優勝/柳川 明
優勝した瞬間は“長年レースをやっていてよかった”と思いましたね。レース中は、サインボードが見ることができないので27周という周回数は分かっていたから、車載のラップモニターを見ていたら、西日で見えなくなってしまった。タイヤは、すごくいい状態だったけれど、残り5周辺りから何か踏んでしまい振動が出てきてしまった。近くでエンジン音も聞こえないし、後ろにいないことが分かっていたのでペースを抑えて走った。チームのみんなが頑張ってマシンを仕上げてくれたおかげで優勝することができました。開幕戦、第2戦と浮き沈みの激しいレースだったので、今回優勝できたことは、すごく自信になった。
2位/秋吉耕佑
3度目のスタートはクラッチが焼けてしまい、うまくスタートができなかった。前のライダーを抜こうと思うと黄旗が振られていて、勝負できない場面が続き、なかなか思うようにポジションを上げることができなかった。2番手を走っているときに残り周回を確認しようとサインボードを見ようとしたら、1コーナーでコースアウトしてしまい、自分でもガッカリしてしまった。ノリックといいバトルができたので楽しかったですね。
3位/阿部典史
開幕戦から予選では予選タイヤを使ってタイムを出していて、決勝用タイヤでは、とにかくスライドが止まらず厳しい状態が続いていた。決勝朝のウォームアップ走行で試してみたタイヤも合わず、このレースウイークに一度も履いていないタイヤをぶっつけ本番で履いてみたら、それが一番よかった。チームやタイヤのスタッフに感謝したいです。次回のオートポリスは、初めて走りますが応援してくれるファンのためにも頑張りたいですね。
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