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2009年 全日本モトクロス選手権シリーズ第3戦関東大会レースレポート

   
 

 2009年度、第3戦目となった全日本モトクロス選手権シリーズ関東大会。好天の中、1万6千人の観客が埼玉県のオフロードヴィレッジに足を運ぶ中、盛大にレースが開催された。

 

ヒート1
 昨年度のチャンピオン成田亮(#1)が、ケガで出場ができなくなった為チャンピオン不在の中、レースが始まった。ヒート1、田中教世(#5)、熱田孝高(#9)、新井宏彰(#331)、福留善秀(#10)らがまずは好スタートを決めレースが始まる。オープニングラップ、すぐさまこのコースを得意とする新井が、前を走る田中を交わしトップに立ち、後続車を引き離しにかかろうとする。田中は新井の後方を走っていた熱田にもパスされ、熱田はトップを走る新井を追うのだが、新井は熱田よりも早いラップタイムでレースを進めていく。熱田も頑張ってトップを走る新井にくい下がろうとするのだが、熱田は結局付いていけず、2位のポジションで単独走行。3位には、6番手当たりから粘りの走りを見せた増田一将(#3)が入り、レースが終了。結局新井は去年も勝ったこのコースで、久々の優勝を飾った。




 ここ最近のレースで、優勝から遠ざかっていた新井選手。得意のこのコースを、誰よりも早いタイムで周回を重ねていた。嬉しい久々の優勝でガッポーズを見せてくれた新井、シーズンもまだ序盤、新井の反撃が始まるか。
 


 久々の優勝での表彰台で、嬉しい表情を見せていた新井選手。昨年は、中盤当たりから、調子が上がらず新井は苦しんでいた。今シーズンは、この関東大会から仕切りなおしをしたいところだ。



 このコースを得意とする新井に対し、熱田は新井のラインを拾得し、ヒート2にかける
 


 ヒート2

 新井の一人勝ちが予想されたヒート2、オープニングラップから波乱のレースとなった。まずホールショットを決めたのは、福留善秀(#10)。そのままオープニングラップに入るのだが、2、3番手を走るライダーがメインスタンド前のジャンプの着地付近で転倒。その転倒に数台のマシーンが巻き込まれる中、熱田も溝口に突っ込まれてしまい、結果熱田はリタイアとなる。一方、ホールショットを決めた福留だが、その後方からは増田一将(#3)、北居良樹(#6)、新井宏彰(#331)、田中教世(#5)らと続きレースが始まっていく。トップを走る福留だが、すぐ後ろを増田がピタリとマーク、逃げようとする福留だがしぶとい走りを見せる増田がレース中盤、ついに福留をパスする。同じチームメイトの増田と福留のトップ争いはしばらく続いた。一方、2番手争いも北居良樹(#6)と、新井(#331)が激しいバトルを繰り返す。北居を抜いた新井は、そのままペースを上げトップを走る増田に迫っていく。早いタイムでラップを重ねる新井は、今度はトップを走る増田にも追いつき、増田をも抜いてしまう。これでトップに躍り出た新井は、そのまま独走態勢を築きヒート1に続きトップでゴールする。その後方は、増田、北居、田中らが単独走行でフィニッシュ。新井は第3戦をピンピンで決め久々の総合優勝を飾った。2番手には増田が入り、3番手には北居が入った。

 ホームコースでもあるオフヴィレで、勝てなかった増田だが、走りのほうは健在だ。しぶとい走りを見せる増田、優勝できなかったことで悔いが残るレースとなった。

 

 


 同じチームメイト同士でトップ争いをする増田と福留。この二人の戦いはしばらく続き、後ろを走る新井に、やられた感じだ。


 着々と力を付けてきている北居は、安定感も加わり今シーズン結果を残す走りを見せている。熱田がチームに加わった事で、北居は更なる進化を遂げるだろう。

 

   
 
 

ヒート1
 ヒート1、ホールショット決めたのは星野裕(#41)、2番手に勝谷武史(#1)、深谷広一(#39)、小島太久摩(#935)の順でレースが始まる。トップを走っていた星野だが、3周目に転倒。勝谷がトップに立ち引き離しにかかろうとするのだが、勝谷もミスを犯してしまい結局3番手までポジションを落としてしまう。3周目には、スタートで出遅れていた調子の良い平田優(#36)が、トップに立ちレースをリードしていく。平田はそのまま快走を続け、2番手との差を大きく付けトップを快走し続ける。一方2番手争いでは、追い上げてきた中村友則(#411)が、2番手を走る勝谷抜き去り、2番手までポジションを上げ平田に迫っていくが時すでに遅し、結局この順位でレースが終了するかたちとなった。平田は嬉しい優勝を飾った。


ヒート2
 ヒート2、ホールショットを決めたのは小島太久摩(#935)。続く2番手から平田優(#36)、勝谷武史(#1)、中村友則(#411)、星野裕(#41)でトップ集団が形成されてレースがスタート。すぐさまヒート1で優勝した平田がトップに立つ。トップを走る平田は、安定した走りでそのまま快走を続け、独走態勢を築いていく。2番手には、勝谷が付いていくのだが、平田との差は11秒もあり、単独走行状態。3番手には中村が付き、結局この順位でゴールとなる。結局平田は両ヒート優勝で総合優勝をものにした。第3戦を切っ掛けに、平田の快進撃が始まるか。



 ピンピンでパーフエクトウィンを飾った平田の走りには自信が伺える。昨年以上にライバルの多くなったこのクラス、残り7戦どんな走りを見せてくれるだろう。

 


 



 チャンピオンの勝谷は、第3戦ではミスを連発し順位を落としてしまう。ライバル中村の出現もあり、今シーズンは険しいシーズンとなりそうだ。
 



 このクラスに変わり、毎戦素晴らしい走りを見せている中村友則。粘り強い走りで平田を追ったが、スタートの出遅れが響いた感じだ。


 久々のピンピンを飾り表彰台のトップに立つ平田優。調子を上げてきた平田は、誰よりもチャンピオンを取りたいに違いない。

 

   
 

 注目のスーパールーキー山本鯨(#56)が走るこのクラス、山本はまずは5番手からスタート。ホールショットを決めたのは、榎田諒介(#11)。2番手から近藤祐介(#63)、藤井健之(#6)、佐藤亮(#19)と続くが、3周目には、前を走る4台を山本が抜き去りすぐさまトップに躍り出るかたちとなった。トップを走る山本は、快走を続けそのまま独走態勢を築いていく。ルーキー山本のタイムは、IA-2の5番目ぐらいに当たるタイムを出しており、その早さはこのクラスでは桁違いの走りとなる。結局山本は、16位以降のライダー達を1周ラップし優勝を飾る。2番手には佐藤が入り、3番手に近藤が入った。

 

 IBオープン抜群のスタートを決めた山本が、オープニングラップから2番手と差を付けトップを快走しレースが始まる!2番手には、鎌倉大樹(#2)、3番手には藤井健之(#6)、4番手には近藤祐介(#63)と続いていく。しばらくこの順位で単独走行が続いていくのだが、レース後半近藤が藤井を交わしポジションを上げる。結局この順位でレースが終了。優勝は2番手と大きく差を付けた山本が飾り、2番手に鎌倉、3番手にはしぶとい走りを見せた近藤が入るかたちとなった。


 今シーズン開幕から6連勝を飾るスーパールーキーの山本鯨。山本は、勝ち方にもこだわるレースを見せ、快進撃を続ける。



 スタートから飛ばしまくっていた山本鯨は、トップを走っていても、ペースを落とすことなく周回を重ねていた。2番手と、1周3秒のタイム差をつけ、レースを一人で楽しんでいた感じだ。



 山本がリードする中、2番手を走ったいた鎌倉だが、悔しさが残るレースとなった。シーズン残りのレース、悔しさを持ち鎌倉はどんなレースを見せてくれるだろう。

 第1戦に続き、表彰台に上がった佐藤。今シーズン佐藤は、徐々に調子を上げている。第4戦以降どんな走りを見せてくれるだろう。



   
 
   
 
 スタートから益春菜(#1)がホールショットを決め、2番手に鈴木沙耶(#2)が付けるのだが、オープニングラップから2週目に入る頃には益が、鈴木と差を付けレースをリードする。鈴木はトップを走る益を追うのだが、快調に走る益には追いつけず益と鈴木は単独走行で、レースが進む。その後方、3番手争いでは川村真理子(#4)と、佐藤摩弥(#7)がバトルを繰り広げるのだが、その二人に後方から追い上げてきた安原沙耶(#10)が、川村と佐藤に絡む。激しい追い上げを見せた安原は二人を抜き去り、3番手までポジションを上げる。結局安原は3位に入り、益が優勝、2番手には鈴木が入った。
 


 

 好スタートを決め、オープニングラップから2番手と差を付けてきた益は、ホームコースと言う事もあり危なげない走りを見せ、名阪に続き2連勝を飾った。


 
 2ストで気を吐く鈴木沙耶だが、このコースをホームコースに持つ益には力が及ばなかった感じだ。しかしながら鈴木の走りはまだまだ健在で益にチャンピオンを奪われた今シーズンどんな走りを見せてくれるだろう。
 

 スタートで出遅れた安原は、10番手当たりから追い上げを見せ、3位の表彰台をゲット!ケガから復帰して調子を戻してきた安原は、今シーズン目が離せない!

   
 

 ホールショットを取ったのは、Bクラスの岡本洋海(#3)。2番手に関根凌太(#1)、3番手には鴨田翼(#5)と続き、レースがスタートする。レース中盤、ホールショットを奪い快調に走っていた岡本だが、安定した走りを見せる関根に抜かれ、結局3位まで後退してしまう。一方2番手争いでは、鴨田と神田橋瞭(#2)がデットヒート!しかし鴨田は神田に抜かれてしまう。結局鴨田は4番手まで順位を落とし、3番手には岡本が入った。


 
多くの観客が見守る中、元気な走りを見せてくれたキッズライダー達。他のクラスに負けないぐらいの走りを見せてくれた。
 
 
     
   





 

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