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全日本モトクロス選手権シリーズ第2戦関東大会レースレポート
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2008全日本モトクロス選手権第2戦の関東大会は、第1戦の名阪から2週間後の4月26〜27日、埼玉県のオフロードビレッジで行われた。予選の土曜日、後半は小雨まじりのあいにくの天候となったが、決勝当日は、公式練習以外はコース、天気ともにベストコンディションとなった。今大会で注目したいのが、第1戦でルーキーながら総合優勝を飾った新井がこの第2戦でどんな走りを見せるのか、注目の第2戦となった。
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ヒート1
ベストコンディションの中ヒート1がスタート。KRTの新井が好スタートをきり、増田、溝口、成田、小島、福留とつずく。スタートで飛び出した新井は、そのまま後続をひき離しにかかるが、増田がくらいつく形となった。そんな中、後方で
は成田が3位に浮上、逃げる新井と増田にチャージをかける展開となった。ペースを上げた成田はまずは増 田を抜き、新井を迫っていくが、新井とは少し離れており、これを詰めて行くも、10周目、逆に新井に引き離される形となっていく。そのままレースが進行するかと思いきや、レース後半20分、なんとトップを走っていた新井がまさかの転倒、2位の成田と、3位を走っていた増田に抜かれ最終的に3位でのゴールとなってしまった。成田、増田、新井の順でヒート1が終わる。おしいレースを逃した新井はIA1初優勝を逃してしまう形となった。 |
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スタートはヒート1と同様新井が好スタート!2番手に増田、成田とつづく。好スタートをきった新井はペースを上げ逃げ切り体制に持ち込もうとする一方、後方では成田が増田に猛チャージをかけ、3周目2位へ浮上。
成田は新井をもパスしトップへ躍り出た。成田、新井、増田、小島、好スタートを切った小方とレースが進行する。
5週目、3番手を走っていた増田と小島が絡み、増田が転倒!小島が3位に上がる。新井が成田へ猛チャージをかけるが、15分すぎたところで、今度は成田がゴール手前でエンスト!その間に、新井がトップへ
躍り出てそのままレースは終了、なんと新井がこのクラス初優勝を飾った。ルーキーながら快挙を成 し遂げた新井に、今シーズンチャンピオンの期待がかかる。
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ルーキーながらトップ争いに加わる新井は、このクラスヒート2で初優勝をかざる。
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ヒート1
HRCの平田がまずはホールショットを取り、小島、池谷とレースがスタート。1周目3位の池谷が小島をパスし2
位へ浮上、小島がサイドチャージをかけ池谷を抜き2位へ上がるが、事前のテストで調子を上げてきた平田はト
ップで快走を続け2位に大きなアドバンテージを作りにかかる。その後方では、勝谷が池谷に猛チャージをか
け3位に上がりその勢いで2位の小島にも襲いかかる。猛烈な勢いで勝谷は平田を追い上げるがとどかず、平田が逃げ切り今シーズン嬉しい初優勝を飾る。
ヒート2
好スタートを切ったのは斉木。次に平田、小島、勝谷の順でレースがスタート。調子を上げていた平田は、好タイム
でラップを重ね2位と距離を広げ、序盤から独走態勢に入る。その後方では、小島と勝谷が熾烈なバトルを
繰り広げ、ついに勝谷が小島を抜き2位へ浮上。勝谷はペースを上げ平田との差も縮めていくが、時すでに遅し。ヒ
ート1同様平田が優勝を飾る。勝谷の走りは、今シーズンの気合いを伺わせた。
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安定した走りと好スタートで、久々のピンピンをゲットした平田!今シーズン平田が欲しいのはチャンピオンだけ。 |
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久々のピンピンをゲットし、表彰台に上がる平田。この3人が今シーズン激しい戦いを見せてくれそうだ。 |
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今回は今ひとつ調子にのれなかった小島だが、調子の良い平田と勝谷にやられた感じだ。 |
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松下のホールショットでレースが始まり、原田、筒井の順でレースがスタート。1周目から抜け出した原田は2番手に大きく差を付け独走態勢に持ち込もうとする。一方、2番手争いは、原田、筒井、小関、大隅の4人のライダーが接近戦でレースが進行。松下は一時筒井に抜かれるが再度抜き返し2位との距離を14秒もつけ、独走のままゴール。今シーズン2勝目を飾る。
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スタートから飛び出し逃げ切った松下はシーズン2勝目を飾った。 |
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スタートの1コーナーで、小関、鎌倉、松尾が転倒。平良、高原、原田、松下、大隅が好スタートを切りレースがスタート。2周目には松下がトップへ浮上し、IB-2同様引き離しにかかる。松下はペースをあげ2位と大きく差をつけ独走態勢を作ろうとするが松下は転倒。安定した走りで2位に上がってきた大隅が松下を交わしトップへ浮上。そのままゴールし、念願の嬉しい初優勝を飾る。松下は結果4位となった。 |
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初の優勝を飾った大隅。第1戦から調子を上げている。 |
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調子を上げている益がホールショットを決めレースがスタート。益、西村姉妹、佐藤と続く。ディフェンディングチャンピオンの鈴木沙耶はスタートで出遅れてしまう。益は、好スタートから独走態勢を築き、激しい追い上げを見せた鈴木沙耶だが時すでに遅し。益がそのまま逃げ切り2戦目にして今シーズンの初優勝を飾る。3位には西村奈奈が入り、レースを始め10年で初の表彰台に上り嬉しい涙を見せてくれた。 |
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スタートから独走態勢をきずいた益。鈴木に勝にはスタートがポイントとなるだろう。
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総勢37名がエントリーしたこのクラス。好スタートをきったのは、茂木、秋永、久保、皆川。上位の3人はレース序盤から快進撃を続けトップの茂木を久保が追うが、茂木がそのまま逃げ切り優勝。大勢の参加が見られたこのクラス、お客さんからの声援も盛んであった。
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スタートからアグレッシブな走りを
見せてくれた茂木選手。
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