#5星野優位、完全勝利。
08年moto1クラスチャンピオンとなる。
#5星野(Team CRF Family&KBS RS)が豪雨の中、安定した速さを見せ勝利を掴んだ。今期4勝目。最終戦を残して、#5星野は2008年moto1クラスシリーズチャンピオンを決めた。
レースは、その#5星野がポールポジションスタートからホールショット、そのまま#4松本の追撃をかわしトップを一度も譲ることなくゴール、という完璧なレース展開。
星野は雨のレースを得意としているが、それ以上に安定した強さを見せたレースでもあった。その星野を唯一追いつめた#4松本(Agip Husqvarna
RACING WORLD with CPsports)は、最終ラップにフロントタイヤをパンクさせてしまう。その隙に#2佐合(ブルーヘルメットMSC)が2位に浮上。#4松本は3位に。
4位には#3増田(JAWS RACING YAMAHA+REAL EQUIP)、5位#19池田(Orange Club うず潮レーシング福山)、6位には地元熊本の#23川上(Team
アバンテージュ)が入った。
ロードレースに移った昨年のチャンピオン#1大楽(Dune☆moto&DCRT)が今回スポットで参戦したが、序盤3位を走るもマシントラブルで13位に終わる。
#6森田(SRF SPORT & HighSideJunkies)は怪我のため前戦にひきつづき欠場となった。
結果moto1
class
1位 |
#5 |
星野 |
Team CRF Family&KBS RS |
2位 |
#2 |
佐合 |
ブルーヘルメッットSMC |
3位 |
#4 |
松本 |
Agip Husqvarna RACING WORLD with CPsports |
4位 |
#3 |
増田 |
JAWS RACING YAMAHA+REAL EQUIP |
5位 |
#19 |
池田 |
Orange Club うず潮レーシング福山 |
6位 |
#23 |
川上 |
Teamアバンテージュ |
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ついにチャンピオンとなった、若き#5星野。レース直後のほっとしたような表情が印象的だった。
このチームはこの短いMOTO1の歴史の中で2人目のチャンピオンを育てたことになる。(チーム監督である佐藤健二氏は06年にも松本康をmoto1クラスのチャンピオンにしている) |
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今年の星野は安定した速さが結果に繋がった。新チャンピオンの誕生だ。おめでとう! |
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今年は今ひとつ元気が無い#2佐合。しかしきっちりと2位を獲得。最終戦Motegiラウンドの走りに期待したい。 |
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3位の#4松本。タイムアタックでは今回もトップタイムを叩き出す。 |
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大粒の強い雨の中、安定した速さを見せ勝利したCRF250Rに乗る#星野。08年moto1クラスシリーズチャンピオンを決めた。今回も、全く隙の無いレース運びだった。(Team
CRF Family&KBS RS) |
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この日唯一星野を追いつめたハスクSM450RRの#4松本であったが、残念にもフロントタイヤをパンクさせてしまう。結果は3位。
(Agip Husqvarna RACING WORLD with CPsports) |
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2位に食い込んだ#2佐合。06年の不運がよみがえるこの熊本ラウンドだが、今回は佐合に幸運をもたらした。前も見えないような豪雨の中、CRF450Rを手足のようにコントロールする。(ブルーヘルメットMSC) |
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ロードレースで活躍する昨年のチャンピオン#1大楽が、ヤマハに乗ってスポット参戦。一時は3位を走ったのだが,しかしマシントラブルで13位となる。ロードで鍛えられたのか、正確なマシンコントロールを見せてくれた。(Dune☆moto&DCRT) |
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