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2010年 全日本モトクロス選手権シリーズ第7戦東北大会レースレポート
 

 
全日本モトクロス選手権シリーズ第7戦東北大会は、岩手県藤沢町にある藤沢スポーツランドにて開催された。コースとしてのロケーションも名高いこの藤沢では毎年様々なドラマが生まれる。各ライダーの体力が試される藤沢での戦いだが、決勝当日も猛暑の中、各クラス激しいレースが展開された。

 

ヒート1

(#1)成田亮が好スタートを切り(#4)熱田孝高、(#331)新井宏彰を従えレースが始まる。2周目、3番手を走る(#331)新井が(#4)熱田を交わし2番手に浮上、今度は逃げきろうとする成田にいどむ。激しい走行で(#1)成田にチャージをかけた(#331)新井だが、ミスを犯しポジションを5番手まで落としてしまう。新井の追撃を交わし、楽になりかけた(#1)成田だが、今度は、3番手に付けていた(#4)熱田が襲いかかる。成田に迫った熱田は、遂に成田を交わしトップに立つのだが、又成田が抜き返し、再びトップに立つ。二人の攻防はしばらく続くが(#1)成田がトップのまま、(#4)熱田、(#6)田中教世、(#2)増田一将の順で単独走行が続いていく。結局この順位のままチェッカーが振られ成田が優勝を飾った。

ヒート2
ヒート1同様(#1)成田亮がホールショットを決め(#4)熱田孝高、(#44)小島庸平、(#331)新井宏彰、(#2)増田一将、(#6)田中教世の順でレースがスタートする。すぐさまヒート1のスタート1コーナーで転倒した(#44)小島が(#4)熱田を交わし(#1)成田を追う。5周目、調子の良い(#44)小島は、前を走る成田をパスしトップへ浮上。小島にパスされた(#1)成田は、しばらく2番手をキープし小島を追うが、今度は(#331)新井宏彰と(#4)熱田孝高にも交わされてしまう。レース後半、この4人は同じ順位で接近戦のまま死闘の走りを見せ、ミスの許せないレース展開が繰り広げられる。終盤になり、スタミナの無くなった成田は、その後方を走る(#2)増田一将、(#6)田中教世にも抜かれてしまう。このまま小島が逃げ切るかに見えたが、逃げようとする小島を今度は(#4)熱田がピタリとマーク。同じチーム、二人の死闘はしばらく続くが、疲れが見え始めた(#44)小島を(#4)熱田がパスしトップへ立つ。結局熱田がトップでチェッカーを受け、久々の優勝を飾った。2番手には調子を上げてきた小島が入り、3番手には(#331)新井が入った。


ヒート1を優勝で飾った成田だが、ヒート2では、スタミナが切れたせいか、最終的にはポジションを落としていってしまった。

 


ここ最近調子を上げている田中だが、今回はヒート1の3位の成績でお終わった。

 


ヒート2、成田を交わし久々の優勝を飾った熱田。残り3戦、成田追い込みことができるか。

シーズン序盤から、今一つ調子が良くなかった小島だが、北海道から調子を上げており、ヒート2この藤沢では終盤までトップを走る健闘を見せてくれた。得意のスタートが決まれば、小島の優勝も近いだろう。



苦手な藤沢を、克服してきた新井だが、ヒート1ではミスを犯し、表彰台を逃がしたが、ヒート2では粘り強い走りを見せ苦手な藤沢で表彰台をゲットした。


久々の優勝に酔いしれた熱田。ヒート1、ヒート2共に粘り強い走りを見せてくれた。
 
   
   
   
 

ヒート1
(#41)深谷広一、(#935)小島太久摩、(#166)星野優位らの好スタートでレースが始まる。トップを走る(#41)深谷は、(#935)小島を従えレースをしばらくリードしていく。その後方では、(#1)勝谷武史がポジションを上げ、3番手まで上がり、2番手を走る小島に迫る。しばらくこの順位のままレースが進むが、11周目、遂に(#935)小島が(#41)深谷をパスする。2番手にポジションを落とした深谷だが、今度は3番手を走る勝谷にも交わされてしまう。勝谷は、(#41)深谷を交わし2番手に上がり、逃げる小島を追う。この二人の走りは死闘の走りを見せ、結局トップをキープした小島が逃げ切り、前回の北海道大会に続き優勝を飾った。2番手には勝谷が入り3番手には深谷が入った。

ヒート2
ヒート1同様(#935)小島太久摩がホールショットを決めレースがスタートする。2番手には(#41)深谷広一、3番手には(#1)勝谷武史がつけレースが進んでいく。5周目、3番手の勝谷が、2番手を走る深谷を交わしポジションを上げ、トップを走る(#935)小島追う。逃げる小島を追う勝谷だが、小島もペースを落とすこと無く快調な走りを見せ、勝谷もなかなか追いつけない状況がすばらく続いていく。最終ラップ、ようやく追いついてきた勝谷だが、結局小島に逃げられ、またしても優勝を逃してしまった。優勝は小島、2番手に勝谷、3番手にはヒート1同様、深谷が入った。




両ヒートとも抜群のスタートを決め、レースを制覇した小島は、危なげない走りを見せ、勝谷とのランキングをひっくり返す健闘を見せてくれた。

 

北海道大会に続き、この藤沢でもパーフェクトウインを決めた小島は、勝谷を抜きランキングでもトップに立った。勝谷の激しい追い上げにも逃げ勝った小島の表情には、清々しい嬉しさが感じられた。

 



小島に4ポイント差と詰め寄られ挑んだ今大会であったが、北海道に続きまたしても小島にやられた感じだ。残り3戦、この二人の戦いに注目したい。


深谷
も絶好調ではあったが、小島と勝谷の早さには及ばなかった感じだ。ヒート1、ヒート2とも3位の成績を残す。

 



久々の優勝を手にした小島太久摩。ベテランと若手ライダーの一騎打ちとなったヒート2は、観客を大いにわかしてしてくれた

 
 
   
 

(#12)佐々木雅哉の好スタートでレースが始まる。2周目(#12)佐々木、(#16)吉村仁兵、(#7)白石翔也、(#82)飯田義明、(#83)安原志の順で、レースが進んで行く。5周目、ルーキーの(#83)安原がペースを上げ2番手まで上がり、トップを走る(#12)佐々木に襲いかかる。佐々木も必死に逃げきろうとするのだが、結局安原交わされてしまう。トップに立った安原は、そのままペースを上げ、2番手に(#12)佐々木、3番手に(#82)飯田の順で単独走行が続いていく。結局レースは、この順位ままチェッカーとなり、優勝は安原、2番手には佐々木、3番手には飯田が入った。


(#87)稲垣達樹、がホールショットを決めレースが始まる。2周目、同じ好スタートを決めた(#55)小川孝平がトップに立ちレースをリードするが、すぐさま(#59)竹中純也に交わされ、ポジションを下げていく。トップを走る(#59)竹中は、安定した走りでそのまま快走を続けていく。一方その後方では、(#10)上佐敬と、(#83)安原志が2番手争いを繰り広げる。激しいバトルは(#83)安原が競り勝ち、安原はペースを上げ、今度はトップを走る竹中に襲いかかる。安原の追撃は後一歩及ばず、結局竹中が逃げ切り優勝を飾った。2番手には安原が入り、3番手には上佐が入った。

 

一時はトップを走っていた佐々木だが、安原の早さには付いていけなかった感じだ。


しぶとい走りを見せた上佐。残り3戦、どんな走りを見せてくれるだろう。

両ヒートで表彰台に上った安原は嬉しい表情を見せていた。




IB2、IBオープンの両クラスで表彰台に上がった安原。ルーキーでありながら好成績を残す。

IBオープンで、常に安定した走りを見せる竹中。オープンクラスでは敵なしといえるほどの走りを見せる。



IB2で3位の表彰台をゲットした飯田。スタートも良く徐々に調子を上げつつある。
 
 
   
 
   
 

チャンピオンの(#1)益春菜がホールショットを決め、2番手に(#4)山本泉、3番手に(#3)安原さや、4番手に(#8)伊集院忍、5番手に(#2)鈴木沙耶の順でレースが始まる。トップを走る益は、快調にペースを上げ、レースをリードしていく。その後方では、(#2)鈴木と(#3)安原が、2番手争いの激しいデットヒートを繰り返す。この二人のバトルは、結局(#2)鈴木が競り勝つこととなった。優勝は序盤から逃げ切った益が飾り、2番手に鈴木、3番手には安原が入った。


スタートから快調に飛ばしていった益は、他を寄せ付けない走りで北海道に続き優勝を飾った。



高い気温の中、レースを走り終えた3人だが、
疲労度は限界を超えていた。

 
 
激しい追い上げを見せていた鈴木だが、益の早さには届かなかった。

安原も激しい追い上げを見せたが、結局益には届かず鈴木とバトルを繰り返した。
   


 

 

 
(#2)西條悠人の好スタートでレースが始まるがレース中盤、(#4)阿部晴基が西條を抜き。トップに立つ。阿部は危なげない走りでそのままチェッカーを受ける。2番手には西條が入り、36番手には(#9)伊香将徳が入った

 
元気いっぱいの走りを見せてくれたチャイルドクラス。多くのギャラリーの見守る中、熱い走りを見せてくれた。



レディスクラスのエコ活動
     
昨年からこの藤沢で行われている、レディス選手会と、レース場近くのふじの実学園によるエコ活動。会場で、レディス選手会がペットキャップの回収を呼びかけ、そのキャップとお花を交換するエコ活動だ。回収されたキャップは、ファミリーマートを通し、海外でのワクチン配布などに役立っている活動である。
     
 

ふじの実学園
の生徒さんらが、この日の為に育ててくれたお花。レース会場では、多くのペットボトルのキャップが回収された。

 
レディス選手会と、ふじの実学園のエコ活動を記念し、植樹が行われた。
     
レディス選手会と、施設の方々との記念撮影
   





 

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