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写真&レポート
MOTO1 Rd.1 Aichi 4/12sun Lido MIHAMA Circuit
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2009年シーズン始まる。今年は全8戦、まずは美浜サーキット。
2009MOTO1オールスターズ開幕戦は、愛知県知多郡美浜町の美浜サーキットで開催された。
知多半島のほぼ中央部に位置する美浜サーキットのコースは、上り勾配のロングストレートと組み合わされた長いダートセクションが特徴。今大会は入場料、駐車代共に無料ということもあり、レース当日は初夏を思わせる陽気の中、多数の観客が見守る中で華やかにレースが行われた。
MOTO1オールスターズは、今シーズンから開催クラスが一部変更となった。昨シーズンのランキング上位ライダーのみがエントリー出来るmoto1クラス、昨年までの「moto1アンリミテッド」と「moto1」とを合わせた「moto1オープン」、そして昨年同様の「moto2」の3クラスによる編成。トップライダーがmoto1クラスに集約されたこともあり、各クラスのレベルが均等化され、結果としてそれぞれのクラスで白熱したレースが展開されるようになった。
チャンピオン不在の中でレースとなった。
 


"世界"を見据えた松本・佐合の一騎打ちは松本が制す
昨年moto1クラスチャンピオンとなった星野優位が、彼の本業であるモトクロスでの怪我により今回は欠場。エースライダー不在となったレースは、この秋に世界選手権参戦を予定している松本康と、アメリカのAMAシリーズに参戦を続けている佐合潔の2台が他を寄せ付けない走りで主役となり、レースウィークを通じ2005年のチャンピオン佐合対2006年のチャンピオン松本の一騎討ちという構図となった。
決勝レースは、確実にスタートを決めた松本がトップで1コーナーをクリアすると、松本、佐合、金児隆太、三苫進、佐々木貴志、金児敏之の順で1周目のコントロールラインを通過。一方このサーキットをホームコースとする増田智義は、予選で転倒し最後尾グリッドからの追い上げを強いられた。
序盤、トップを行く松本と佐合の2台が3位以下を大きく引き離しながら、テールツーノーズでのバトルを続ける。中盤には松本が2位を行く佐合を引き離す場面もあったが、終盤になると2位の佐合がスパートし再び松本の背後に迫る。そしてラストラップ、執拗にプッシュする佐合に対し、トップを行く松本は、「最後は集中して走りきった。」というミスの無い走りで佐合の追撃を退け、予選、決勝を通じて安定した速さを見せつけた松本が、スタートtoフィニッシュの会心のレース運びで開幕戦優勝を果たした。佐合が2位。金児隆太が3位でチェッカーを受け(初?)表彰台を獲得した。

世界を目指す2人が1,2位を分け合う。優勝の松本(右)と2位の佐合(左)
ライバル佐合との激闘を制し、開幕Vを果たした#3松本
Vツイン2年目、走りに磨きがかかった金児隆太が3位



新設クラス初戦は旧moto1渋井が大排気量マシンを倒す。
昨年までの大排気量クラス「moto1アンリミテッド」と「moto1」の混走となる新設クラスの「moto1OPEN」。
レースはポールポジションから飛び出した渋井健選手がホールショットを奪うと、渋井、小林好美、坂牧隆夫、古田浩、小倉浩靖、福沢武の順で1周目のコントロールラインを通過。トップを行く渋井は序盤からハイペースで逃げるも、昨年アンリミテッドクラスチャンピオンの小林と坂牧が渋井に食らいつき、この3台のトップグループが4位以下を大きく引き離していく。後半、渋井は2番手の小林との差をジリジリと差を広げ独走態勢に。ダートトラック出身の渋井は、バンク角が深くスライドも長い、派手なライディングが持ち味のライダーだが、本人曰く「今シーズンは”勝つ走り”に徹する」と、派手なスライドは封印、スムーズな走りをみせていた。
結局、渋井はスタートから危なげない走りで新設されたmoto1OPEN最初のウィナーとなる。2位には小林。3位には坂牧が入った。


圧倒的な強さを魅せた#21渋井が開幕戦を制す
昨年のmoto1アンリミテッドチャンプ#1小林は2位
優勝した渋井と同じチームの#42坂牧が3位



高山が嬉しいオールスターズ初優勝
レースはポールポジションからスタートした高山直人がホールショットを奪うと、高山、多川潤、山下政弘、大西健太郎、竹下位里、岸田尊陽の順で1周目のコントロールラインを通過。序盤から逃げる高山を多川、山下、大西が追走する形でトップグループを形成。2位争いは、前を行く多川に山下がテクニカルコーナーでプッシュすれば、多川がダートで貯金を作るといった展開が中盤まで続いた。
9周目、右・左・右と続リズムセクションの3コーナーでインをついた山下が直後のジャンプで多川をパスし2位に浮上。そこから山下はトップを行く高山に猛追、終盤には高山の背後に迫る。ダートで逃げる高山にターマックで一気に迫る山下との攻防がラストラップまで続くが、結局、山下の猛追を振り切った高山がトップでフィニッシュ。2位には山下、3位には多川が入った。
優勝した高山は昨年、市販車WR250Xでレーサー相手に善戦するなど、派手なライディングと個性的なファッションで目立つ存在のライダーだったが、本人曰く「トップを走行するのも優勝するのも初めてで、なかなかリズムをつかめなかった」とのこと。トップライダーがmoto1クラスにスイッチし、混戦が予想されるシーズンだけに、初優勝をきっかけに、高山がどんな快進撃を見せるか、今後の展開に期待したい。

moto2スタート。ホールショットから逃げる#5高山
終盤トップ高山に迫るが惜しくも2位フィニッシュ#2山下
カーボンホイールに奇抜なグラフィックで目を引く#6多川が3位

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