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写真&レポート
MOTO1 Rd.1 BIWAKO 3/29〜30 Biwako Sports Land
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2008年シーズン始まる。今年は全8戦、まずは琵琶湖。
 08年のMOTO1が3月29日開幕した。今年よりMOTO1は全8戦となりこの琵琶湖ラウンドが新しく加わった。
 サーキットは菅生のモタードコースのように小さなコーナーの多いコースデザイン。ダートセクションはコース外に設定され、バンクコーナーが2、ジャンプが2設けられた。その2つのコーナーは、2本のラインが(外側のバンク側と、ショートカット的なイン側のライン)ありパッシングポイントとなっていた。ターマックセクションにパッシングポイントが少ないためこの2つのラインのあるダートコーナーは有効だったようだ。
 モタードはまだ日本では歴史が浅く、そのためにコースデザインについてのノウハウも少ないと言っていい。コースデザインがレースを面白くもつまらなくもすると言う意味で、このコースデザインは今後重要になってくると思われるSuper Motardというスポーツをまだよく知らないお客様には特に重要だと思われる。今回のようにダートコーナーに2つのラインを設定するのは(なおかつどちらのラインを通過しても差は出ず、良くできていた。特にmoto2クラスでは有効だったようだ)レースの醍醐味であるバトルシーンを作ることが出来ると言う意味で良かったと思う。
かっこいいマシンに、かっこいいライダー達。あとは
 レースレポートに入る前にもうひとつ気づいたこと。それは各マシンのグラフィックが非常に美しくなったことだ(ツナギのグラフィックも同様にかっこいい!)。その結果、会場が華々しくなった。レースとは関係の無いことのようだが、やはり観客からすれば重要なことと思われる。せっかく見に行くのだから会場は華々しい方が楽しいし、またスポーツなのだから”かっこいい”というのは重要な要素だと思うからだ。
 これは各チームにメインスポンサーがつき、またスポンサー数も増え、マシンやツナギにロゴが多く入ったのが大きな理由だと思う。MOTO1も一歩ずつ進化しているようだ。
 


日本メーカー対 海外メーカーの戦い。
 激戦のmoto1クラス。PPは予選から圧倒的な速さを見せた#5星野優位(Team CRF Famiry)が得る。決勝レースでもスタートからHSを決めラップを重ねるごとに2位の佐合(ブルーヘルメットMSC)をじりじりと引き離しそのままゴール。こちらも初優勝!「今回のシーズンオフは走り込みもしたけど、マシンを作りこみました。今までより、少し後ろに乗るイメージにポジションを変更し、車高も少しあげました。それが良かった。自分のイメージどおりのライディングができるいいマシンができました。今回はマシンのおかげです(笑)」とコメント。今年はいよいよ、、、。
 moto1はもうひとつの見所があった。ジョーズこと#3増田(ジョーズレーシングヤマハ+レアルエキップ)が見せてくれた。#3増田は予選の最終ラップ、1コーナー立ち上がりでハイサイドで路面に叩きつけられ意識を失う。会場は一時騒然。しかし、その増田は30分後の決勝レースのグリッドにならぶ。当然最後尾スタートである。ここからSHOWが始まる。まず1ラップ目で7台をパス。このパッシングポイントのほとんど無いコースで追い上げる。まさにそのJAWSと言うあだ名のごとく、鮫が獲物を食いちぎるように目の前を行くマシンをとらえていく。ラップごとに1台また1台と食いちぎる。初めてレースを見に来たという女性のお客さんが横にいたのだが、しきりに「あの青い選手がかっこいい、、、すご?い」と言っていた。増田は最終的に5位でフィニッシュ。
 レースの結果は、2位に#2佐合、3位には今年から念願のハスクに乗り換えた#4松本(アジップ・ハスクバーナレーシングワールドwithCPスポーツ)が入った。


結果moto1 class
1
#5
星野
HondaCRF450R’08 (Team CRF Famiry)
2
#2
佐合
HondaCRF450R’08 (ブルーヘルメットMSC)
3
#4
松本
HusqvarnaSM450RR’08 (アジップ・ハスクバーナレーシングワールドwithCPスポーツ)
4
#12
大塚
HusqvarnaSM450RR’08 ()
5
#3
増田
YamahaYZ450F’08 (ジョーズレーシングヤマハ+レアルエキップ)
6
#11
三苫
HondaCRF450R ’03 ()

初勝利の#5星野。その速さはずば抜けていた。マシンはCRF450R
調子は今ひとつのように見えたがなんとか2位に入る#2佐合。ここがこの佐合の強さだ。こちらもマシンはCRF450R
念願のハスクに乗り換えた#4松本。マシンはSM450RR。
今回も魅せてくれた#3増田。決勝で10数台のごぼう抜きを演じた。
 
1位 #5星野(Team CRF Famiry)
2位 #2佐合(ブルーヘルメットMSC)
3位 #4松本(アジップ・ハスクバーナレーシングワールドwithCPスポーツ)



市販車対、レーサーマシンの戦い。
 moto2クラス。まず注目を集めたのはヤマハWR250Xに乗る#70高山(HIGH and HILL style x MRF)。タイムアタックでレーサーマシンを相手にトップタイムを叩き出す。予選レースでは400ccに乗る#44山下政弘(アルタイヤ・ハスクバーナレーシング)にトップを奪われたものの互角の走り、会場は非常に盛り上がった。
 決勝はPPからスタートしたその#44山下政弘がそのまま逃げ切り、うれしい初勝利!#44山下は昨年までmoto1クラスに参戦しており、moto2は今年から。まだまだ400ccのmoto2マシンに慣れていないというから今後が期待だ。2位には#2谷田部(チームフィンガーオート)が入る。3位には先の#70高山が入った。残念なのは、最終ラップまで3位を走っていた#41大西(98%RACING&FENNEC)が、1コーナーで雨に足をすくわれコースアウト、そのままリタイヤとなってしまった。
 moto2クラスは今年エントリーが急増した。#70高山のレースマシン以外での参戦などもあり、今年はmoto2クラスは見応えがあり面白いレースが展開されるのではないだろうか。非常に期待したい。それにしても#1佐々木の元気の無さが気にかかる。

結果moto2 class
1
#44
山下
HusqvarnaSM400 (アルタイヤ・ハスクバーナレーシング)
2
#2
谷田部
YamahaYZ250F (チームフィンガーオート)
3
#70
高山
YamahaWR250X’08 (HIGH and HILL style x MRF)
4
#10
濱田
YamahaYZ250F’07 (サンビシモータース&PHN)
5
#6
池田
KTM250SX-F’08 (Orange Club うず潮レーシング福山)
6
#1
佐々木
HondaCRF250R’06 (DIABLO)

佐々木、谷田部、水庫の3者で激しく競われた序盤のトップ争奪戦。実力伯仲のバトルが展開されたが、その後2人が戦線を離脱するとは誰も予想できなかった。
5番手スタートから混戦を抜け出て一時はトップに躍り出た谷田部。ダートでの速さはmoto2トップクラスだった。
水庫は午前中のタイムアタックでトップを記録し、予選ヒートでも2番手につける好調ぶり。決勝では目の前で転倒した佐々木との接触を落ち着いて回避。粘り強く勝利をもぎとった。
2位 #2谷田部(チームフィンガーオート)
初勝利#44山下(アルタイヤ・ハスクバーナレーシング)
3位 #70高山(HIGH and HILL style x MRF)



#1小林は今年もハスクでまず1勝。
 決勝は冷たい雨となった。タイムアタック予選から#1小林好美(Te’s倶楽部withハスクバーナ)がトップに立つ。そのまま決勝でもポールポジションからホールショットを決めそのままトップを守りきりフィニッシュ。今期まず一勝。今年この小林を止めるのは誰なのか?
 このアンリミクラスは今年から車両の制限がゆるくなった。450cc以上の排気量があればどんなマシンでも参戦が可能。オフ用の車両でなくとも可能なのだ。さて今年はどんなマシンが登場するのか。かつて1000ccクラスのロードマシンをモタード用に改造したマシンを見たことがあったが、あのようなマシンが走るのはとても楽しい。ぜひそのようなマシンの参戦を期待する。勝つだけがスポーツではないと思う。賛否両論があると思うが、楽しみ、また楽しませるのもスポーツの本来の意味ではないかと思う。※決してそのようなマシンが勝てないと言う意味ではないが。

結果moto1unlimited class
1
#1
小林
HusqvarnaSM630R (Te’s倶楽部withハスクバーナ)
2
#27
橋本
HusqvarnaSM570R (EXP-SENRI@Husky Supple/ハーテリー)
3
#2
千葉
HondaXR650 (陸奥組&安倶楽や&しらゆり美容院)

全く危なげない1勝をハスクにもたらす#1小林。今年はSM630Rに乗る
2位に入った#27橋本。こちらもマシンはハスク。ただしSM570R。
3位には#2千葉。HondaXR650
優勝 #1小林(Te’s倶楽部withハスクバーナ)
2位 #27橋本(EXP-SENRI@Husky Supple/ハーテリー)
3位 #2千葉(陸奥組&安倶楽や&しらゆり美容院)

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