った益が飾り、2番手に鈴木、3番手には安原が入った。
|
スタートから快調に飛ばしていった益は、他を寄せ付けない走りで北海道に続き優勝を飾った。
|
|
高い気温の中、レースを走り終えた3人だが、
疲労度は限界を超えていた。
|
|
|
|
激しい追い上げを見せていた鈴木だが、益の早さには届かなかった。 |
|
|
安原も激しい追い上げを見せたが、結局益には届かず鈴木とバトルを繰り返した。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
(#2)西條悠人の好スタートでレースが始まるがレース中盤、(#4)阿部晴基が西條を抜き。トップに立つ。阿部は危なげない走りでそのままチェッカーを受ける。2番手には西條が入り、36番手には(#9)伊香将徳が入った。 |
|
|
元気いっぱいの走りを見せてくれたチャイルドクラス。多くのギャラリーの見守る中、熱い走りを見せてくれた。 |
|
|
レディスクラスのエコ活動
|
|
|
|
昨年からこの藤沢で行われている、レディス選手会と、レース場近くのふじの実学園によるエコ活動。会場で、レディス選手会がペットキャップの回収を呼びかけ、そのキャップとお花を交換するエコ活動だ。回収されたキャップは、ファミリーマートを通し、海外でのワクチン配布などに役立っている活動である。 |
|
|
|
|
|
|
ふじの実学園の生徒さんらが、この日の為に育ててくれたお花。レース会場では、多くのペットボトルのキャップが回収された。
|
|
レディス選手会と、ふじの実学園のエコ活動を記念し、植樹が行われた。
|
|
|
|
|
レディス選手会と、施設の方々との記念撮影
|
|
|
|
|
|