レース情報 ライセンス ダウンロード おすすめショップ 当協会について
 
rece
種目別最新情報
tree01 ロードレース
tree01 モトクロス
tree01 トライアル
tree01 スノーモービル
tree01 スーパーモタード
tree01 エンデューロ
tree02 その他競技種目
レース観戦情報&レース結果
tree01 ロードレース
tree01 モトクロス
tree01 トライアル
tree01 スノーモービル
tree01 スーパーモタード
tree02 エンデューロ
レースカレンダー検索
TV放送予定
tree02 BS , 動画配信
国内競技規則書
FIM規則(和訳)
公認車両
公認用品・部品
アンチドーピング
全日本選手権シリーズランキング
 

写真&レポート
MOTO1 Rd.8 Motegi 9/20(sun) ツインリンクもてぎ
↑戻る
Photo:N.Shinohara
MOTO1最終戦Motegiラウンド。
 10月24日(sat)〜25日(sun)、最終戦がツインリンクモテギ南駐車場で開催された。
 ツインリンクモテギというサーキットでありながらあえて南駐車場に特設されるのは、お客様に近くから観戦していただこうという目的から。モタードは間近から観戦できる数少ないモタースポーツのひとつ。それを体験していただくためである。会場には毎年人気のブースも出店し、今年も多くのファンで盛り上がった。
 moto1クラスはチャンピオンこの最終戦で決まることもあり、注目を集めた。
 今回のコースはライダーの意見を参考にしデザインするという新しい試みが行われた。moto1クラスのみ、ダートセクションが3カ所用意。第1ダートは完全なフラットダート。第2、第3はジャンプにバンクコーナーの組み合わせ。バンクはアウトの高速ラインとインのラインが2つ用意されており、重要なパッシングポイントとなるよう設計された。
 ターマックは、非常に長いホームストレートとテクニカルな小さなコーナーで構成。メインスタンド前にはパッシングポイントなるテクニカルな複合コーナーが用意された。
 


#2佐合の3連勝、moto1クラス2回目のチャンピオンを獲得!
 Pole Positionを得たのは、有効ポイントでトップの#2佐合(Honda)、2番グリッドには#3松本(ハスクバーナ)。この二人でチャンピオンをかけて戦う。そして3番グリッドには、2010年型のYZ450Fを持ち込んだジョーズこと#4増田(YAMAHA)が並ぶ。
 そして4番グリッドには、今回ワイルドカードで参戦のAMA Supermotoライダーの#64トラビス・マークス(Honda)が食い込む。#64トラビスは前日土曜日のタイムアタックではタイムは伸ばせなかったが、予選ではすばらしい走りを見せフロントロー4番手につく。
 スタートは#2佐合が決めHSを奪う。続いて#3松本、#11森田(Suzuki)、#6金児隆太(アプリリア)、#4増田、#64トラビス・マークス、#16谷田部(Yamaha)とつづく。
 #2佐合と#3松本は、序盤からハイペースで3位以下を引き離していく。#2佐合は、スライドを極力抑えハングオンのライディングも駆使しながら走るスタイル、一方#3松本はスライドを多用する。全く違うライディングの2人の戦いとなる。
 レース中盤、#2佐合がわずかだが#3松本との差を開いていく。それになんとかついて行こうとする#3松本。
 3位以下も集団となり激しい戦いを繰り広げる。序盤、#4増田が#6金児をパスし、3位以下は#11森田、#4増田、#6金児隆太、#64トラビス、#16谷田部、までがひとつの集団となっている。中盤、#6金児が#4増田のインを差そうとするが接触転倒、下位に落ちる。その後#16谷田部が集団から離されると、#11森田、#4増田、#64トラビスによる3位争いは一気に加熱。第1ダートで#11森田のわずかなミスを逃さず#4増田が3位に上がる。
 トップ争いは、#2佐合が逃げると#3松本が詰める、という膠着状態。が、しだいにわずかだが#3松本のスライドが乱れ始める。その一方、佐合は安定したライディング。お互いにベストラップを更新しながらの走りとなる。
 約25分の決勝レース、ついにラストラップがやってくる。#2佐合が以前トップ。終始安定した走りで2位の松本と大きなマージンを保ちつつ最終コーナーを立ちあがる。両手を挙げ歓びをいっぱいに表現しチェッカーを受ける。
 3年前の最終戦、まさかの逆転でチャンピオンを逃したあの日から、毎年チャンピオンに最も近いと予想されながらも得ることができなかった。この日ようやく、あの時逃したチャンピオンを手にする事ができた。佐合選手、本当にチャンピオンおめでとうございます。
 2位には#3松本、3位#4増田、4位森田、5位には#64トラビス・マークスが、6位は#16谷田部が入った。#16谷田部は昇格1年目のライダーの中でコンスタントに上位に食い込む活躍を見せた。
 

moto1class2回目のチャンピオン獲得の佐合選手。
シーズン最初に2連勝しその後もチャンピオンにむけ確実に2位を獲得しつづけた#3松本選手。しかしチャンピオンには一歩届かなかった。
3位は#4増田選手。増田選手はMOTO1のあり方やコースについてなど、ライダーとして以外にも多方面でMOTO1を支えた。
 
#64トラビス・マークス選手。「今日のレースは、いいコースで最高にエキサイティングだった。日本のライダーはとても速い。ぜひAMAにも参戦してほしいよ。」
#2佐合、今期4勝目。ついに2回目のチャンピオン獲得。(ブルーヘルメットMSC)

逃げる#2佐合に食いついていったものの、仕掛けるまでには行かなかった#3松本。(Agip Husqvarna RACING WORLD with CPsports)
2010型のマシンを持ち込んだ#3増田は3位に。フロントの脚回り以外はほぼノーマルのマシン。音量は91dB!3dBもの余裕がある。パワーもあるようだが旋回性も高いようだ。
4位の#11森田(SRF SPORT & High Side Junkies)すばらしいスタートで、序盤3位につける。
#64トラビス・マークス、5位入賞。前日はタイムがのびなかったが、決勝の日曜日には本来の走りを見せてくれた。アメリカ以外からも海外のライダーがもっと参戦すると、より面白いレースになると感じた。
コースサイドのお客様の声援に応える佐合選手。
1位
#2
佐合 潔
ホンダ 09 CRF450R ブルーヘルメットMSC
2位
#3
松本 康
ハスクバーナ 09 SM450RR Agip Husqvarna RACING WORLD with CPsports
3位
#4
増田 智義
ヤマハ10 YZ450F ジョーズレーシングヤマハ レアル
4位
#11
森田 一輝
スズキ 09 RM-Z450 SRF SPORT & High Side Junkies
5位
#64
トラビス・マークス
ホンダ 09 CRF450R Team Intents・Motostrano・JsT Racing
6位
#16
谷田部 高則
ヤマハ09 YZ450F チームフィンガーオート
 


#33富田初優勝。
 moto1 openクラスは、すでに#21渋井(BEAST EYE RACING Club Moto Roman)のチャンピオンが決定している。
 HSを決めたのは2番グリッドからスタートした#21渋井(BEAST EYE RACING Club Moto Roman)、続いて#33富田(tommy-Style .jp)、#42坂牧(BEAST EYE RACING Club Moto Roman)。
 #21渋井は序盤から一気にスパートし2位以下を引き離す。このまま逃げ切るのかと思わせたが、中盤#33富田がペースアップ。その差を一気に詰めていく。そしてLap8、#33富田が#21をパスしトップに立つ。
 #21渋井もチャンピオンの意地を見せ、猛アタックを繰り返す。が、最終コーナーでスリップダウン。渋井は素早いリスタートに成功し順位の入れ替わりはないものの、追う#33富田との差が広がる。再度トップを奪うべく追い上げ、再び#33富田の背後に迫る。しかし、#33富田は序盤とは全く違う速いペースで且つ安定した走り。#21渋井はあせりからかヘアピンで再びスリップダウン。これで勝負は決まった。#33富田は安定した走りを最後まで保ちそのままフィニッシュ。初勝利を上げた。
 2位には#21渋井、3位には一度は大きく順位を落とした#42坂牧が食い込んだ。#42坂牧は3位であったが、速さはすばらしいものがある。安定感さえ出れば優勝の可能性もある。今後が期待される。


表彰台中央に立つ#33富田選手。
2位の#21渋井選手。
3位、#42坂牧選手。
 
初勝利をあげた#33富田(tommy-stayle.jp)。ポイントランキングも2位に。
序盤は2位以下を引き離した#21渋井。結果は2位。来年はmoto1クラス昇格となる。
3位には#42坂牧(BEAST EYE RACING Club MotoRoman)。ダートセクションでのエンジンストップがなければ。トップ争いい食い込んでいた可能性も。
1位
#33
富田 真司
ホンダCRF450R tommy-style.jp
2位
#21
渋井 健
ホンダ09CRF450R BEAST EYE RACING Club MotoRoman
3位
#42
坂牧隆夫
ホンダ09CRF450R BEAST EYE RACING Club MotoRoman
4位
#98
Ben-Bassat Micky
ホンダ09CRF450R CPsports×MOTO禅
5位
#22
深江 俊文
KTM450SMR orange Club うず潮レーシング福山
6位
#10
赤峰涼太
アプリリアSXV550 Team Welea



またも#2山下と#5高山のバトル。
 Moto2クラスは今回も#2山下(アルタイヤ ハスクバーナ レーシングチーム)と#5高山(BEAST EYE RACING Club MotoRoman)の激しい戦いとなった。
 PPについたのは#2山下、#5高山は2番グリッドからのスタート。しかしHSを奪ったのは今回も#5高山。その直後につけたのは山下ではなく、このところ好調の#24増田(RP BEAR & Drip Racing Products)。#2山下は今回もスタートが決められず、3番手からの追い上げとなる。
 Lap3、#2山下は#24増田をかわし2位に。今回も#2山下が逃げる#5高山を追う展開となる。#2山下はインフィールドで#5高山に接近するものの、予選ヒートで一度やられている高山もそこは隙を見せない。第3ダートで今度は#5高山が山下を突き放す、という一進一退のトップ争い。
 3位争いは激しい争い。#24増田、#32栗本(C.G.PHAMTOM RACING&掘っ立て小屋レーシング)、#23大場(M.A.G & TOWNS)、#6多川(MOTO禅×Kei’s×C.M.A)が接近戦を繰り広げる。徐々に#32栗本が後退。代わって#23大場、#6多川がひとつづつ順位を上げる。
 トップ争いを続ける2人の前に、次第にバックマーカーが現れ始める。が、2人とも上手く交わしていく。#2山下はインフィールドで高山を追いつめるが、どうにも前にでることが出来ない。ダートでは高山が山下を突き放す。その戦いが繰り広げられついにラストラップ。ヘアピンで山下が仕掛けるが、高山は冷静に抑える。ここで勝負がついた。高山はその後のダートで差を開きそのままフィニッシュ。最終戦も#5高山の勝利となった。
 2位は#2山下。3位は、第2グループトップを守りきった#24増田が入った。


歓びの表彰台、#5高山。
硬い表情の#2山下。
3位はmoto2クラスの明るいムードメーカーの#24増田。ロードレース出身。
 
今回もバトルが展開。勝ったのは#5高山。(BEAST EYE RACING Club MotoRoman)

こん回も2位となった#2山下。山下は、ヘアピンでもマシンの中央から少し後ろに乗る。いわゆるオフ車のように、フロント荷重ではないライディング。(アルタイヤ ハスクバーナ レーシング チーム)
#5高山と#2山下の激しいバトル。
3位に入った#24増田。今年一気に成長。トップグループに食い込むようになった。
1位
#5
高山 直人
ホンダ CRF250R BEAST EYE RACING Club MotoRoman
2位
#2
山下 政弘
ハスクバーナ 09 SM250R アルタイヤ ハスクバーナ レーシング チーム
3位
#24
増田浩志
ハスクバーナ SM400R RPベアー&DRIP Racing
4位
#23
大場和樹
ヤマハYZ250F M.A.G×TOWNS
5位
#6
多川 潤
ホンダ CRF250R MOTO禅×Kei’s×C.M.A
6位
#32
栗本 英光
ホンダCRF250R C.G.PHANTOM RACING&掘っ立て小屋レーシング
 

Copyright 2011 Motorcycle Federation of Japan All Rights Reaserved.
|