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2008年 全日本モトクロス選手権シリーズ第7戦 東北大会 レースレポート

2008全日本モトクロス選手権シリーズ第7戦の東北大会は、第6戦の北海道大会から2週間後の7月19〜20日、岩手県藤沢スポーツランドにて行われた。予選の土曜日は好天に恵まれ、決勝当日は曇りながらも午後からは程良い天気となり、レースの開催には最高の日となった。尚、今回の大会では、7月16日にヤマハ発動機鰍謔阡ュ表されたリリースの通り、ヤマハの3チームが出場を辞退するかたちの大会となった。


ヒート1

(#44)小島庸平がホールショットを決め2番手に、(#7)溝口哲也、(#4)増田一将、(#331)新井宏彰、(#952)福留善秀、(#13)田中教世の順でレースがスタート。(#712)熱田は転倒し最後尾からのスタートとなる。スタートで出た小島は2位以降を引き離しにかかるが、増田と福留がペースを上げ、小島を襲う。3人のトップ争いが繰り広げられる中、福留がミスを犯し順位を下げ、小島と増田の二人の戦いが始まる。サイドバイサイドの激しいバトルの中、抜きつ抜かれつの二人の勝負は増田が抜け出し、小島は単独2番手の走行を続ける。3番手には、新井、4番手に田中が続き5番手には順位を落とした福留が入り、この順位でレースが終了する。増田は、今シーズン初優勝を飾り、久々の表彰台となった。2番手となった小島は、スタートダッシュで逃げ切る作戦だったが、増田に気持ちで負けたと語っていた。




 
久々に表彰台の一番高いところでマイクを握った増田。今シーズン結果は残せてないが調子は良いらしい。調子に乗ったら手の付けられない早さを持つ増田、これを切っ掛けに調子をさらに上げてくるだろう。
 
 

久々の優勝を飾った増田一将。しぶとい走りで福留とアツい走りを見せてくれた。残り3戦、どんな走りを見せてくれるだろう。
 
 
スタートで逃げ切りたい小島だったが、今回は増田と福留にやられた感じだ。名阪大会までに、さらにトレーニングを積むらしい。
 
 


ヒート2

ヒート1と同じく(#44)小島がホールショットを決め、(#13)田中教世、(#4)増田一将、(#331)新井宏彰、(#11)小方誠の順でレースが始まる。ヒート1同様、小島は攻めの走りを見せ2番手以降との差を広げようととするが序盤、田中がピッタリ小島の後方に付き様子を伺うが、田中はトラブルを起こし、7位まで順位をおとしてしまう。一方後方では、小島をラップタイムで上回る増田と福留が、トップを走る小島を追い立てる形のレース展開となる。追いつかれた小島を加えた3台のトップグループで激しいバトルが繰り広げられる!まずは増田が小島を抜き、今度は福留が小島に襲いかかる!この二人はチームSRM時代の同僚でもあるが、サイドバイサイドの戦いを見せてくれた。結局タイムで上回る福留が小島を抜き、今度は増田を襲う!増田よりも1秒ほど早い福留は、増田と抜きつ抜かれつのデットヒートを繰り広げ、目の離せないレースを見せてくれた!結局福留が逃げ切り、久々の優勝を飾った。決勝当日の福留は、優勝プラス誕生日ということもあり、嬉しい一日となった。この日の福留は、増田も認めるほどの速さを見せてくれた。


 

ヒート2、増田と共に激しいバトルを繰り広げたこの福留との戦いは、観客全員を釘付けにした。今シーズン勝てそうで勝てなかったこの二人、プライドをかけた戦いは、レースとしての最高の見せ場を作ってくれた。

 

誰よりも激しい走りを見せてくれた福留、まさに福留らしい走りを今大会で見せてくれた。残り3戦、得意の名阪での走りに注目だ!


優勝と誕生日も重なりまさにハッピーな福留、優勝のシャンパーンを、がぶ飲みして見せてくれた。

 

 
 

ヒート1
いつもの藤沢とは違う少しばかりましな天気の中、(#216)斉木達也のホールショットでレースがスタート。斉木の後方では、(#197)平田優、(#555)加藤吏一、(#49)三原拓也、(#41)井上眞一らが好スタートを決めるが、スタートで出遅れた(#111)の勝谷武史が、6、7番手あたりから激しい追い上げをはかり、序盤から激しいトップグループ争いが展開される。トップを走っていた斉木だが、すぐに平田が抜き返し、トップを快走し2番手以降との差を広げにかかる。勝谷は4、5番手あたりの接戦で、時間をとられ2番手に上がったときはすでに遅し、平田との差は大きくあき、2番手での単独走行でそのままゴール。平田が大差で優勝を果たし、3番手には粘り強い走りを見せた加藤が入った。


ヒート2
ホールショットを決めたのは、プライベータ−の(#51)伊藤正憲。続く2番手に、(#197)平田優、3番手に(#18)4番手に(#65)谷和也、4番手に(#49)三原拓也の順でレースが始まる。(#111)勝谷は、6番手からのスタート。ホールショットをとった伊藤は、平田と共にハイペースでトップ争いを続けるが、平田がすぐさま伊藤をパスし、ヒート1同様トップを快走する。一方後方では、勝谷と加藤が、激しい追い上げを見せトップを走る平田に迫ろうとするが、またしても平田が独走態勢を築いており、勝谷の追い上げも届かない形となってしまった。レースは平田、勝谷、加藤と単独走行のままレースが終了。3位までの結果はヒート1と同じで、4位に三原が入った。


 


スタートから安定した走りで逃げ切りに持ち込む平田は、北海道大会に続き3連勝と波に乗る。
 

スタートで出遅れ、両ヒートとも平田を捕まえることが出来なかった勝谷だが、気迫は十分だ!スタートで出れば、トップ争いに加わるのは間違いない。
 
徐々に調子を上げつつある加藤吏一。平田、小島、勝谷と共に、表彰台の常連となるのは近いだろう。
 

 
 

決勝当日、曇り天気の中はじめのレースとなったIB-2クラス、好スタートを決めたのは、(#11)筒井卓也。今シーズン表彰台の常連となってきた筒井は、スタートから一気に2位との差を広げにかかる。スタート直後すぐさま、その後方では、(#18)吉原京右と(#1)小関元貴の2位争いが繰り広げられ、小関が吉原を抜き去り、トップを走る筒井を追う形でレースが始まる。4位以降は、(#9)古川寛、(#31)村上洸、(#79)広野拓也が続き、トップを走る筒井を追うのだが、小関が転倒してしまう。小関はエンジンスタートが遅れ12位まで順位を下げ出遅れてしまった。1位、筒井、2位、吉原は、単独走行で順位をキープ!その後方では、古川と広野の3位争いで、サイドバイサイドの戦いを繰り広げる。この戦いは広野が勝ち、広野は3位をゲット。トップはスタートから独走態勢を築いた筒井が危なげない走りを見せ、嬉しい優勝を飾った。


ランキングトップの(#1)小関元貴は、前日の予選で走行中熱射病気味で転倒し、予選を落としてしまうとアクシデントに見舞われ、惜しくも予選を落としてしまう。小関がいなくなったオープンクラス、好スタートを決めたのは、(#73)松下幸司、2番手に(#31)村上洸太、3番手に(#30)上佐、4番手に(#6)松尾と続く。レース序盤、村上がミスを犯し順位を落としてしまう。トップを走る松下は、2位の松尾との差を30メートルほど築き、3位までが単独走行でレースが進んでいく。その後方、原田と大隅がペースを上げ、トップグループに挑もうとするが、上佐と吉原のしぶとい走りに手こずりトップと差を、あけられてしまうかたちとなった。優勝は、スタートから逃げ切った松下、2位には松尾が入った。3位には、しぶとい走りを見せた原田が入る。



徐々に調子を上げて来つつある吉原は、2位の表彰台をゲット!残り3戦、どんな結果を残してくれるだろう。



走りにも安定感が加わった筒井は、後半3戦でどんな走りを見せてくれるだろう。
 

表彰台の常連になりつつある筒井選手。KTMで、嬉しい優勝を飾った。
 

   
 
 



今シーズン調子を上げている松尾は、安定感も加わり調子を上げている。IB-2のランキングもトップで、チャンピオンを狙う。

得意のスタートを武器に、今大会は快走を見せてくれた松下は、今シーズン久々の2勝目を上げる。
 
 
 
 
(#2)益の強さが目立つここ3戦、今シーズンも7戦目に入り、前年度チャンピオン(#1)鈴木沙耶の9年連続チャンピオンの行方がわからなくなってきた。そんな中行われたこのレース、まずスタートから飛び出したのは、益同様、調子の良い(#5)山本泉、2番手に(#2)益春菜、3番手に(#6)佐々木奈津美、4番手にチャンピオン(#1)鈴木沙耶の順でレースが始まる。今シーズンに入って4ストのCRF150に乗り、調子を上げている益と山本は、スタートからハイペースな走りを見せ、後続を引き離そうとするが、スタート4番手を走っていた鈴木沙耶が、3番手の佐々木を抜き去り、益と山本を追い上げる形でレースが進んでいく。調子よく、トップを走っていた山本だが、益に交わされ益がトップに浮上。益に抜かれた山本は、3位に上がってきた鈴木にも抜かれ、単独で3番手を走る形となった。鈴木がはい上がってくるまでに、益は2番手との差を築いてはいたが、鈴木の激しい追い上げで差が縮んでいく。益はペースを落とさず後半まで粘るが、前に周回遅れが出始め、鈴木に差を詰められていく。ラスト1周、10メートルほどの差で、結局益がトップでフィニッシュ。益は、嬉しい4連勝を飾った。2位には鈴木が入り、3位には山本が入った。



益と共に調子が良い山本は、ライディングにも磨きがかかり、表彰台の常連となりつつある。アグレッシブな走りで今シーズンどこまで行けるか注目だ。

 

 

鈴木を押さえ優勝を果たした益は、4連勝と勢いがある。今シーズンチャンピオンに大手をかける。
 
 
ここ最近スタートの出遅れが響き、なかなか勝てない鈴木沙耶。スタートで出ればまだまだ優勝する可能性はある。2ストを乗りこなす沙耶の走りは、まだまだ健在だ。
 
 
東北のキッズライダー達と、関東から遠征して来たちびっ子たち、総勢12名のライダーが参加したチャイルドクラス。チャイルドとは言えショートカットされたコースは、全日本で行われるチャイルドコースの中では、一番難しいコースである。そのコースを、12名のちびっ子ライダー達が、優勝を目指し火花を散らした!(#10)秋山 南君が好スタートを切りトップを走っていたが転倒し、続く2番手を走っていた(#11)久保大樹君が代わりにトップに立ち、2番手に(#1)佐々木麗、3番手に(#15) 岡本洋海の順位でレースが進み、安定した走りで久保君が優勝をはたした。暑い中、元気な走りを見せてくれたちびっこライダー達は、観客席から大きな声援をもらい、祝福された。

 


50ccとは思えないすばらしい走りを見せてくれた
久保大樹君。将来が楽しみだ。
スタートから危なげない走りでクラスで優勝した佐々木麗。
   





 

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