ヒート1
第9戦の成田の離脱により、(#4)熱田孝高と(#6)田中教世が、3ポイント差で戦うレースとなった最終戦、激しいポイント合戦に注目が集まる。好スタートを決めたのは(#6)田中教世。後方には(#13)釘村太一、(#331)新井宏彰、(#4)熱田孝高、(#2)増田一将、(#44)小島庸平の順でレースがはじまる。この順位のまま激しいレースが進む中、4周目、トップを走る田中が痛恨の転倒を犯してしまう。代わりに2番手の新井がトップに立ち、レースが進んで行くのだが10周目、6番手に付けていた小島が一気にトップの新井を交わす。この日の小島は、一人激しい走りを見せていた。トップに立った小島はそのままペースを上げ、後方との差をジリジリ離していく。新井も食い下がろうとするのだが、小島スピードに付いていけない。その後方ではチャンピオン争いがかかっている(#4)熱田と、(#6)田中の激しいバトルが展開され、目の離せないバトルが最終ラップまで繰り広げられた。最終ラップ、2番手を走る熱田に田中チャージをかけるが、勢いあまり接触し田中が転倒をおかしてしまう。結果、熱田が3位のポジションでチェッカーを受け、田中とのポイント差を付ける形となった。。優勝は、小島が飾り2番手には熱田、3番手には増田が入った。
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両ヒートともスタートとから快調に飛ばし、誰よりもアグレッシブな攻めの走りを見せていた小島庸平。最終戦をパーフェクトウインで飾る。 |
ヒート2
(#4)熱田孝高と(#2)増田一将、(#44)小島庸平が好スタートを決め、レースがはじまる。2周目、3番手を走る小島が熱田を抜き去り、トップを走る(#2)増田に襲いかかる。4周目、調子の良い小島はトップを走る増田を交わし代わりにトップに立つ。2番手には増田、3番手に熱田、4番手に新井、5番手に田中の順で、レースが進んでいく。13周目、(#6)田中が、新井を交わし4番手までポジションを上げる。3番手の増田は熱田にアタックをかけるのだが、結局抜くことは出来ず、結局そのままの順位でチェッカーとなる。優勝は、この日素晴らしい走りを見せた小島が飾り、2番手には熱田が入り、3位手には増田が入った。熱田はこのレースで念願のチャンピオンを決めた。
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チャンピオンに大手をかけ挑んだ田中だったが、転倒などのミスも加わり、熱田にあと一歩届かなかった感じだ。熱田に挑む田中は、最後まで諦めない素晴らしい走りを見せてくれた。。
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ヒート1、接戦でのチャンピオン争いにうち勝った熱田。ヒート2も小島同様、危なげない走りで表彰台へ上がりチャンピオンを決めた。 |
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ヒート2好スタートを決め、チャンピオン獲得に挑む熱田と、田中を苦しめた増田。最終戦を表彰台で決める。
トップグループでレース終盤まで走っていた新井だが、ヒート2の2位がベストとなった。
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両ヒートをパーフェクトウインで飾った小島庸平。最終戦では素晴らしい走りを見せてくれた。
最終戦までもつれ込んだチャンピオン争いを制した熱田孝高。厳しい戦いの中、手に入れたチャンピオンに嬉しさを隠しきれないでいた、
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