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写真&レポート
MOTO1 Rd.6 Aichi 9/6sat-7sun Lido MIHAMA Circuit
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第6戦愛知ラウンドは美浜サーキットで開催された。
コースデザインは長いダートセクションが特徴、またファンサービスとしてトップライダーからのプレゼントタイム企画されMOTO1の新しい姿が提案された。
決勝の行われた日曜日は一週間降り続いた雨もあがり快晴となり、気温も40度近くまであがる真夏のような天気となった。この第6戦は愛知県知多半島にある美浜サーキットで開催された。コースはこの第6戦用にダートセクションが大きく改造され、長くタフでテクニカルなものが用意された。今までのオールスター戦で最長となるダートセクションである。会場は多くのお客様でにぎわい、お昼の休憩時間に行われたトップライダーからのプレゼントタイムも盛り上がった。それ以外にも数多くの景品が用意されお客様にプレゼントされた。いい意味で、レースがスポンサーのPRの場になったいたようだ。
 


#2佐合が本来の強さを見せ今期初勝利。

 強い#2佐合(ブルーヘルメットMSC)が戻って来た。タイムアタック予選こそ#4松本にトップを0.1秒差で譲ったものの、予選ヒートからは完璧なレースを見せた。特に土曜日に行われたタイムアタックでのライディングはすばらしかった。いとも簡単にマシンをコントロールしてしまうそのライディングは、ぎりぎりのタイムアタックをしているというより、ダンスを踊っているかのように見える。美しさとダイナミックさを兼ね備えたライディングとでも言えばいいのか、いつまでも見ていたいと思わせる走りだった。
 決勝レースは、そのPPからスタートした#2佐合が一度もトップを譲ることなく安定した走りでそのままフィニッシュ。#2佐合の圧倒的な強さを見せたレースとなった。2番グリッドスタートの#4松本は(Agip Husqvarna RACING WORLD with CPsports)は一時#2佐合をプッシュするのだが、序盤でなんとスリップダウン、3位に落ちてしまう。#4松本はこのところ追撃中でのスリップダウンが多い。
 2位に入ったのはJAWSこと#3増田(JAWS RACING YAMAHA+REAL EQUIP)。いまひとつ元気のないように見えたがしっかりと2位に入るのはさすがだ。
 レースはもう一つの見所があった、それはハスクの市販車SM450Rに乗る#13金児伸二(モトスポーツK‘s)とアプリリアの#27金児隆太(チームレアルエキップ アプリリア)親子による激しい4位争いバトルだ。
 1コーナー進入で前を行く父#13金児伸二に、息子#27金児隆太が幾度も襲いかかかった。トップスピードで勝るアプリリアの#27隆太はストレートエンドから1コーナー進入で#13金児をパスするのだが、直後の2コーナーで#13金児が抜き返す。毎ラップこのバトルが繰り返される。時にマシンや身体がぶつかり合う激しいバトルとなった。結局この戦いを制したのは#27金児隆太、4位に入る。5位はその#13金児伸二、6位は同じハスクに乗る#12大塚(Te’s倶楽部withハスクバーナ)が入った。

※ 今回、#5星野(TeamCRF Family & KBFRS)、#19池田(Orange Club うず潮レーシング福山)らは全日本モトクロスに参戦、MOTO1を欠場している。
※ また、#6森田(SRF SPORT & HighSideJunkies)は怪我のため前戦にひきつづき欠場した。

結果moto1 class
1位
#2
佐合
ブルーヘルメッットSMC
2位
#3
増田
JAWS RACING YAMAHA+REAL EQUIP
3位
#4
松本
Agip Husqvarna RACING WORLD with CPsports
4位
#27
金児隆太
チームレアルエキップ アプリリア
5位
#13
金児伸二
モトスポーツK‘s
6位
#12
大塚
Te’s倶楽部withハスクバーナ

第6戦終了時点でのポイントランキング
1位
#5
星野
TeamCRF Family & KBFRS
94pt
2位
#2
佐合
ブルーヘルメッットSMC
93pt
3位
#4
松本
Agip Husqvarna RACING WORLD with CPsports
78pt
4位
#3
増田
JAWS RACING YAMAHA+REAL EQUIP
63pt
5位
#12
大塚
Te’s倶楽部withハスクバーナ
59pt
6位
#27
金児隆太
チームレアルエキップ アプリリア
50pt
※全8戦中6戦のポイントを有効ポイントとする。

本領発揮の1勝、
#2佐合(ブルーヘルメットMSC)。
#3増田(JAWS RACING YAMAHA+REAL EQUIP)は2位。

#4松本(Agip Husqvarna RACING WORLD with CPsports)3位。

激しいバトルを演じた4位の#27金児隆太(チームレアルエキップ アプリリア)と5位の#13金児伸二(モトスポーツK‘s)。「1コーナーでオヤジが邪魔で?」という言葉に反応する#13金児。この2人は親子ではあるが、純粋にライバルである。
圧倒的な速さを見せつけたCRF250Rと#佐合(ブルーヘルメットMSC)。
#2佐合の特徴的な、美しくもダイナミックなライディングが戻ってきた。
この日佐合はゴール後、待ち受けたメカニックとしっかりと抱き合った姿が印象的だった。
ブルーと白のYZ450Fと#3増田、その豪快なライディングはスーパーモタードの魅力をよく表現している。
#2佐合を脅かした#4松本だったが。この後、素早いリスタートでひとつ順位を落とすにとどめ3位に入った。
#3増田と#4松本。#4松本はあと一歩のところまで迫ったが。
ハスクバーナSM450Rの#13金児伸二と、アプリリアSXV450B.D.Vの#27金児隆太の毎ラップ繰り返される激しいバトル。ストレートエンドで高速スライドのまま並んで入る2台。美浜サーキットはこの1コーナーのすぐ上に観戦ポイントがあり、このこの迫力あるバトルを間近で観ることが出来た。
 



ラストラップまで続いた3人の激しいバトル。そのバトルを征したのは#2谷田部。
 moto2クラスは最後まで見応えのあるレースとなった。PPを獲ったのは#2谷田部(チームフィンガーオート)。2番グリッドはポイントで#1佐々木(DIABLO)を追いかける#44山下政弘(アルタイヤ ハスクバーナ レーシング)。そして3番グリッドにはポイントランキングトップの#1佐々木(DIABLO)がつく。レースはこの3人のドッグファイトとなった。
 HSを獲ったのはPPスタートの#2谷田部。続いて#44山下、#1佐々木の順となる。序盤は#2谷田部が後続を引き離すがものの徐々に#44山下、#1佐々木が追いつく。とそこからドッグファイトは始まった。
 この3台はコーナーではタイヤが接触するかのような距離で前後に並び、時にコーナー侵入では横に3台並ぶようなシーンも。ストレートエンドの1コーナー侵入では毎ラップ鍔ぜり合いとなる。しかし#2谷田部は冷静なライディングでトップをキープする。昨年の速い#2谷田部がそこにいた。
 ラストラップ、このままの順位で終わるのかと思った1コーナーの進入でついに3番手の#1佐々木が前を行く#44のインに頭をつっこみ捉える。ラストラップで2位に浮上。佐々木はスタート直後から、この1コーナー進入ラインを前の2人とは全く違うラインを使っていた。「佐々木さんが狙っているのは当然知っていました。でも自分は自分のベストラインで走ることを選びました、佐々木さんをブロックするようなことは全く考えませんでした。そのラインで曲がって行けた佐々木さんが1枚うわてだったと言うことだと思います。」とレース後#44山下政弘は答えてくれた。
 結局このバトルに勝ったのはヤマハに乗る#2谷田部。#2谷田部はようやく今期初勝利。ようやく速い谷田部が戻ってきた。2位には#1佐々木、3位は#44山下政弘が入った。最後まで見応えのあるレースとなった。

結果moto2 class
1位
#2
谷田部
チームフィンガーオート
2位
#1
佐々木
DIABLO
3位
#44
山下政弘
アルタイヤ ハスクバーナ レーシング
4位
#4
山下朋希
アルタイヤ ハスクバーナ レーシング
5位
#8
多川
moto禅×Kei’s×Absolute with C.M.A
6位
#70
高山
High&Hill STYLE MRF
 
第6戦終了時点でのポイントランキング
1位
#1
佐々木
DIABLO
102pt
2位
#44
山下政弘
アルタイヤ ハスクバーナ レーシング
96pt
3位
#2
谷田部
チームフィンガーオート
78pt
4位
#5
水庫
TeamCRF Family & KBFRS
66pt
5位
#70
高山
High&Hill STYLE MRF
53pt
6位
#8
多川
moto禅×Kei’s×Absolute with C.M.A
40pt
※全8戦中6戦のポイントを有効ポイントとする。
1コーナーを高速スライドで駆け抜けるYZF250に乗る#2谷田部。
ラストラップ、高速スライドのまま入る1コーナー進入で#1佐々木は#44山下政弘をパスし2位に上がる。
#2谷田部(チームフィンガーオート)はようやく今期1勝目をあげる。昨年のあの速さがようやく戻ってきたようだ。
ラストラップで2位に食い込んだ#1佐々木(DIABLO)。
3位の#44山下政弘(アルタイヤ ハスクバーナ レーシング)。しかしそこには全力で闘った達成感というような笑顔があった。
 


#1小林今期4勝目。08年シリーズチャンピオンを獲得!
 #1小林(Te’s倶楽部withハスクバーナ)はスタートでHoleShotを決めると、まったく危なげない走りでトップを一度も譲ることなくそのまま逃げ切り今期4勝目をあげた。残り2戦を残して小林は08年moto1アンリミテッドクラスシリーズチャンピオンを決める。これで2年連続アンリミチャンピオンをハスクバーナにもたらしたことになる。
 2位には同じハスクに乗る#27橋本(EXP SENRI@HuskySuplle!)が入り、3位はKTMの和田(メカニコ&デグナー THX Y-shop須崎南)が入った。

結果unlimited class
1位
#1
小林
Te’s倶楽部withハスクバーナ
2位
#27
橋本
EXP SENRI@HuskySuplle!
3位
#72
和田
メカニコ&デグナー THX Y-shop須崎南

第6戦終了時点でのポイントランキング
1位
#1
小林
Te’s倶楽部withハスクバーナ
114pt
2位
#27
橋本
EXP SENRI@HuskySuplle!
54pt
3位
#2
千葉
陸奥組&安倶楽や・しらゆり美容院
45pt
※全8戦中6戦のポイントを有効ポイントとする。

2戦を残し、08年moto1アンリミテッッドクラスチャンピオンを決めた#1小林(Te’s倶楽部withハスクバーナ)。
惜しくも2位の#27橋本(EXP SENRI@HuskySuplle!)。
3位に入ったのはロードレース出身の#72和田(メカニコ&デグナー THX Y-shop須崎南)。
スタート直後の1コーナーを並んで入る2台のハスク。HSを獲ったのはSM630Rに乗る#1小林。
ハスクSM570の#27橋本。いま一歩#1小林に届かなかった。
一度は2位に上がったKTMの#72和田。

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