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写真&レポート
MOTO1 Rd.7 Kumamoto 9/20(sun) HSR九州
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Photo:Yasukouchi&Eguchi
MOTO1第7戦Kumamotoラウンド。
 9月20日(日)、第7戦KumamotoラウンドがHSR九州で開催された。このHSRは高速コース+メインスタンド前の特設ダートセクションとなり、ダイナミックなレースが展開された。
 


#2佐合、異次元の速さで今期3勝目!
 #2佐合(Honda)の強さを見せたレースとなった。Pole PositionからHall Shotを決めると、序盤から2位以下を一気に引き離す。#2佐合の得意とする展開だ。2番手には前戦と同じく#11森田(Suzuki)がつける。そして#1星野(Honda)、#7大塚(ハスクバーナ)#13金児敏之(Kawasaki)と続く。
 #2佐合はスタート直後からかなりのハイペース。1クラス上の排気量のマシンであるかのような速さだ。2番手につける#11森田はかろうじてついて行くもののラップを重ねる毎にその差は徐々に広がっていく。トップ争いに代わってレースを面白くしたのは、その#11森田と#1星野の2番手争いだ。コーナーの多いコース前半では#1星野が速く#11森田との差を縮める。が、高速コーナーの続くコース後半は#11森田が速くその差を広げる。レース終盤、ついに#1星野はシケイン進入で#11森田を捉え横にならぶ。が森田はかろうじてかわす。ひたすら星野は森田にプレッシャーをかけ続ける。2位争いはラストラップまで続く。
 残り1ラップ。このまま#11森田が2位を守りきるかと思わせた、その1コーナーのダートセクション進入で#11森田がフロントからスリップダウン。#1星野が2位に。森田は素早いリスタートで復帰するがその間に#7大塚(ハスクバーナ)が3位に。森田は4位に落ちる。
 一方、終始単独トップを走る#2佐合は余裕でトップのままチェッカー。今期3勝目をあげる。2位には怪我から復帰の#1星野。3位は#7大塚が入った。
 森田は第6戦でも2位を走るもクラッシュ。今回もその2位を守りきることができなかった。
 当初、#2佐合はこの第7戦はキャンセルの予定だった。それはAMAと重なっていたからである。しかし、AMAのレース開催日程に変更があり佐合は急遽MOTO1第7戦への参戦となった。その結果は3勝目となり、シリーズポイントトップの#3松本と7ポイント差となった。一時はチャンピオンの可能性がかなり低い状況であった佐合選手だが、可能性が見えてきた。
(※#3松本、#6金児隆太は世界戦に参戦中にため、この第7戦には参戦せず。#5三苫は前日練習走行で怪我を負いレースをキャンセル。マシンはアプリリアSXV450B.D.V仕様で、タイムも佐合についで2番手を出しており期待されたのだが、、、非常に残念だ)


連勝の#2佐合選手。最終戦のモテギは2度目のチャンピオンにむけ、て#3松本と一騎打ちの戦いとなる。
2位には#1星野優位選手。星野選手は今期のMOTO1はこれが最終戦となる。(Team CRF Famiry & KBF RS)
3位は#7大塚選手。不運が続いた09年だったが、ようやく実力発揮。(Te’s倶楽部ハスクバーナ)
#2佐合、今期3勝目。チャンピオンの可能性が見えてきた。(ブルーヘルメットMSC)

2位は#1星野優位。今年は怪我に泣いたが、ようやくアグレッシブな走りが戻ってきた。(Team CRF Famiry & KBF RS)
3位は#7大塚。この熊本ラウンドでは元気のいい走りを見せ3位に入った。(Te’s倶楽部ハスクバーナ)
1位
#2
佐合 潔
ホンダ 09 CRF450R ブルーヘルメットMSC
2位
#1
星野 優位
ホンダ 09 CRF450R Team CRF Famiry & KBF RS
3位
#7
大塚 忠和 ハスクバーナ 09 SM450R Te’s倶楽部ハスクバーナ
4位
#11 森田 一輝 スズキ 09 RM-Z450 SRF SPORT & High Side Junkies
5位
#8 池田 孝宏 KTM450SMR Orange Club うず潮レーシング福山
6位
#9
金児 伸二 ハスクバーナ 09 SM450R モトスポーツK’s
 


#21渋井、シリーズチャンピオン獲得。
 moto1 openクラスは、#1小林(Te’s倶楽部 ハスクバーナ)と#21渋井(BEAST EYE RACING Club Moto Roman)の戦いとなった。
 この熊本ラウンドで#21渋井が勝てば、その時点でチャンピオンが決定する。#1小林はなんとしても勝たなければならない。タイム的には#1小林がひとり1分5秒台に入れ、#21渋井は6秒台と1秒弱の差がある。が、#21渋井は予選ですばらしい走りを見せ、決勝はPPを獲得、#1小林は2番グリッドとなる。
 レースはHSを決めた#21渋井がひっぱり、#1小林が追いかける展開で始まった。コース後半の2つの高速コーナーで#1小林が追いつき最終コーナー立ちあがりで#21渋井の前に出る。も、#21渋井の1コーナーへの独特なドリフト進入で再度トップを守るという状態。このままいけば最終ラップの最終コーナーからの立ちあがり加速勝負となり、ゴール地点での僅差の争いとなる可能性が高い。という意味では小林は2番手ではあるが勝てる可能性が高いのではと、予想された。
 その均衡を崩したのはバックマーカーだった。ダートセクションの1コーナーで小林はバックマーカーにからみ、エンジンストップ。大きく順位を落とす。渋井がついに単独トップとなる。が、この日の小林は速かった。再度追い上げ、トップの渋井が見える3番手まで復活する。残り4ラップ。まだ可能性はある。
 しかし小林は焦りからか、ダート脱出直後のターマックで転倒してしまう。ここで勝負がついた。その後、渋井は余裕の走りでそのままチェッカー。今期4勝目をあげmoto1openクラスのチャンピオンを決めた。シブケン、おめでとうございます。
 2位には確実に走りきった#22深江(OrangeClubうず潮レーシング福山)、3位には#33富田(tommy-Style .jp)が入った。
 結果は「負け」となったが、#1小林の走りはすばらしかった。観ている側からのレースの価値がバトルであるとするなら、すばらしいレースを観せてもらったと思う。勝つだけがスポーツの価値ではないと思う。


5勝目をあげた#21渋井。最終戦を残しチャンピオンを決めた。
2位には#22深江が入った。激しく順位が入れ替わる中、我慢強い走りが光った。(Orange Club うず潮レーシング福山)
3位は#33富田。(tommy-style.jp)
毎ラップ繰り返された最終高速コーナーでの#21渋井と#1小林のバトル。結局#21が競り勝つ。(#21はBEAST EYE RACING Club MotoRoman)(#1はTe’s倶楽部ハスクバーナ)。
2位に入った#22深江。All Starsは今年からだが、上位に食い込んでいる。(orange Club うず潮レーシング福山)
3位は#33富田。高速コースは得意としているのだが。予選でのミスが尾を引いた。(tommy-stayle.jp)。
#21渋井。厳しいバトルはあったものの、結果は余裕の勝利。(BEAST EYE RACING Club MotoRoman)
1位
#21
渋井 健
ホンダ09CRF450R BEAST EYE RACING Club MotoRoman
2位
#22
深江 俊文
KTM450SMR orange Club うず潮レーシング福山
3位
#33
富田 真司
ホンダCRF450R tommy-style.jp
4位
#81
緒方 大輔
カワサキKX450F D-GARAGE
5位
#28
千葉 智
ホンダCRF450R 陸奥組&安倶楽や&しらゆり美容室
6位
#93
川上 よしふみ
ホンダCRF450R Dune★Moto



#5高山勝利、涙のチャンピオン。
 「長かった。。。」
 チェッカーを受けマシンを降り遠坂メカと握手をし目が合うと、その高山の目から涙があふれた。今日のレースと、春から毎戦続いた追われる立場の緊張感からの解放された瞬間だったのかもしれない。
 「夢にまで見たッスよ。。。(夢の中で)気づくとマーさん(山下選手の愛称)が後ろから追ってくるんス。いつもいつもマーさんに追われて。。。そんな夢なんス。。。。終わった?」その声は、涙にかすれ絞り出すようにして発せられた。そしてあっと言う間にライダーと仲間達の祝福のうずの中に巻き込まれていった。おめでとうございます。
 moto2クラスもmoto1open同様、#5高山(BEAST EYE RACING Club MotoRoman)が勝てば、その時点でチャンピオン決定。#2山下(アルタイヤ ハスクバーナ レーシングチーム)はなんとしても勝たなければならない。今回もこの2人による厳しい戦いとなると予想された。
 しかしその2人に食い込んだのが#32栗本(C.G.PHANTOM RACING)だった。決勝グリッドは2番手につける。#32栗本は、このところ2戦続けて入賞し実力を見せ始めているライダーだ。
 HSを決めたのはPPスタートの#5高山、2番手には#32栗本、そして#2山下と続く。#5高山は一気に逃げの態勢に入る。それを追う#32栗本と#2山下。
 #32栗本は今年オールスタークラスに昇格した1年目のライダーだ。レースもこのMOTO1が初めてという。このようなライダーがトップですぐに戦えるチャンスがあるのもMOTO1の魅力だろう。
 しかし#2山下にとって#32栗本はまだ本当の敵ではないとばかりに、序盤で栗本をパスすると、#5高山の追撃態勢に入る。ラップを重ねる毎に高山との差を縮め、ついにその背後に詰め寄った。高速コースは山下の得意とするコースのひとつだ。が、高山も逃げる。高速コーナーでは暴れるマシンをねじ伏せ山下から逃げる。今回もこの2人のドッグファイトとなった。フロントに荷重をかけスライドを多用する高山に、ハングオンでグリップ重視の山下。2人のラインは時に大きく違う。
 しかしこの日の#5高山は強かった。最終ラップ、最終コーナーをトップで立ちあがってきたのは#5高山だった。半年に及ぶこの2人のドッグファイトに決着がついた。
 2位はその#2山下、3位には#32栗本が入った。
 今期の#2山下もすばらしかった。moto2クラスを面白くし、また多くのMOTO1のファンをつくった功績は大きい。


高山選手。この勝利でmoto2チャンピオンを決めた。高山はMOTO1全日本スタート以前から参戦しMOTO1を作ってきたライダーでもある。
2位となった#2山下。悔しい表彰台となった。
32栗本選手、ついに3位表彰台。moto2の新星だ。レースを重ねる毎に速くなる。
今回も厳しい戦い。勝ったのは#5高山。Moto2チャンピオンを決めた。(BEAST EYE RACING Club MotoRoman)

2位の#2山下。チャンピオンは逃したが、moto2クラスを面白くし、また多くのMOTO1のファンをつくった功績は大きい。この山下選手のファン(サポーターという方が近いか)はとにかく熱い。(アルタイヤ ハスクバーナ レーシング チーム)
3位に入ったのは#32栗本。このところ表彰台の常連だ。(C.G.PHANTOM RACING)
レース終了直後の歓びの#5高山選手。長いつきあいの遠坂メカと。(BEAST EYE RACING Club MotoRoman)
1位
#5
高山 直人
ホンダ CRF250R BEAST EYE RACING Club MotoRoman
2位
#2
山下 政弘
ハスクバーナ 09 SM250R アルタイヤ ハスクバーナ レーシング チーム
3位
#32
栗本 英光
ホンダCRF250R C.G.PHANTOM RACING
4位
#13
岸田 尊陽
ホンダ CRF250R TYCOON RACING WORLD & GLIDERIDE
5位
#24
増田 浩志
ハスクバーナ SM400R RPベアー&DRIP Racing
6位
#111
橋口一馬
カワサキKX250F D-GARAGE
 

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