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写真&レポート
Motegi 10/31 sun Twin Ring MOTEGI
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Photo:N.Shinohara
10月31日、MOTO1最終戦(AllStars、Area併催)がツインリンクもてぎで開催された。 前日の台風のため土曜日に予定されたタイムアタックが日曜日に移動、またそのためタイムスケジュールの都合から決勝ヒートの短縮、ダートセクションのキャンセルなどが変更となった。1週間前から台風による雨という予報があったにもかかわらず、昨年以上の多くのお客様に来場いただきました。
 


#2松本Yassyの全戦勝利か、09年チャンピオン#1佐合が意地を見せるか。

 ポールポジションは2010年チャンピオンを決めた#2Yassy松本(Agip Husqvarna RACING WORLD with CPsports)。2番グリッドには#101佐々木(DIABLO with WADATAKU)、注目の#1佐合は今ひとつキレの無い走りで3番グリッドからのスタート(Saai Racing)。
  Hole Shotを決めたのはチャンピオン#2Yassy、そこに続いたのは好スタートを決めた#1佐合、そして#101佐々木と1コーナーに入る。が、その1コーナー立ち上がりで#101佐々木がハイサイドクラッシュ。
  Lap2のロングストレートエンドの1コーナー進入で#1佐合が#2Yassyのインを差しトップを奪う。トップに立った#1佐合はそれまでのタイムアタック、予選ヒートと今ひとつの走りがウソだったかのようなキレのあるライディングを見せ、一気にスパート。まさに#1佐合の走りがこの決勝で戻ってきた。続く#2Yassyもその走りに食らいつく。トップ争いはこの2人となる。
  #1佐合は安定したライディングでトップを走る。#2Yassyはコース左半分では追い詰めるものの右半分からストレートで離される。3番手につける#7リュータ(チームレアルエキップ)を寄せ付けない2人だけの戦いがつづく。
  レース中盤、#3 Ikki(森田/ SRF SPORT & HighsideJunkies)が3番手に。4番手には今回からヤマハに乗り代えた#11三苫(C.G.PHANTOM RACING)が浮上。
  最終ラップ。#1佐合、#2Yassyの順は変わらない。#2Yassyはこれが最後のチャンスとばかりに左右から猛然とアタックを繰り返す。が、#1佐合はトップを守りきり最終コーナーを立ち上がるとそのままチェッカー!決勝では#1佐合らしい走りを見せ勝利をもぎ取った。2位には#2Yassy松本、3位には#3Ikki森田が入った。
   
1位
#1
佐合潔
Honda CRF450R
Saai Racing
2位
#2
松本康
Husqvarna SM450RR
Agip Husqvarna RACING WPRLD with CPsports
3位
#3
森田一輝
Suzuki RM-Z450
SRF SPOTRT & Highsidejunkies
4位
#11
三苫進
Yamaha YZ450F
C.G.PHANTOM RACING
5位
#10
谷田部高則
Yamaha YZ450F
チームフィンガーオート &? IAS
6位
#7
金児隆太
Yamaha YZ450F
チームレアルエキップ
 
#2Yassyの全勝を阻んだのは#1佐合潔選手+CRF450R。佐合選手らしいステディでキレのある走りで勝利を掴んだ。(Saai Racing)
激しいトップ争いを演じた#2Yassy(松本康)選手+SM450RR(Agip Husqvarna RACING WORLD with CPsports)。
#3Ikki(森田一輝)選手+RM-Z450(SRF SPORT & Highsidejunkies)。予選で起きた激しいクラッシュで脱臼するも、3位に食い込んだIkki選手。
4位に入ったのは、今回からYZ450Fに乗り換えた#11三苫進選手(C.G.PHANTOM RACING)。
5位#10谷田部高則選手+YZ450F(チームフィンガーオート)。YZは10型が多い中09マシンで上位入賞の#10谷田部選手。

最終コーナーでのミスで惜しくも5位から6位にひとつ落としてしまった#7金児リュータ選手+YZ450F(チームレアルエキップ)。モトクロスIAライダーが多い中、ただひとり純粋なモタードライダー。

勝ったのは#1佐合選手。「来年はMOTO1にもう少し参戦できるかもしれないです。」とコメント。参戦予定のAMAが不確定状態なままなのが残念だ。

2位#2Yassy松本「全力を出してベストの走りをしました。負けたのはとても悔しいけど、悔いは無いです」今までの勝利以上の笑顔が印象的だった松本選手。順位という結果以上の何かを求めるアスリートの姿を見たような気がした。

予選で巻き込まれたクラッシュでは、背中を轢かれ肩を脱臼。それにも関わらず3位を得た#3Ikki森田選手。「一言いわせてください。こうして3位の結果が得られたのは、クラッシュしたマシンを運んでくれ、またマシンを元通りにしてくれたメカニックとチームのおかげです」とコメントした。



#5千葉智初優勝。

 不安定な天候で不確定要素が大きい状況を自分のものにしたのは、レース経験の長い#5千葉智選手だった(安具楽や & しらゆり & 魚来)。ウェットパッチによる転倒や見えないグリップラインなどで予選からミスを犯すライダーが多い中、決勝Lap2で#5千葉がトップに立つ。#5千葉はその特徴的な大きく流すスライドを操り、後方左右から猛アタックを仕掛ける#46ヒロシ(増田/ RPベアー & Drip Racing Products)を振り切りそのままチェカー。初勝利をあげた。
  2位には#46増田浩志選手が入った。3位は新人#56川崎隆大(MS五郎レーシング)が食い込んだ。この新人#56川崎選手はタイムアタックでもトップタイムを出し、PPを獲得している。
  このopenクラスは今年数多くの若い選手達が芽を出し始めている。#56川崎選手、今回5位の#4川留選手、#45松本和資選手(Rd.4優勝)、#32天野選手、#96アンディ選手、来年が期待される。
  
1位
#5
千葉智
Honda CRF450R
安具楽や & しらゆり & 魚来
2位
#46
増田浩志
Husqvarna SM450R
RPベアー & DRIP Racing Products
3位
#56
川崎隆大
Yamaha YZ450F
川崎商店+MS五郎レーシング
4位
#15
古川和由
Honda CRF450R
B&C AMSOIL
5位
#4
川留健一
Honda CRF450R
ブラムレーシング
 
初勝利の#5千葉智選手+CRF450R。大きく流すスライドが豪快な#5千葉選手。#3Ikki選手とともに東北仙台を代表する。(安具楽や & しらゆり & 魚来)
勝利を喜ぶ#5千葉選手。

2位は#46増田浩志選手+SM450R。終始#5千葉選手にアタックを続けた。(RPベアー & DRIP Racing Products)

3位には新人#56川崎隆大選手が入った。タイムアタックではトップタイムをたたき出す。(川崎商店+MS五郎レーシング)
4位は#15古川和由選手。スポット参戦ながらも上位入賞。(B&C AMSOIL)

5位の#4川留健一選手。今年はコンスタントに上位に食い込む。(ブラムレーシング)
#5千葉選手。
#46増田浩志選手。

#56川崎隆大選手



#5Kissyの2勝目、チームグライドライドがワンツー。
  

 moto2クラスはチームグライドライドレーシングが前戦Rd.7熊本の借りを返したカタチとなった。#5Kissy(岸田/ グライドライド RACING WORLD team KISSY)、#7吉田和司(グライドライドレーシング)が1位2位に入った。3位には#12大西ケンタロー(98%RACING & SRF SPORT)。
 レースは一度はスタートしたものの雨で赤旗、Wet宣言が出され各車タイヤ交換が行われた。Fのみレインタイヤ、FRともにレイン、または代えないままの前後スリックと分かれた。ここでチャンピオン#2マー山下がタイヤ交換が間に合わずペナルティ、最後尾スタートとなってしまう。
 HSは好スタートを決めた#7吉田が奪う、が#5KissyはLap2でそれを奪い返す。最後尾スタートとなった#2マー山下はトップ争いに加わろうと必死の走り。しかしレース中盤、1コーナー立ち上がりで痛恨のスリップダウン。
 結局#5Kissyがトップを守りきり#7吉田がそれにつづく、グライドライドレーシングのワンツーとなった。3位の#12大西ケンタローは路面の乾いてきた後半、吉田をプッシュするも一歩とどかなかった。

1位
#5
岸田尊陽
HondaCRF250R
グライドライド RACING WORLD team KISSY
2位
#7
吉田和司
Suzuki DR-Z400
グライドライドレーシング
3位
#12
大西ケンタロー
Suzuki RM-Z250
98%Racing & SRF SPORT
4位
#8
森本圭
YamahaYZ250F
 
5位
#13
深澤昌弘
Suzuki RM-Z250
深澤自動車
(表彰は5位まで)
 
今期2勝目#5Kissy(岸田尊陽)選手+CRF250R。危なげない走りで勝利。(グライドライド RACING WORLD team KISSY)
カメラサービス、#5Kissy選手。
実力が結果につながった#7吉田和司選手+DR-Z400。2位に入りチームグライドライドのワンツーを決めた(グライドライドレーシング)
3位には#12大西ケンタロー選手+RM-Z250(98%Racing & SRF SPORT)。不十分なチーム態勢のままの1年間フル参戦となった。
毎戦上位入賞が当然となった#8森本圭選手。今回は4位。レース参戦以外に地元四国のモタードスポーツの普及に力を注いでいる。
5位には#13深澤昌弘選手、初入賞となった。おめでとうございます。(深澤自動車)
2勝目をあげたKissyこと#5岸田尊陽選手。「やっぱダートがある状態で、マーやケンタロー、カズシ(吉田)に勝ちたいね?。」と岸田。
初表彰台2位の#7吉田和司選手。レーサーマシンと互角というDR-Zの実力を実証しつつづけてきた選手だ。
3位#12大西ケンタロー選手。moto2は実力者がそろったクラスだ。一般的にはエンジンの排気量が小さいため最も下のクラスと思われがちだが、非常にレベルの高いクラス。ケンタローは05年のmoto1クラス#1、初期のアンリミテッドクラスでは、佐合選手とチャンピオン争いを繰り広げた。