レース情報 ライセンス ダウンロード おすすめショップ 当協会について
 
rece
種目別最新情報
tree01 ロードレース
tree01 モトクロス
tree01 トライアル
tree01 スノーモービル
tree01 スーパーモタード
tree01 エンデューロ
tree02 その他競技種目
レース観戦情報&レース結果
tree01 ロードレース
tree01 モトクロス
tree01 トライアル
tree01 スノーモービル
tree01 スーパーモタード
tree02 エンデューロ
レースカレンダー検索
TV放送予定
tree02 BS , 動画配信
国内競技規則書
FIM規則(和訳)
公認車両
公認用品・部品
アンチドーピング
全日本選手権シリーズランキング
 

写真&レポート
Kumamoto 10/5sun Sekia Hills
↑戻る
第7戦Kumamotoラウンド、またも雨のレース。
 第7戦、決勝はまたしても雨となった。第1戦、第2戦、第4戦、そしてこの第7戦と今年は雨のレースが多い。この熊本県セキアヒルズのコースはもともとスリッピーなコースなのだが、時に豪雨となるこの天候がより一層レースをタフなものにした。
 


#5星野優位、完全勝利。
08年moto1クラスチャンピオンとなる。
 #5星野(Team CRF Family&KBS RS)が豪雨の中、安定した速さを見せ勝利を掴んだ。今期4勝目。最終戦を残して、#5星野は2008年moto1クラスシリーズチャンピオンを決めた。
 レースは、その#5星野がポールポジションスタートからホールショット、そのまま#4松本の追撃をかわしトップを一度も譲ることなくゴール、という完璧なレース展開。
星野は雨のレースを得意としているが、それ以上に安定した強さを見せたレースでもあった。その星野を唯一追いつめた#4松本(Agip Husqvarna RACING WORLD with CPsports)は、最終ラップにフロントタイヤをパンクさせてしまう。その隙に#2佐合(ブルーヘルメットMSC)が2位に浮上。#4松本は3位に。
 4位には#3増田(JAWS RACING YAMAHA+REAL EQUIP)、5位#19池田(Orange Club うず潮レーシング福山)、6位には地元熊本の#23川上(Team アバンテージュ)が入った。
 ロードレースに移った昨年のチャンピオン#1大楽(Dune☆moto&DCRT)が今回スポットで参戦したが、序盤3位を走るもマシントラブルで13位に終わる。
 #6森田(SRF SPORT & HighSideJunkies)は怪我のため前戦にひきつづき欠場となった。

結果moto1 class
1位
#5
星野
Team CRF Family&KBS RS
2位
#2
佐合
ブルーヘルメッットSMC
3位
#4
松本
Agip Husqvarna RACING WORLD with CPsports
4位
#3
増田
JAWS RACING YAMAHA+REAL EQUIP
5位
#19
池田
Orange Club うず潮レーシング福山
6位
#23
川上
Teamアバンテージュ

ついにチャンピオンとなった、若き#5星野。レース直後のほっとしたような表情が印象的だった。
このチームはこの短いMOTO1の歴史の中で2人目のチャンピオンを育てたことになる。(チーム監督である佐藤健二氏は06年にも松本康をmoto1クラスのチャンピオンにしている)
今年の星野は安定した速さが結果に繋がった。新チャンピオンの誕生だ。おめでとう!

今年は今ひとつ元気が無い#2佐合。しかしきっちりと2位を獲得。最終戦Motegiラウンドの走りに期待したい。
3位の#4松本。タイムアタックでは今回もトップタイムを叩き出す。
   

大粒の強い雨の中、安定した速さを見せ勝利したCRF250Rに乗る#星野。08年moto1クラスシリーズチャンピオンを決めた。今回も、全く隙の無いレース運びだった。(Team CRF Family&KBS RS)
この日唯一星野を追いつめたハスクSM450RRの#4松本であったが、残念にもフロントタイヤをパンクさせてしまう。結果は3位。 (Agip Husqvarna RACING WORLD with CPsports)
2位に食い込んだ#2佐合。06年の不運がよみがえるこの熊本ラウンドだが、今回は佐合に幸運をもたらした。前も見えないような豪雨の中、CRF450Rを手足のようにコントロールする。(ブルーヘルメットMSC)
ロードレースで活躍する昨年のチャンピオン#1大楽が、ヤマハに乗ってスポット参戦。一時は3位を走ったのだが,しかしマシントラブルで13位となる。ロードで鍛えられたのか、正確なマシンコントロールを見せてくれた。(Dune☆moto&DCRT)
 



3人が横並びでコーナーに入る激しいバトル。#1佐々木、#2谷田部、#10濱田。#1佐々木はmoto2シリーズチャンピオンを決めるのか。
 このmoto2も雨のレースとなった。ホールショットを決めたのはポールポジションからスタートした#1佐々木(DIABLO)。しかし2ラップ目、第1ダートの進入で#2谷田部(チームフィンガーオート)がインを差しトップにたつ。#2谷田部、#1佐々木、#10濱田(サンビシモータース&PHN)の争いとなる。
 コースはダートから引っ張り出された粘土質の土で覆われ、ラップを重ねるにつれスリッピーな状態となっていく。イン側のラインは土で覆われ、使えないほどの状況だ。そのなか#1佐々木は#2谷田部をプッシュしつづける。その2台の直後には#10濱田がつける。
 残り5ラップ、先ほどと同じ第1ダート進入で今度は#1佐々木が#2谷田部のインに入る。2台は横に並んだままダートを立ち上がり3コーナーへ。しかし#2谷田部のブレーキングが間に合わずコーナーのイン側につけない、#2谷田部のアウト側にいた#1佐々木は谷田部に押し出される形となる。その2人の直後につけた#10濱田が、そのあいたインを差す。3台は真横に並んだまま3コーナーを回り立ち上がる!その3台は一歩も譲らずそのまま4コーナーへ。その4コーナーのイン側は#1佐々木。わずかな差で前に出た#1佐々木はスリッピーな最イン側のラインをうまく旋回、今度は#1佐々木が前に出た。#2谷田部、#10濱田と順位は入れ替わる。
 再び#1佐々木がトップに立つと、#1佐々木は、#2谷田部、#10濱田を引き離しにかかった。結局#1佐々木がそのまま逃げきりトップでゴール。雨と泥の中のレースを勝利した。2位は#2谷田部、3位は#10濱田が入った。この勝利で#1佐々木が2年連続のmoto2シリーズチャンピオンを決めた。
 4位は#5水庫と熾烈な戦いを制した#70高山(High&Hill STYLE)が、5位は#44山下政弘、6位は山下朋希(ともにアルタイヤ ハスクバーナ レーシング) が入った。

結果moto2 class
1位
#1
佐々木
DIABLO
2位
#2
谷田部
チームフィンガーオート
3位
#10
濱田
サンビシモータース&PHN
4位
#70
高山
High&Hill STYLE
5位
#44
山下政弘
アルタイヤ ハスクバーナ レーシング
6位
#4
山下朋希
アルタイヤ ハスクバーナ レーシング

最終戦を残し、2年連続のmoto2クラスシリーズチャンピオンを決めた#1佐々木。
2位に入った#2谷田部。しかしそこには喜びは無い。
なかなか実力を発揮できなかった#10濱田。ようやく表彰台に。
佐々木のインを差しトップを奪うYZF250#2谷田部(チームフィンガーオート)。
ハンドルバーをあてながらの熾烈なバトルを制し再度トップに立つCRF250#1佐々木(DIABLO)。食らいつく#2谷田部。
#10濱田はトップに立つチャンスがあったのだが。終始トップ争いを続けたYZF250Fと#10濱田(サンビシモータース&PHN)。
市販車WR250Xを今回も入賞させた#70高山(High&Hill STYLE)。
激しい戦いに勝った#1佐々木。全身に浴びた泥がタフなレースであったことを物語る。
 


#28池田、今期2勝目をあげる。
 前ラウンドでチャンピオンを決めた#1小林は、予選でのクラッシュによる負傷で決勝をキャンセル。レースは打倒#1小林を目標の#28池田(Orange Club うず潮レーシング福山)の一人舞台となった。ポールポジションスタートから、一度もトップを譲ることなくそのままフィニッシュ。完璧なレースだった。
 注目を集めたのは、地元九州の#6淀川(D-GARAGE & GOLDEN SMITH)。#2千葉、#69和泉を抑えて2位に食い込んだ。3位は#2千葉(陸奥組・安倶楽や・GOLDEN SMITH)が入った。#2千葉は今回、九州のチームに招かれ走るという異例の参戦。全国に多くのファンを持つ千葉ならではだ。

結果unlimited class
1位
#28
池田
Orange Club うず潮レーシング福山
2位
#6
淀川
D-GARAGE & GOLDEN SMITH
3位
#2
千葉
陸奥組・安倶楽や・GOLDEN SMITH

今期アンリミ2勝をあげた#28池田。「アンリミももっと盛り上がってほしいです!」インタビューでは自分の事以上にMOTO1全体のことを語ってくれた。池田はmoto1とアンリミのダブルエントリー。
2位に入った#6淀川。
3位に入ったのは#2千葉。アンリミはKTMが上位を占めた。
圧倒的な速さで勝利したKTMの#28池田(Orange Club うず潮レーシング福山)。
2位に食い込んだ地元九州の#6淀川。淀川もKTM。(D-GARAGE & GOLDEN SMITH)
#2千葉は今回KTMに乗り3位。(陸奥組・安倶楽や・GOLDEN SMITH)
   
Photo:N.Shinohara  

Copyright 2011 Motorcycle Federation of Japan All Rights Reaserved.
|