レース情報 ライセンス ダウンロード おすすめショップ 当協会について
 
rece
種目別最新情報
tree01 ロードレース
tree01 モトクロス
tree01 トライアル
tree01 スノーモービル
tree01 スーパーモタード
tree01 エンデューロ
tree02 その他競技種目
レース観戦情報&レース結果
tree01 ロードレース
tree01 モトクロス
tree01 トライアル
tree01 スノーモービル
tree01 スーパーモタード
tree02 エンデューロ
レースカレンダー検索
TV放送予定
tree02 BS , 動画配信
国内競技規則書
FIM規則(和訳)
公認車両
公認用品・部品
アンチドーピング
全日本選手権シリーズランキング
 

| INDEX | Rd1 TSUKUBA | Rd2 SUZUKA | Rd3 AUTO POLIS | Rd4 SUGO | Rd5 OKAYAMA | Rd6 MOTEGI | Rd7 SUZUKA |

SUPERBIKE RACE in SUGO


JSB1000

文部科学大臣杯 2009年 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第4戦 SUPERBIKE RACE in SUGO
主催:スポーツランドSUGO(3,737.5m)
決勝レポート
DATE:2009-8-30
■開催日/予選:8月29日(土)、決勝:8月30日(日)  ■天候/予選:曇・ウエット 決勝:曇・ドライ
■開催場所/宮城県・スポーツランドSUGO(3,737.5m) ■観客数/12,800人
(2日間)

勝利への執念を見せた中須賀が今季初優勝!

 いきなり波乱の展開となったJSB1000クラス。何とポイントリーダーの山口辰也がウォームアップラップで転倒。頭を強く打っており、再びグリッドに着くことはできなかった。このアクシデントでスタート進行は仕切り直しとなり、再びウォームアップラップからグリッドに着くと、シグナルはブラックアウト。

 ホールショットを奪ったのはセカンドグリッドからスタートした酒井大作。中須賀克行、大崎誠之、亀谷長純、柳川明と続き、レース序盤は、この5台がトップグループを形成する。以下、横江竜司、伊藤真一、高橋巧、井筒仁康と続いていた。

 ペースを上げていきたい酒井だったが、路面温度が下がったからか、フィーリングの違いに戸惑っていた。その後方に中須賀が迫ると、4周目の馬の背コーナーで酒井をかわしてトップに浮上すると、そのままレースをリードしていく。その後方では柳川が3周目に、このレースのベストラップをマークし、大崎をかわして4番手に浮上する。大崎は10周目の最終コーナーでハイサイドに遭い、トップグループから遅れ単独走行となっていく。

 このころからバックマーカーも多くなり、雨も落ちてくる。勝利への執念を見せる中須賀だったが、14周目の最終コーナーでやはりハイサイドに遭うが、ロスを最小限に防ぎ、トップを譲らない。その後方では15周目の1コーナーで亀谷を、16周目のはいポイントコーナーで酒井をかわした柳川が2番手に上がると、中須賀の背後に迫っていく。

 中須賀と柳川がやや抜けだし、酒井と亀谷が3番手争いを繰り広げるかと思われたが、18周目にセーフティーカーが入り、19周目に赤旗が提示さえる。そのままレース成立となり、17周終了時点の順位でリザルトが決まることになった。

 攻めの走りで勝利を引き寄せた中須賀が今シーズン初優勝。2位に柳川、3位に酒井と続き表彰台に上がった。亀谷は4位でゴールし、暫定ランキングトップに浮上した。大崎は5位でゴールし、6位には伊藤をかわした井筒が入った。以下、高橋、横江、出口修、今野由寛と続いた。

[佐藤 寿宏]
●ライダーのコメント

優勝/#1 中須賀 克行 YSP Racing Team
『タイヤの温まりがいい事を知っていたので、とにかく最初に前に出て、どれだけ引っ張って、どれだけ粘れるかというレース展開をイメージしていました。同時に天候も悪くなることは想定していたので、規定周回数を超えた時点で雨が降り出したら、手を上げようかと思っていました。結果的にレース展開も予想通りになり、そして雨もポツポツと降り出し、手を上げようとした思った周にセーフティーカーが入ってレースが中断しましたけ。もし通常の周回でレースしていたら絶対抜かれていたと思うし、今回は天候と運が味方してくれた。今回はレースウィークを通して調子がよかったので、晴れて温度も上がっていたらもっとおもしろいレースを見せられたかもしれません。今回、マシン仕上げくれたチームスタッフに感謝しています。後半戦は最高なスタートを切れたと思います。あと4戦残っていますけれど、諦めずに自分のレースをして頑張りたいと思います』

2位/#87 柳川 明 TEAM GREEN
『セーフティーカーが入るタイミングにパニックになりましたけれど、久々に表彰台に立ててすごくうれしいです。赤旗が出されるまではパラパラと雨は降っていて、タイヤの特性として温まりがよくなかったので、そこはうまくカバーしながらのレースでした。レース序盤に、思いっきりハイサイドをしてしまい、手首を少し傷めていたのでムリはできなかったけれど亀谷選手のタイヤのグリップ力がなくなってきているのが分かったので、どこで抜こうかと考えていました。事前テストからレースウイークまで同じ問題を抱えていて、路面温度が上がればいい方向にいくのですが、チームのみんなで色んなアイデアを出し合って、最終的にグリッドについたマシンが一番いい状態だった。この状態で今回の成績が出れば次につながると思う。次回も頑張りたいと思います』

3位/#39 酒井 大作 ヨシムラスズキwithJOMO
『8月なのにこの寒さはビックリ。朝からジャンパーを着るなんて想定外でした。バイクのセットアップとタイヤは決まっていて、迷いもなく覚悟もしていた。しかし、思惑が外れた感じですかね。本来、あのバイクが持っている性能やポテンシャルは出せてなかったと思います。テスト中にはなかった挙動がいきなりレースウイークで現れて“うわっ、ちょっと待ってよ!”って感じでしたね。順位はすごく悔しいけれど、表彰台に乗れたって事は次につながるって意味ですから』


JSBスタート    
   
JSBレース    
   
JSBレース  

レースは赤旗で中断

     
     
JSBインタビュー   優勝:中須賀克行(中)、2位:柳川明(左)、3位:酒井大作
     
JSBインタビュー   併催されたUAM国別対抗ロードレース。
     
JSBインタビュー   UAMの表彰式。レース1、2とも以前全日本でも活躍したラタポン/ウィライローが連勝した
Photo:H.Wakita(c)
 
| Top |
Copyright 2011 Motorcycle Federation of Japan All Rights Reaserved.
|